シングルモルト山崎



〈遊歩者 只野乙山〉 特別企画
【日本のウィスキーを飲む】



TheYamazaki_01.jpg
ふだん家ではウィスキーをソーダ割りなどにして軽く飲むのが好きである。ウィスキーもそんな高級なものではなく、ブラックニッカのいずれかとかG&G、サントリーホワイトなんかをその時々の気分で選んでいる。いいウィスキーを氷に注いでじっくり飲むのも本当は好きなのだが、それをすると歯止めがきかなくなってつい飲み過ぎてしまうのだ。

話がいきなり変わるけど、この間から精神的にへこむことがあって、かなり苦しい思いをしていた。事の顛末もひどいもので、なんだか自分だけが貧乏くじを引き当ててしまったような結果になった。それが済んだかと思うと今度は上の前歯の付け根が腫れて、鎮痛剤を投与しないと我慢できぬ状態に。まったく、精神的苦痛の次は肉体的苦痛に襲われるという苦痛のフルコースで、まさに泣きたい思いであった。

おまけに歯にかぶせていた合金(アマルガム)が外れてしまうという始末で、歯科医に行くとあの例のドリルで歯を掘削し形を整える経験までした。何度経験しても、あのドリルだけは嫌なものである。まったく、なんでこうなるんだろう、と自分でも嘆いてしまったくらいである。能天気で好きなことだけ書いている「遊歩者 只野乙山」ではあるが、筆者はかなり参っているのである。

しかも、である(まだあるのかよ!)。歯科医から帰ったら見て、元気をつけてもらおうと買ってきた大好きな『ブルース・ブラザーズ』がブルーレイ・ディスクだったのである! ノート型PCではふつうのDVDしか再生できない。なんでそれに気付かなかったんだろう。YouTubeで『ブルース・ブラザーズ』を探しても、日本語字幕版などあるはずがないのである。

やれやれ、本当によく立っているよなあ、と自分で自分をほめてやりたい気分である。こういうときは自分に御褒美をくれてやるに限る。というわけで今回はシングルモルト山崎のエントリー(熟成年数無記)を買ってきた。これでも、ハーフボトルで1700円前後の高級酒である。フルボトルはその倍だからちょっと手が出ないんですね。

以前、大山崎のウィスキー蒸留所に見学に行ったことがあり、そのときに飲んだ〈山崎〉や〈響〉がたいへんおいしかったように記憶している。他にも、何かの機会に山崎10年あたりを飲んだかもしれないが、自分で〈山崎〉を買って飲んだことはないのではないか。実際、ちょっと手が出ぬお値段なのである。

さて、シングルモルトとは何か? 「シングル」と聞けば何か一つの樽ですべてが完了しているようなイメージがあるのではないか? 意外にそうではなくて、「一つの」蒸留所で蒸留された複数のモルト原酒を使っているということで、一つの樽ではない。一つの樽だけの原酒はシングルカスクと呼ばれるようである。だから、山崎蒸留所でオーク樽とかシェリー樽、バーボン樽、他にいくつかの樽で熟成されたモルト原酒があって、それらが「ブレンド」されたのがシングルモルト山崎というわけなのだ。

シングル、と聞けば一切ブレンドしていないイメージがあるようだが、ここは重要である。ニッカのピュアモルトは、余市蒸留所と宮城峡蒸留所の二つを合わせたものなので、シングルモルトと名乗ることはできない。それに「ピュアモルト」は日本の造語(和製英語)であって、国際的に通用するものではない。要するにピュアモルト=複数の蒸留所によるブレンデッド・モルトで、山崎は一つの(シングルの)蒸留所におけるブレンデッド・モルトというわけなんですね。

TheYamazaki_02.jpgまずはストレートで飲んでみる。あれっ、ちょっと違うなあ、という感じがした。山崎蒸留所で飲んだのは12年物だったから単純に比べてはいけないんだけど、やはり違う。若いなあ、というかどこか練れていないのがすぐに舌に来る感じがするのだ。たいへんよい香りにうっとりする、というのを少し期待していただけに、ちょっと意外な感じがした。だけどフィニッシュはいい感じですね。

スコットランドのシングルモルト、たとえばグレンモーレンジなどを飲んだときの陶酔感には届かないが、じゅうぶんおいしいと言える。スコッチウィスキーに特有の煙臭さはほとんどなく、その点では非常に滑らかな味わいになっている。加水すると飲みやすくなるのだが、あまり薄め過ぎると味わいが広がるというより少し平坦な感じになるように思えた。ベストポイントはストレートとトゥワイス・アップまでのどこかに見つけることができるだろう。

氷に注いで飲んでみる。飲み初めはやはり若さの気になる部分が初めに当たるけれど、少し氷が溶けたくらいがいちばんいいのではないだろうか。いささか乱暴だが、ソーダ割りにしてみた。これ、かなりいけるんじゃないだろうか。例の若さを感じる部分が、ソーダで割ると少し薄れて、甘さが引き立つ感じがする。自分でも意外だが、これはソーダ割りが最も合っているのかもしれない。

まちがいなくこれは、今まで飲んだ中では最高にうまいハイボールじゃないだろうか。だけどねえ、ふつうに飲むにはそんなにうまいハイボールはいらんのですよ。このあたりは微妙だなあ。ええい、もうはっきり言わせてもらおう。このウィスキーは、値段の割にはいけてないぞ! だけど、まあ、これでいいのである。自分にくれてやるご褒美なんだから。最高にうまいハイボールを、しばらく楽しませてもらおうではないか。


≪ サントリーレッドへ  シングルモルト白州へ ≫


【付記】
● 山崎のエントリーをハイボールだなんて、と仰る方も多いでしょう。だけど虚心に飲んで頂けば、エントリー山崎の若い部分がわかるはずで、練れていない部分の底が見えるのは早めでしょう。値段を考えると、もう少し頑張ってほしいと思うところです。値段からすると、ストレートでうっとりさせて欲しいところですよねえ。

要するに、ストレートやトゥワイス・アップでうっとりできるのは12年物から、ということなんだと思います。これは少しクリティカルな飲み方で、ふつうに飲めばオーバー・アイスでやろうと、水割りでやろうと、エントリー山崎はじゅうぶんうまい、よく出来たウィスキーだと思います。

おそらく錯覚だとは思いますが、このウィスキーのどこかに「梅」を思わせる感じ(嫌でない酸味)を抱いたのは私だけでしょうか。もしも、梅酒樽を使っているとすれば、それはエクセレントなアイディアで、まさに「ジャパニーズ・ウィスキー」そのものだ、と言えるのではないかと思います。この感じは、ソーダ割りにしたときに現れたものでして、そのまま飲むと、やはり値段の割にはなあ、という感じがどうしても残ってしまうのが残念です。


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どうもご無沙汰致しております。
艱難辛苦を乗り越えた先、いつもより高い酒を買ったのに思ったほどおいしくはなかったら…
さぞかし落胆されたことと思います。
一定以上のお値段のお酒はどうしても期待と言う器が大きくなってしまい
その器を満たすに足る酒でないと評価が厳しくなりますね。
ハイボールにすると評価が上がるあたり
もしかすると期待の器に炭酸水が入る余地を計算してお値段を設定しているのでしょうか?

No title

山崎に反応!
たしかに山崎は12年からというご意見に
賛同いたします。
いきつけのすし屋に無理言って置いてもらったのも
12年です。
いきつけのバーで運良く?キープできるときは
迷わず18年です。
山崎の蒸留所で限定販売されているモルトは
あまりのうまさに30年物かい!と感動したことがあります。
山崎は国産としては最高級ですね。

Re: tanimuraさん

tanimuraさん、こんにちは! コメントありがとうございます。
いつかは飲もうと思っていたエントリー山崎です。
ちょうどいい機会かなと思っていたのですが、
やはり正直に書いておかねばなりません。

2000円を超えるウィスキーであれば、
やはりうっとりする陶酔感が欲しいものでして、
何度でも味わっていたい感じがしてほしいのです。
エントリー山崎には残念ながらそれがなく、
底が見えるのが非常に早いのです。

これは、飲んでいただければすぐにわかると思います。
なんでこういうブレンドにしたのかな、と不思議に思うくらいです。

Re: しょうちゃんさん

しょうちゃんさん、こんにちは! コメントありがとうございます。
エントリー山崎、うまいと言えばうまいんですけど、
お値段のわりにはいけてないウィスキーですね。

12年物以上の山崎は本当においしい、これは間違いのないところです。
山崎蒸留所で飲んだ山崎はびっくりするほどうまかったのです。
10年物でもそんなに悪くなかった印象があったので、
今回のエントリー山崎購入に至った次第です。

えっ? 山崎12年や18年をキープ?
おそろしや……というか、すごいことですね!

ご自愛を

こんばんは

 心が疲れると体にすぐ影響がきますね。
 年齢を重ねると、その頻度が多くなります。

 私も乙山さん同様に歯にきます。
 特にはぐきです。
 これを防ぐには日ごろの養生しかないですね。

 乙山さんはお酒にくわしく、強いですから、体調が回復した際に「お酒」を薬にできますね。

 私は下戸ですので、体操や灸、足裏マッサージで体のケアにつとめます。

 体のケア、養生、健康のマニュアルは自分で開発するしかない、と思っております。

 最近はできるだけ歩くことと、「四股を踏む」ことも始めました。

 ご自愛のほどを!!
 

Re: ご自愛を ; mikitaka08さん

mikitaka08さん、こんにちは! コメントありがとうございます。
いやあ、参りましたね。今回は、相当に疲弊しているようです。
それがわかってもらえぬのが辛いところです。

乙山の場合、軽度の疲れは「目ばちこ」、
(通じるでしょうか、目の周囲が腫れるのです)
重度の疲れは「歯ぐきの晴れ」に表れます。
これらは、疲れの度合いを表す指標として役に立つのです。

仰るように、自分の健康マニュアルは、自分で開発するのがいいでしょうね。
ありがとうございます。がんばってみます。

No title

山崎は・・・結婚して間もない頃だったと思いますから、もう4半世紀も前のことですが、飲んだ記憶があります。当時はまだまだ国産ウイスキーが高価だった頃で・・・確か7000~8000円はしていたかと思うのですから、もちろん自分で購入したものではなく頂き物でね・・・

そんな高価なものは初めてだったものですから緊張して栓を抜いたのを覚えています。

味は・・・覚えていないなあ・・・

Re: gatayanさん

gatayanさん、こんにちは! コメントありがとうございます。
昔から山崎は高級酒のイメージがありましたね。
ローヤルとかクレストと違って、蒸留所の名前がそのまま付いています。
そこに並みならぬ自信と誇りのようなものを感じたのです。

とても自分では買う気になれませんでした。
今、自分で買うことのできる山崎は、やはりそれなりの味、
ということなんでしょうかね。

No title

おお今度は『新山崎』ですね。
確かに悪くない酒ではあるのですが、一時期これと10年物が同じ値段で並んでいたんですよね。
余韻の部分のマッタリ感とはっきりした香りは間違いなく山崎なんですが、飲み口の部分の輪郭が曖昧なところと明らかに薄いコクは「うーん」と言ってしまう部分ですよね。

若さを感じてしまうのは仕方のない事だとは思いますが、この値段を取るならもう少し頑張って欲しかった部分です。

因みに私も強めの渋みから『梅』を感じてしまいました。
その傾向はオールドなんかでは顕著の様な気がします。
確かに日本人には馴染みのある感じなんでしょうが…

乙山さんこんにちは。
記事やコメントなどを拝見し、ああ、みなさん
酒飲みなんだなあと思いますねえ、僕なんかは家にジャックと
グランダットは置いてありますがほとんど家ではやりません。
ですからこのコラムにコメントなどとは思うのですが、
オーディオや楽器と思い感じたことを。

おそらく乙山さんの味覚はまちがいないでしょうし、サントリー
という会社もそれっぽい。簡単にうっとりされては困るということですよ。
味もなにもわからない、ただ≪山崎シングル≫と名がつくもので
あればという。うっとりしたかったらカネを出せ!みたいな。

どちらにしても≪その山崎≫はナンチャッテモルトなんですよきっと。
ある意味まちがいなく正しい会社だと思います。そして乙山さんの舌に。
乾杯!


HOBO

Re: Noriさん

Noriさん、こんにちは! コメントありがとうございます。
エントリー山崎、値段を考えると、けしからんなあと思いました。
飲むと、わりと早めに底が見えちゃうんですよねえ。

フルボトルで3000円を超える酒で、それはないでしょう!
本当に値段を考えるともう少し頑張ってもらわないと。

> 因みに私も強めの渋みから『梅』を感じてしまいました。
> その傾向はオールドなんかでは顕著の様な気がします。
> 確かに日本人には馴染みのある感じなんでしょうが…

山崎には不思議な酸味(と渋味)がありまして、
正体はつかめていませんが、あえて喩えると「梅」なんですね。
Noriさんもそれを感じていらっしゃるようなので、間違いではないと信じます。

Re: HOBOさん

HOBOさん、こんにちは! コメントありがとうございます。
300ml=1700円前後って、相当高い部類になると思います。
ふだんは700ml=1000円前後のものを飲んで満足しているんですからね。

ふつう、このクラスになると炭酸割りなどしませんよ。
ストレートかトゥワイス・アップ、あるいは氷に注いで飲みますね。
で、いつまでも口の中に含んでいたい、また味わいたい、
そんなふうにうっとりさせてくれるものなんですね。

それがなくて底が見えるっていうのはちょっとがっかりします。
だけどこれ、ハイボールにしたら化けますよ!
底が見える部分が消え去って、良い香りがするんです。
なんか梅を思わせるみたいな、何重にも重なった味わいですね。

飲み始めに当たってしまう、若い部分がなければ、満足できたんですけどねえ。
二代目社長が特にそうだったと思いますが、この会社は、
大衆を甘く(低く)見る傾向があるように思えてなりません。

No title

あはは、そういうときもありますよねえ。
耐え切ったのだから自分にご褒美!
でも無理やり感もありますね…いや、でも高いお金出したのだし…

私はまだまだこのへん手が出せないですねえ。

Re: RSさん

RSさん、こんにちは! コメントありがとうございます。
さらっと書いていますが半端ではないのです。
これくらいでは足りないくらいなんですよ。

300ml=1700円、それくらいならいけるでしょう。
立ち飲み数回分ですからね。

No title

しんどい時って、不思議な位しんどい事が重なりますよね~
それを吹き飛ばそうと張り込んで買ったお酒がイマイチ納得いかない味だった
なんて、ちょっと笑えなさ過ぎですよ!
ほんまご愁傷様です・・・

メーカー的には【エントリークラス=ウイスキーに不慣れな若年層も比較的
手にし易い⇒飲み易くしかも一定の知名度がある「ハイボール」に合う造りに
して売れるようにしよう!】というところでしょうか??(適当発言ですが)
過去から今現在まで酒を愛している人より、今後のユーザー開発に力を
注がれているような・・・
それはそれで大事なこととは思いますが、既存ユーザー(酒飲み)を
ないがしろにするようなお酒は売ってくれるな、と言いたいです(^^;)
(売るならもっと安値で売れ!!)

と、つい私見(私怨?(笑)を連ねてしまい、申し訳ありません(^^;)
これから炭酸系飲料が喉に心地良い時期ですし、どうぞ美味しいハイボールで
心を癒してください!!

Re: zumiさん

zumiさん、こんにちは! コメントありがとうございます。
いやあ、今回は本当、笑えませんし洒落になりません。
肉体的な苦痛はそれが取れれば治りますが、精神的な苦痛は後を引くのです。

zumiさんの読みは当たっているでしょうね。
エントリー山崎、ハイボールにしたのがいちばん旨いのです。
これ、ニッカも「竹鶴ハイボール」なんてやってるんですよ!
ハイボールは好きで、だいたいそれで飲んでるんですが、なんかなあ……

今回のエントリー山崎は、明らかに値段のわりにはいけてないものでした。
今度、新しくなった〈竹鶴〉も飲んで試してみようと思います。
「ごほうび」シリーズは続きそうな感じですね。
お心遣いありがとうございます。

あっ、だけどもう、ジン&トニックの季節が来ていますね。
これが好きなんですよ。

10年のヴァッティングを

私はノンエイジと12年をすでに飲んでいたのですが、先月に行きつけに酒屋に10年のベビーボトルがあり、安いこともあって購入しました。

飲んでみると、12年を若くした印象で、シェリー樽原酒が利いた味でした。

なおさらノンエイジのブレンドには疑問を抱きました。

梅のような酸味というと、響12年も梅酒の樽で熟成させたモルトを使っていますね。もしかすると、同じ原酒を加えている可能性もあるでしょう。

ただ、個人的には白州同様に山崎12年の若いものというイメージのヴァッティングを求めています。

Re: 10年のヴァッティングを ; RERAさん

RERAさん、コメントありがとうございます。
「梅のような酸味」はふとそう感じただけで、ひょっとしたら、
「ワイン樽の渋味」と勘違いしているのかもしれません。
やはり本当に梅酒の樽でモルトの熟成を……
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只野乙山

Author:只野乙山

⚫︎ できれば「只野乙山=ただのおつざん」とお読みくだされば、と思います。

⚫︎ 文字中心のウェブログ。ほとんど一話完結で、どの記事をご覧になっても楽しめ(?)ます。文字数だけなら一冊の本に匹敵(凌駕?)するほどありますので、ごゆっくりどうぞ。

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