山芋梅おかか和え

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高血圧対策の一環として体重をなんとかせねばなるまいが、とにかくカロリー摂取をできるだけ少なくすることと、カロリー消費の機会をできるだけ多くするに尽きると思う。具体的には、夜に炭水化物と脂分を摂取するのをやめ、同時に野菜中心の料理にする。カロリー消費のほうは、散歩からウォーキングのレベルへ移行すること、できれば軽い走行を交えていき、走行の量を少しずつ増やしていく、この作戦をとりあえず行っている。

暑くなってくると運動もしにくいけれど、今年は去年のようにはしないつもりだ。去年は原因不明の足痛に悩まされ、春先から歩行すらほとんどできない状態だった。少しずつ走行を加えて様子を見ているが、今のところ大丈夫のようである。下り坂はけっして走らぬようにして、平坦な道か上り坂だけ走ることにする。下り坂を舐めてはいけない。思いの外、膝にかかる負担は大きいのである。

理想的には全行程を走破するのがいいのだろうけど、無理な走行をすると膝が痛くなったり、背中に激痛が走るようになるのは経験済み。若者ならいざ知らず、もう無理のきかなくなった身体なのだからそれこそ大事にしないといけない。なんだかとても元気のいいようなことを書いているが、実際は歩くのより少し速い程度の、歩いてるのだか走っているのだかわからないような「走行」である。

さて晩酌(夕食)のほうはというと、こんにゃくと豆腐を必ず食べるように定めると、あとは一品か二品用意するだけでよい、ということになる。野菜の煮物を作っておいて、簡単な和え物をさっと作って出来上がり、というパターンになることが多いが、今回は「山芋梅おかか和え」を作ってみた。ウェブログでお付合い頂いている大阪の方の所で「たたき山芋の梅おかか和え」というのを見て、これはいいなあと思っていたのだ。

山芋といえば「山芋短冊」である。これは居酒屋などでもよくメニューに載っているので知らない方はいないと思う。山芋を短冊切りにしたものに、わさび、海苔、あれば卵黄を添え醤油をかけて混ぜるもので、家ではもっぱらわさび醤油だけで食べていた。これはなかなかおいしいもので、食べ飽きることがないものの、梅おかかで和えるというのも大変おいしそうではないか。

「梅おかか」は梅干の種を取り除いたものを包丁で細かく刻み、必要であれば裏ごししたものに鰹節を入れ、醤油とみりんを加えて混ぜ合わせたもので、色々と和え物に使えて便利である。ところがここに最大の障壁があって、それが梅干しなのだ。みなさんご存知のように、どこへ行ってもはちみつ入り梅干とか減塩味付け梅干しばっかりで、昔ながらの本物の梅干しは少数派になってしまった。

ああどうしよう、と思っていたら業務用食料品店で梅肉のチューブを売っていたので買ってしまった。一応「南高梅」なんて書いてあるけれど得体の知れたものではないし、色々と混ぜ物も多そうである。終わったな、と思わぬでもないが、これ、使ってみると実に便利である。これに鰹節とぽん酢を入れてかき混ぜ、サイコロ状に切った山芋に和えて、出来上がり。横着料理、いや料理というのもおこがましい代物だけど、けっこういけるのです。

この日の晩酌はピリ辛こんにゃく、ゴボウとれんこん・人参のきんぴらに、この山芋梅おかか和え、そして湯豆腐という献立でビールと日本酒をやった。ほうれん草のお浸しや、じゃこおろしに代わることもあるけれど、だいたいこんな感じで「晩酌菜食主義」をいちおう貫き通している。どうしても肉が食いたいっ! とかいう気持ちにならぬのが不思議で、どうにかこうにか、野菜中心の晩酌を続けることができています。


【付記】
● ごく稀に、たとえばフィレ肉が半額程度で買えそうなときなど、禁を解いてフィレ肉を食うこともありますし、鶏肉もササミとか胸肉なら大丈夫でしょう。魚だったら何の心配もなく食べることができますので、無理に菜食主義を通すつもりも必要もありません。

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No title

確かに山芋の短冊はそれだけで旨いものですよね。
私なんかも刻み海苔を多めにかけて、醤油をかけただけのものが大好きです。

最近は京都あたりの漬物屋にある山芋の浅漬けにはまっております。
わさび風味のものもあって、ご飯の友に酒のアテになかなか良いですよ。

しかし、最近の梅干しはホントに甘いものが多いですよね。
塩が多少ふいている位のモノの方が美味いと思うんですが…。

梅漬け屋さんにしてみれば、漬けた後の梅酢を漬物屋さんに売ったりしているらしいので、昔ながらの梅干しの方がコストが高いらしいです。

やはり自分で漬けないと本物には出会えないと言うことで、ウチでは自家製の梅干しを作っております。

Re: Noriさん

Noriさん、こんにちは! コメントありがとうございます。
山芋の短冊(角切り)は止められませんね!
「山芋の浅漬け」はなかなかおいしそうで、
自分でも作ってみようかな、そんなふうに思うくらいですね。

近頃、本当に昔ながらの「酸っぱくて塩辛い」梅干がありません。
聞くところによると、梅漬けの段階までは塩分20%くらいで漬けておき、
それを某国から輸入して塩抜きしたものを、「味付け」しているらしいですね。

> やはり自分で漬けないと本物には出会えないと言うことで、ウチでは自家製の梅干しを作っております。

いやいや、まさにそれ!
乙山もとうとう、梅漬けをしてみました。
これから梅雨明けを迎えると、本当に梅を「干す」という段階まで来ました。
近々記事になる予定です。

No title

山芋(私の場合長芋であることが多いのですが)は、好きですねえ。
どんなふうに料理してもうまい。おっしゃっているように梅肉和えなんって、この季節、いいですねえ。好みからいうとここにもみのりをまぶしてもいいのですが・・・

でも、本当に好きなのはやっぱりとろろ。あれをご飯にかけてズルズル・・・となると、晩酌のお供というよりは、朝飯の友になっちゃうかな・・・

Re: gatayanさん

gatayanさん、こんにちは! コメントありがとうございます。
Noriさんやgatayanさんのお話を伺っていると、刻み海苔が欲しくなってきました。
大きな海苔をあぶってご飯に巻いて食べるのが大好きなんです!
刻み海苔を、山芋にかけて食べてみたい。

とろろはもう、言わずもがなという感じですね。
じつは、子どもの頃はそれが苦手でしたが、今は好物になっています。
なるほど、朝にあれを食べるのはいい考えですね。

「芥川龍之介の「芋粥」を初めて読んだとき、
芋とはさつま芋のことかなあ、と思っていたんですね。
どうもこれは長芋または自然薯のようですね。

奈良の勝栄きんさんの梅干し

乙山さんこんにちは。
私も甘い梅干しが苦手なのですが、生協で買っている奈良の勝栄きんさんの梅干しは、塩と紫蘇のみの味付けで美味しいです。(以前上のページで紹介してます)

このきんさんの梅干しをネット検索したところ、坂利製麺所という会社で販売してる梅干しが、同じもののようです。(ラベルが一緒でした)一応URLアドレス貼っておきますので、興味があったらどうぞ。
http://www1.enekoshop.jp/shop/sakari/

Re: 奈良の勝栄きんさんの梅干し ; yuccalinaさん

yuccalinaさん、こんにちは! コメントありがとうございます。
やはり本物の梅干しは通販で買うしかなさそうですね。
じつはね、今年、梅を漬けてみたんですよ。
塩分20%という現代ではありえない高濃度でね。

「奈良の勝栄きんさんの梅干し」早速拝見しました!
ううむ、やはり塩分濃度は17%ですね、それくらいがいちばんでしょう、
おそらく乙山のは「ちょっとやり過ぎ」。
自分でやってみて、だめだったらお世話になると思います。
貴重な情報、ありがとうございます!

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No title

 涙ぐましい努力をしておいでのようですが、けっして
他人事にあらず、ぼくも最近野菜中心の食事を心がけて
います。

 特に晩飯。まず野菜を食べて胃袋の容積を減らすのは
案外効き目があり、運動不足にもかかわらず、ここ半月
ほどで 1 kg ちょっとの減量に成功しました。あと 2 kg
は減らしたいところですが、これから先は運動しなくて
はいけませんね。

> どこへ行ってもはちみつ入り梅干とか減塩味付け梅干
しばっかりで、昔ながらの本物の梅干しは少数派になって
しまった。

 はちみつ入りや減塩の梅干しはぼくもダメです。こん
なもん食えるかいと思いますね(笑)。最近とあるスーパ
ーですっぱくてしょっぱい梅干しが安く手に入るので助
かっています。

Re: 鍵コメントさん

鍵コメントさん、コメントありがとうございます。
いやほんと、健康診断にはうんざりですね。
乙山は高血圧で引っかかっておりますが、
50歳近い人間を、理想値(上130)で一まとめにするな、と言いたい。
それくらいの年齢だったら、上150くらいでしょう(ちがうか)? 

寝た子を、ってのはいいかもしれませんよ。
その手があったか、なんてね(?)

Re: 薄氷堂さん

薄氷堂さん、こんにちは! コメントありがとうございます。
体重は厄介ですねえ! 減らそうと思っていろいろやっていますが、
この暑さでしょう、水分を摂りまくって、本来の体重なんて……

梅干のことですが、乙山はとうとう、自分で漬けてみることにしました。
6月の終わりごろ、追熟梅がスーパーマーケットで売っていたので、
それ機会に、やってみたらどうだろう、と思ったのです。
本来、梅と塩だけでできるものですからね。
さて、どうなることやら?

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