ペンネ・アラビアータ

外でスパゲッティを食べることなどめったにないが、いつぞや食べる機会があったときに「アラビアータ」というのがあるのを見た。あんまり聞いたことがなく、アラビア風なのかなと思っていた。説明を読むと「辛い」と「トマトソース」が合わさったようなものらしい。どうやらピリ辛風味をアラビア風と解釈したんだろうと勝手に想像した。まあ「ナポリタン」がナポリになくても平気なんだから、アラビアンをイタリア風にアラビアータとか言ったって大丈夫なんだろう。
いかにも日本的な現象だと思っていたのだが、ネットで「アラビアータ」を検索してみるとウィキペディアに当たったので早速見た。すると、意外にもアラビアータはアラビア風ではなかったのである。しかもちゃんとイタリアにあるというではないか。アラビアータは all'arrabbiata (アッララッビアータ、より正確にはアッラッラッビアータ)で、意味は「おこりんぼう風」だとか。ペン型マカロニ(ペンネ・リガーテ)に合わせて食べられることが多いという。
読みにくい(発音しにくい)なあ。なるほど、「ペンネ・リガーテ・アッラッラッビアータ」では長くて言いにくく、あれは途中を省略した言い方だったのだ。正確ではないけれど、ペンネ・アラビアータに賛成一票という気分。それはいいとして、なんだかその「おこりんぼう風ペン型マカロニ」を作って食べたくなった。ニンニクと唐辛子をオリーヴ油で炒め、そこに缶詰のトマトを入れてしばらく煮込んだら、ゆであがったペンネを放り込んで出来上がり、というもの。
今回は作り置きのトマトソースがあるのでそれを利用することにした。何しろトマト缶詰は400g入りのものがほとんどで、一人で食べるには多すぎる。なのでふだんはトマト缶詰を2個買って、それでトマトソースを作ったら、約200g入りのジャム瓶に入れて冷凍している。自分の好みで玉ねぎを入れて作るので200gの瓶が5個ほど製造できる。ちなみにイタリア料理の基本のトマトソースは、玉ねぎを入れずにニンニクをオリーヴ油で炒めたところにトマトを入れて煮詰めるようだ。
用意するものはニンニク、唐辛子、オリーヴ油、ペンネだけである。ペンネのゆで時間は比較的長め(袋には12分とある)なので、ペンネをゆでている間にアラビアータソースはじゅうぶんできる。ニンニクをスライスし、唐辛子の種を取ったら輪切りにするが、そのままでも構わない。オリーヴ油をフライパンに入れ、弱火でニンニクと唐辛子を炒める。これはニンニクの香りと唐辛子の辛みを油に移すのが目的なので、両者を焦がさぬよう注意して行う必要がある。
ニンニクと唐辛子を炒めたところにトマトソースを入れ、全体をかきまぜたら出来上がり。二人で食べるなら、ちょっと多めになるが缶詰トマト400gを全部入れてつぶしながら煮込んでいく。ペンネはゆで時間通りだと硬目になる場合があるので、ゆで時間になったら必ず一つつまんで硬さを確かめてみよう。硬い場合、ゆで汁をソースに加えたところにペンネを入れてちょうどいいところまで一緒に煮込んでしまえばよい。もちろん、そのまま延長してちょうど良い硬さまでゆでるのもいい。ゆで汁は少し残しておくのがポイント。
さて料理ができましたよ。皿に盛り付けて食べるのだが、チーズが好きな人はここにパルミジャーノ・レッジャーノまたはグラナ・パダーノなどを削って振りかけるといいだろう。自分としては乾燥バジルをたっぷり振りかけるほうが好きである。アラビアータソースだけでじゅうぶんおいしいが、ベーコンかパンチェッタを入れると豪華になります。ううむ、ペンネはアル・デンテにこだわるより、ちょっと柔らかめでもいいかもしれない。これ、フォークで食べるのだろうけど、スプーンのほうがいいような気がする。
いかにも日本的な現象だと思っていたのだが、ネットで「アラビアータ」を検索してみるとウィキペディアに当たったので早速見た。すると、意外にもアラビアータはアラビア風ではなかったのである。しかもちゃんとイタリアにあるというではないか。アラビアータは all'arrabbiata (アッララッビアータ、より正確にはアッラッラッビアータ)で、意味は「おこりんぼう風」だとか。ペン型マカロニ(ペンネ・リガーテ)に合わせて食べられることが多いという。
読みにくい(発音しにくい)なあ。なるほど、「ペンネ・リガーテ・アッラッラッビアータ」では長くて言いにくく、あれは途中を省略した言い方だったのだ。正確ではないけれど、ペンネ・アラビアータに賛成一票という気分。それはいいとして、なんだかその「おこりんぼう風ペン型マカロニ」を作って食べたくなった。ニンニクと唐辛子をオリーヴ油で炒め、そこに缶詰のトマトを入れてしばらく煮込んだら、ゆであがったペンネを放り込んで出来上がり、というもの。
今回は作り置きのトマトソースがあるのでそれを利用することにした。何しろトマト缶詰は400g入りのものがほとんどで、一人で食べるには多すぎる。なのでふだんはトマト缶詰を2個買って、それでトマトソースを作ったら、約200g入りのジャム瓶に入れて冷凍している。自分の好みで玉ねぎを入れて作るので200gの瓶が5個ほど製造できる。ちなみにイタリア料理の基本のトマトソースは、玉ねぎを入れずにニンニクをオリーヴ油で炒めたところにトマトを入れて煮詰めるようだ。
用意するものはニンニク、唐辛子、オリーヴ油、ペンネだけである。ペンネのゆで時間は比較的長め(袋には12分とある)なので、ペンネをゆでている間にアラビアータソースはじゅうぶんできる。ニンニクをスライスし、唐辛子の種を取ったら輪切りにするが、そのままでも構わない。オリーヴ油をフライパンに入れ、弱火でニンニクと唐辛子を炒める。これはニンニクの香りと唐辛子の辛みを油に移すのが目的なので、両者を焦がさぬよう注意して行う必要がある。
ニンニクと唐辛子を炒めたところにトマトソースを入れ、全体をかきまぜたら出来上がり。二人で食べるなら、ちょっと多めになるが缶詰トマト400gを全部入れてつぶしながら煮込んでいく。ペンネはゆで時間通りだと硬目になる場合があるので、ゆで時間になったら必ず一つつまんで硬さを確かめてみよう。硬い場合、ゆで汁をソースに加えたところにペンネを入れてちょうどいいところまで一緒に煮込んでしまえばよい。もちろん、そのまま延長してちょうど良い硬さまでゆでるのもいい。ゆで汁は少し残しておくのがポイント。
さて料理ができましたよ。皿に盛り付けて食べるのだが、チーズが好きな人はここにパルミジャーノ・レッジャーノまたはグラナ・パダーノなどを削って振りかけるといいだろう。自分としては乾燥バジルをたっぷり振りかけるほうが好きである。アラビアータソースだけでじゅうぶんおいしいが、ベーコンかパンチェッタを入れると豪華になります。ううむ、ペンネはアル・デンテにこだわるより、ちょっと柔らかめでもいいかもしれない。これ、フォークで食べるのだろうけど、スプーンのほうがいいような気がする。
【付記】
● ペンネ・アラビアータ、なかなかおいしかったです。アラビアータソースはふつうの棒状パスタで食べてもおいしいはずですが、ペンネでないと……なんて聞くと、どうしても食べてみたくなってしまったわけです。棒状パスタに馴染み過ぎたんでしょうね、これからはもっとほかの形のパスタも食べてみたいと思いました。
● ペンネ・アラビアータ、なかなかおいしかったです。アラビアータソースはふつうの棒状パスタで食べてもおいしいはずですが、ペンネでないと……なんて聞くと、どうしても食べてみたくなってしまったわけです。棒状パスタに馴染み過ぎたんでしょうね、これからはもっとほかの形のパスタも食べてみたいと思いました。


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^^
ペンネは歯応えがシコシコして。
とても好きなパスタです。
自分の場合は面倒臭がりですから。
鷹の爪・ニンニク・オリーブオイルのみという。
ペペロンチーニ風にして食べていました。
機会があればアラビア-タに挑戦したいです^^)/
とても好きなパスタです。
自分の場合は面倒臭がりですから。
鷹の爪・ニンニク・オリーブオイルのみという。
ペペロンチーニ風にして食べていました。
機会があればアラビア-タに挑戦したいです^^)/
Re: ^^ ; waravinoさん
waravinoさん、こんにちは! コメントありがとうございます。
ふだんあまり食べないペンネですが、結構おいしかったです。
ゆで時間が少し長めですが、保温調理器があるので問題ありません。
アラビアータは、ニンニクと唐辛子を炒めたところに缶詰トマトを入れ、
そのまま煮込んだだけのものですから、簡単にできると思います。
ふだんあまり食べないペンネですが、結構おいしかったです。
ゆで時間が少し長めですが、保温調理器があるので問題ありません。
アラビアータは、ニンニクと唐辛子を炒めたところに缶詰トマトを入れ、
そのまま煮込んだだけのものですから、簡単にできると思います。