電気鍋で炒飯もどき

FriedRiceE--Flyingpan
某休日、昼近くになって腹が鳴り出したので即席めんでも食おうか、と袋を確かめると、あれほどあった即席めんが底をついている。あれま、いつの間に、という感じである。何しろトップバリュの5個入り袋麺を4種類買い込んでおいたのだ。4種類とはもちろん、醤油、味噌、塩、とんこつ。

全部食べてみて、良かった順にあげると、醤油、塩、味噌、とんこつだろうか。醤油は間違いない感じで、塩はあの有名な製品には届かぬかもしれぬが健闘している。味噌はもっと味噌っぽさとか深みがあればなあ。とんこつは、粉末スープと調味油が付属しており、調味油に「とんこつ臭さ」が凝縮しているけど、スープ自体が……ね。

即席めんがなくても騒ぐ必要はない。米100gを炊いて食品用透明フィルムで包んだものが保存してあるのだ。あれを使って、何かすれば良いではないか。あっ、レトルトカレーもないんですけど! え、そうなの? 8個も買ったのに? てか、あんた、どんだけ即席めんとレトルトカレーに頼ってるんだよ。

そっか、じゃもう、しそわかめとご飯、味噌汁といくか。だけど休日である、なにかこう、昼ビールでもいきたいじゃん? ご飯とふりかけ、味噌汁ではちょっとねえ。そうだ、以前「たかはし」さんで買った「五目チャーハンの素」があったんじゃないか? テーブルの上に重なった幾多の書類に埋もれて、それは確かにあった。

では、電気鍋を使って炒飯と参りましょうか。材料は米100gを炊いたもの(なければご飯パック)、ゴマ油、卵、ネギだけ。五目チャーハンの素に裏面には作り方が書いてあるけど、面倒臭いので全て混合して一気に炒めてしまおう。冷蔵(冷凍)庫からご飯を取り出し、電子レンジで温めて(または解凍して)いる間に用意する。

と言っても、卵1個(リッチに行きたいときは2個)をボウルに溶きほぐし、チャーハンの素を入れ、ネギも刻んで投入するだけ。最後に粗熱の取れたご飯を入れてよくかき混ぜる。ちょうどご飯用しゃもじがあったので、それでかき混ぜた。電気鍋にゴマ油を入れ、火力を最大にセットして、鍋がある程度熱せられるのを待ち、投入する。

後は、ご飯しゃもじとかターナーで時々すくってはひっくり返してやるのをくりかえすだけ。取っ手がないので「鍋振り」はできない。卵かけご飯を炒めていく感じなので、初めは「大丈夫だろうか」とか思ってしまうが心配はいらない。テフロン加工の製品なら、新しいうちは滅多にくっついたりしない。

もうね、パラっとした炒飯とか考えず、なんかテキトーに混ぜているうちに卵が固まり、だんだんそれっぽくなってくるのね。強火で一気に、というのは理想だけど、それができない環境だったら、それなりにやり方を変えて対応すればいい。火力が弱い電気鍋でも、炒飯もどきの物なら作ることができるってわけ。

さて料理(と言えるのか?)ができましたよ。もう面倒くさいので皿に盛らず、そのままスプーンで食べる。でね、これ、私だけかもしれないんだけど、けっこうビールに合うんです。熱のおかげ(?)か、終わりのほうはパラっとしていました。いや、これ本当でしてね、決して見栄を張っているわけじゃあござんせんよ。


【付記】
⚫︎ 「五目チャーハンの素」は永谷園の物を使いました。この手の商品を使うのは初めてですが、なかなか便利でした。お味のほうは、一切調味料を加えず、悪条件での調理ですので、そこそこの物でした。誇張表現をわりと好んで用いる乙山ですが、いくらなんでも……ね。

関連記事

チームワークの暴走

今はたぶん平均的男性の体力以下の私だが、これでも中学の時は野球部だった。漫画『プレイボール』や『キャプテン』あるいは『ドカベン』などに夢中になり、将来プロ野球選手になれたらいいな、とか夢を抱く小学生だった。だけど中学生になると、圧倒的な体力の違いを思い知らされて、かつての夢はいつの間にか消えていくものである。

すでに夢は消え、惰性で野球部に所属していたんだけど、ある日主将が「明日から部活後、**の掃除をすることになった。よろしく」と言った。今では考えられないことだが、当時共同のわりと大きな公衆トイレが存在していた。だが、その公衆トイレは自宅の方角とは反対にあり、そこが通過点になる主将たちとは話が違うのである。

確かに公衆トイレの清掃をボランティアでするのは「善行」とは思う。でもチーム全体でやろうとするなら、どうして一言相談してくれなかったのか。決定する前に話し合いが持たれるべきではないのか。この理不尽な「命令」あるいは「強制」に不満を感じたのは、私と近い地域に住む部員数名たちだった。私たちは、やってらんねえよ、と帰宅した。

それからしばらくして部活後、部室で主将が「ちょっと話がある」と言い出した。公衆トイレに私たちの姿がないのを不審に思って、部員の一人を見張らせ、私たちがそのまま帰宅したのを確認した、というのだ。さらに「俺たちが試合に勝てないのはチームワークがないからだ」と主張し、「チームワークを乱す反乱分子」を制裁しようというわけだ。

制裁といっても、そのとき暴力があったわけではない。これは主将たちの名誉にかけて書いておきたい。だが、チームにとって私たちの行動がいかに害を及ぼすものであるかを説き、休憩時間における遊びの一切と、チームをおちょくるような言動(私はよくそれをした)の一切を禁止したのである。もちろん、公衆トイレの清掃は強制参加となった。

チームワークというのは試合中の話で、例えば守備のとき三塁ゴロになった場合、各選手は持ち場でじっとしているわけではない。左翼手は三塁手が後逸した場合を想定して前進する。右翼手は三塁手が暴投した場合を想定して、一塁後方のファウル領域にダッシュする。捕手も一塁前方のファウル領域めがけて走っている。

攻撃の時でも、ランナーが一塁に出れば、打者は一塁走者が二塁、三塁に進みやすいよう、できるだけ右方向に打球を飛ばすよう意識するし、どうしても一塁走者の封殺を防いで進塁させるために犠牲バントを行うこともある。まさに "All for one, one for all" だけど、野球のチームワークとは本来そういうものだと思っている。

ところが、部活後のプライヴェートな時間にまで踏み込んで何かを強制したり、休憩時間の言動を規制したりするのはチームワークではなくて、小さな全体主義である。そうして、ある理念を正当化(美化)し、絶対化(制度化)した時、ファシズムとなる。これは姿形を変えて、ふだんの生活環境にそれとわからぬようにして現れるから恐ろしい。

思い込みは強いけれど思慮のいささか足りない少年たちが、チームワークと全体主義を取り違えて(混ぜ合わせて)しまったことによる小悲劇であった、と今では思える。だけど私にとってよほど心の傷になったのだろうか、今でも悪夢の一つとして、当時の面々が出てきて苦しめられることがある。


【付記】
⚫︎ 私はどうも集団行動が苦手で、群れることを本能的に拒否してしまう性質があります。そして群れることで力を得たかのように振る舞う人も好きになれません。この種の出来事はたぶん、今でも運動系の部活動で起きてしまうかもしれませんが、できれば起こってほしくないですね。

関連記事

大吟醸 北秋田

Daiginjo_KitaAkita
以前〈北あきた にごり酒〉を飲んでわりと良かった印象があった。同酒は株式会社北鹿が出しており、秋田県大館市有浦、とラベルに書いてある。早速ウェブで秋田県大館市を見ると、北秋田市や鹿角市に接しており、青森県との県境に位置し、秋田県最北端であることがわかった。なるほど、それで「北秋田」なわけである。

少しずつ秋田の地名と位置が理解できてきたけれど、とにかく秋田(というか東北の県)はでかい。男鹿温泉郷から秋田市内まで約50kmだけど、関西だと50kmも車で走ればたいがい他府県まで行きますよ。あ、兵庫は別ね。兵庫って、関西では例外的にでかい県で、尼崎(東端)から赤穂(西端)まで行ってこい、とか言われると目眩がしそうになるほどだ。

だから大館市(北端)から湯沢市(南端)まで行くとなると、これはもう「旅行」である。そんな大げさに言うんじゃねえよ、と秋田の人に叱られるかもしれないが、温泉郷から秋田市内まで車に乗せてもらうだけで疲れてしまう(おいおい)私にとって、秋田県の広大さはただ事ではないのだ。そんなのが秋田で暮らしていけるのかよ、って話ですな。

さて某日、所用で姉と会った帰り道、どこかに寄らなくていいか、と言うのでスーパー市場的な所に寄ってほしいとお願いした。チャンスがある度に酒を買っておこうという魂胆である。近所に酒屋はあるんだけど、いわゆる「観光地値段」なんだもん……ゴメンな小母さん、と一瞬心で思ったけれど、北浦の何とかいうスーパー(?)に入った。

いやね、温泉郷に来た頃、ほらあれ、北浦にある何だっけ? えっと「ココット」? じゃなくて「コケット」? とか、わけわかんないことを言って同僚を不思議がらせた商店があるんですよ。ネットで調べてわかったんだけど「nicot」(ニコット)でした。ここで〈高清水〉の紙パック酒を買っておこうかな、と。

ところが〈高清水〉の前まで来てフリーズしてしまった。えっ、うそ、高いじゃん……これって近所の酒屋も真っ青になるくらいだよ? 一応スーパーでしょ、何でこんな値段設定になってんの意味不明、とか思いながら他を探すと、〈大吟醸 北秋田〉の4合瓶が目にとまった。これ、にごり酒の蔵元だ、と思った瞬間買っていた。

原料は米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール。精米歩合50%、アルコール分15度以上16度未満、とラベルにある。酒米の銘柄は不明で、日本酒度とか酸味、アミノ酸度なども不明だが、50%まで精米した米で醸造し、醸造アルコールを添加して作った、ということだと思う。純米大吟醸ではないので念の為。

さっそく飲んでみよう。なるほど「大吟醸」というだけあって、果実を思わせる香りが鼻に抜けて行く。どっしりした重さはなく、むしろ軽いほう。しかしコクと旨味はわりとしっかりしている。どちらかと言えば甘口寄りかもしれないが、スッキリしているので〈爛漫〉〈高清水〉〈太平山〉〈雪の茅舎〉などより辛口に感じた。

余韻は今ひとつで、えもいえぬ旨味がずっと残って後を引く、ということはない。醸造アルコールの平坦な味わいに近いものが残ってしまうが、そんなに悪い後味ではないと思う。2日に分けて飲んでみたけど、1日目の方が美味しく感じた。フレッシュなだけあって、変質も早いのだろうか。3〜4人で、一晩で飲み切るのがいい感じかも。

食中酒としてもぴったりの酒で、刺身とか焼き魚、魚の煮付けなどにも合うと思う。フライやてんぷらなどと合わせても、油をすっきり洗い流してくれるのではないかと想像する。特定の料理と合うというより、かなり広範囲の料理と合う、もてなす側としては使い勝手のいい一本ではないだろうか。

しかもこれ、かなり安い値段で入手したんですよね。詳細は理由(わけ)あって割愛するが、費用対効果からすると、相当出来の良い部類に入ると思う。さすがは「美酒の国」というだけのことはある、この値段でこの品質、灘(兵庫)でも探すのは難しいんじゃなかろうか。冷蔵庫が欲しくなってしまいましたよ。


【付記】
⚫︎ さすがに手放しで大絶賛、というわけには参りませんが、安くて美味い酒が、秋田にはたくさんありそうです。県南にものすごく良さそうなのが……取り寄せになりそうですが、そのうち、と思っています。

関連記事

きんぴらごぼう

20170222204729ce1.jpg
忘週末、ネットスーパーの配達日を逃してしまい、「たかはし」さんで鍋の具材を買うことになった。鶏肉はないので、豚ばら肉200g、えのき茸、椎茸、白葱、ゆでうどんと買い進め、水菜とか菊菜は入手できないとわかった。青物の葉物野菜を何とかしたいのだが、ないんだから仕方がない。ふと見ると、ゴボウがあるではないか。

ゴボウは私の場合、鍋の必須アイテムではないけれど、ちゃんこ鍋屋では確かゴボウが入っていたように覚えている。ゴボウを食べると力がつく、のかどうか知らないし、ちゃんこ鍋に入っているのはそれなりの理由がある、かどうかも知らないけど、まあいいではないか。というわけでゴボウもカゴに入れた。

店の人に訊くと、洗いゴボウだ、とのこと。つまり、そのままささがきゴボウにすれば良いのだろう。経験上、ゴボウは剥くとすぐに変色し、水に浸けると水まで変色するほどである。従来の表現なら「アクが強い」のだと思うが、水にさらすとゴボウに含まれる有効成分(?)まで流出してしまう、とも。

理想はゴボウの皮を剥いたらすぐ調理、なんだろうけど、こっちは鍋の具材にするつもりなのだ。出汁が濁ってしまうのは好ましいことではない。それに、ささがきゴボウを水につけたパックも販売しているではないか。あれなど、有効成分を初めから流しきった状態のはずだけど、誰も文句を言ったりしないでしょ?

ここは「新常識」など無視して、従来通り、ささがきゴボウを水にしっかりさらして「アク」を抜いていこう。うわ、やっぱ水の変色ぶりって、ただ事ではないわ。これ、ゴボウ入りの鍋をする時いちばん最初にすることね。あとは椎茸、エノキ、豚肉って、緑色がないのが辛い! ある時は水菜、菊菜、壬生菜とぜんぶ入れた「緑鍋」が好き!

緑がないのが辛いけど、ゴボウを入れると野趣が溢れるっていうのかな、なんとも言えぬ味わいが出るのがいいですね。けど「入れ過ぎ」にはご注意を。ゴボウは意外と主張するので、度を過ぎるとヤバイことになる。何事にも適量ってものがあるんです。それをわきまえず、つい度を越してしまう(お酒とかね)のは……すいません、私でした。

こんな感じでウィークエンド・ナベを楽しんだ後はどうなるのか? はい、ゴボウが、ほとんどそのまま残っているわけですね。料理好きでもない独身男性なら、冷蔵庫の肥やし(?)となって、カビが生えた頃(あるいは相当年数の熟成後)、取り出されてゴミ箱行きになるわけだが、そこは乙山、早期救済を心がけますよ。

と言っても、ゴボウしかない! こんな時は、やっぱりアレ、きんぴらでござんす。きんぴらと言えばゴボウ、ゴボウと言えばきんぴら、連想ゲームでハマったら抜けられない永劫回帰パターン。「きんぴらごぼう」はしっかり定着している言葉だ、と思う。でも「きんぴられんこん」とか「きんぴらにんじん」なんて、なぜか少ない。

用意するものは、ゴボウ、ごま油、酒、めんつゆ(だしつゆ)だけ。ほんとは酒、みりん、醤油が望ましい、のかな。でも面倒くさいし、なければないで、何とかなればいいじゃん? やはりここでも、始めにささがきゴボウを水に晒しておく。有効成分(?)をどうしても取りたい人はさっとささがきして、ささっと炒めましょ。

電気鍋を熱し、ゴマ油を入れ、水に晒して有効成分の抜けたゴボウを投入する。熱し過ぎなければ、温度はどうでもいい。そのうち、温まって、炒めてるようになる。ある程度炒まったら(生でも死なない)、酒を入れ、次いでめんつゆ(だしつゆ)を投入、テキトーにかき混ぜながら、汁気がほとんどなくなるまで煮詰めて、できあがり。

さて料理(なのか?)ができましたよ。写真は電気鍋で出来上がった状態を写したもの。これを保存容器に入れ、冷蔵庫で3日は大丈夫。本当はもっと大丈夫ですが、念の為。朝食でご飯のお供、晩酌でちょっとしたアテにもなる「きんぴらごぼう」は、なぜか、あっという間になくなってしまいました、とさ。


【付記】
⚫︎ なんか、肩の力抜けまくってない? という声が聞こえてきそうですが、正直、肩の力、抜けてます。こういう時のほうが、不思議と筆が滑るんです。

関連記事

カシミアのマフラー

CasimierMuffler
職業柄、シーズン中は毎日温泉に入ることができる、というと、羨ましがられることが多い。確かウチのはナトリウム泉で、美肌効果があるとか聞いたことがある。私に美肌効果が有ろうと無かろうと、どうでもいいような気もするが、近頃では男性向け美容サロンもあるというではないか。そういえば、なんだか顔のホクロがくっきりしてきたような……

確かに夏季は申し分ないんだけど、12月にもなると笑っていられない。ホテルから寮まで徒歩で6〜7分ほどだが、もうヤバいくらい寒くて、すっかり湯冷めして風邪をひきかねないのである。防寒としてニット帽と手袋は必ず着用したい。体の熱が逃げていく約70%が頭と手からだというのをどこかで聞いた。

暖かい帽子と手袋は必須だが、防寒対策の最後の締めくくりとしてマフラーを着用したい。首や胸元が寒風にさらされていると、そこから熱が奪われ、体温の低下を招く。頭と手、そして首まわりを完全にガードしてしまえば、かなりの防寒対策になるはずだ。だが長年使っていたウールのぱっとしないマフラーも処分してしまった。

新しいマフラーが欲しいなあ、でもお金にそんな余裕はないのだ。諦めようか、と思っていたら、楽天ポイントが貯まっているのを思い出した。世の人々は楽天ポイント、どれくらい貯めているんだろう。私、10000ポイント以上放ったらかしにしてました。やっぱ、これって変? かもしれない、いや、確実にそうだろ!

ということで、貯まりに貯まった楽天ポイントを一気に使い切ってしまおう(極端だな)。 だいたい、頼みもしないのに勝手にランク付けしてくる「何とか会員」ってのもあんまり好きじゃなかった。やれ金だの白金だの金剛石がどうのって、知らんよそんなもん。金剛石会員になったからって、たいした特典もなかったし(ちがうか)。

だけど電気鍋を買うことができ、マフラーも買う気になれたのはやっぱり楽天ポイントのおかげなんだから、あんまり悪くいってはいけない。むしろ感謝しないといけないくらいだ。そんなわけで、マフラーもちょっと良いのを買えるんじゃない? ちょっと良いマフラーとくれば、やっぱりカシミアでしょう。

フェイクのフライト・ジャケットを常用している男になんでカシミアのマフラーが必要なんだ、という非の打ち所のない正論、そして内なる声が盛んに聞こえてくるのだが気にしない。理性的でないのは自分でもよくわかっている、だが欲しい物があって、それが購入可能な場合、人は非論理的で説明不可能な行動を往々にしてするものである。

マフラーといえば、バーバリーみたいなチェック柄に人気があるが、近頃私は無地が好きになっている。それに、ダッフル・コートのフードにすでにチェックが入っているのだ。チェック柄を選べば「チェック・オン・チェック」になってくどくなる。それを無造作にできるのはウィンザー公のような洒落者か、衣服に関心がない人だけであろう。

色は、茶系のダッフル・コートに合わせるのを意識してベージュを選んだ。同じ茶系にまとまって落ち着いた印象になる、と思う。これ以上薄い色を選ぶと首の汚れが付着しそう(おいおい)だ。濃い色を選ぶこともできるのだが、茶系が地の場合、いささか重たくなるし、コントラストがなくなる気もする。やはりベージュあたりが手の打ち所と思う。

さて、ベージュで無地のカシミア・マフラーが届きましたよ。うむ、なんて良い手触り、そして巻き心地だろう。明日はダッフル・コートに合わせて外を歩いてみようか。気分は何だろう、ワンループ巻きかな? で翌日、靴を履いて、と……ドアを開けると、外は一面の銀世界、これじゃあ黒のゴム長靴しか履けないじゃんよ!


【付記】
⚫︎ そうなのです。雪が降る地域ではまず長靴ありきで、それも膝近くまである特別の長靴なんかがあるとベストでしょう。だから長靴を履くのが前提で、それに合わせた衣服を選んで全体を整えるのが雪国の達人と言えましょう。初心者がやってしまいがちなミスを、絵に描いたようにやってしまうのが、そう、私なんです。

またしても公開時期がずれてしまったのですが、秋田はまだ寒いです。あまり寒いと、10度を超えたらもうあったかくて、春みたいな気分になることがあります。画像のマフラーはオフ・ホワイトのように見えますが、実物はもう少し茶色がかっています。茶色系、カーキ系の色再現は本当に難しいですね。

関連記事
プロフィール

只野乙山

Author:只野乙山

⚫︎ できれば「只野乙山=ただのおつざん」とお読みくだされば、と思います。

⚫︎ 文字中心のウェブログ。ほとんど一話完結で、どの記事をご覧になっても楽しめ(?)ます。文字数だけなら一冊の本に匹敵(凌駕?)するほどありますので、ごゆっくりどうぞ。

⚫︎ 下の「全ての記事を表示する」をクリックすると、全記事のタイトル一覧が出ますので過去記事を参照することができます。

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
最新記事
最新コメント

openclose

最新トラックバック
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

アーカイヴ

2017/04 (8)

2017/03 (9)

2017/02 (4)

2017/01 (1)

2016/06 (1)

2016/05 (13)

2016/04 (13)

2016/03 (20)

2016/02 (10)

2016/01 (11)

2015/12 (10)

2015/11 (10)

2015/10 (11)

2015/09 (13)

2015/08 (10)

2015/07 (11)

2015/06 (10)

2015/05 (10)

2015/04 (10)

2015/03 (11)

2015/02 (9)

2015/01 (11)

2014/12 (9)

2014/11 (10)

2014/10 (11)

2014/09 (10)

2014/08 (10)

2014/07 (10)

2014/06 (10)

2014/05 (11)

2014/04 (10)

2014/03 (10)

2014/02 (9)

2014/01 (11)

2013/12 (9)

2013/11 (10)

2013/10 (10)

2013/09 (10)

2013/08 (11)

2013/07 (10)

2013/06 (10)

2013/05 (10)

2013/04 (10)

2013/03 (11)

2013/02 (9)

2013/01 (11)

2012/12 (9)

2012/11 (10)

2012/10 (11)

2012/09 (10)

2012/08 (10)

2012/07 (10)

2012/06 (10)

2012/05 (11)

2012/04 (10)

2012/03 (10)

2012/02 (10)

2012/01 (9)

2011/12 (9)

2011/11 (10)

2011/10 (10)

2011/09 (10)

2011/08 (10)

2011/07 (9)

2011/06 (9)

2011/05 (10)

2011/04 (8)

2011/03 (8)

2011/02 (12)

2011/01 (12)

2010/12 (12)

2010/11 (13)

2010/10 (15)

2010/09 (15)

2010/08 (14)

2010/07 (16)

2010/06 (17)

2010/05 (21)

2010/04 (18)

2010/03 (20)

2010/02 (23)

2010/01 (27)

2009/12 (27)

2009/11 (27)

2009/10 (26)

2009/09 (24)

2009/08 (19)

2009/07 (21)

2009/06 (30)

2009/05 (26)