エドウィン403 インターナショナル・ベーシック

Edwin403_InternationalBasic_01.jpg
どうして5月になると服をあれこれ買いたくなるのか自分でもよくわからないが、昨年はユニクロでジーンズを購入したようだ。これはストレッチ素材で出来ており、履きやすいものであるが股上の深さがどうもまだ浅い気がして仕方なかった。それにうっかりレングスの調整を入念にしなかったため、いささか長めに仕上がってしまった。ジーンズはレングスが命だと思っているわりに迂闊だった。

ジーンズのレングス(股下)を決める際、ウールのトラウザーズ(ズボン)と同じように合わせる人が多いようだが、若干短めにした方がいいのではないかと思っている。私(乙山)だけかもしれないが、ジーンズの裾がだらりとしているのはなんとも見苦しい。それだったらいっそ短いほうがまだいいのではないかと思うくらいだ。なので長めのジーンズを履いているのも辛いものがあって、なんとかならぬかと感じていた。

某休日、コードレーンかシアサッカーのジャケットがあればいいな、などと思って近所のスーパーマーケットの紳士服売り場に赴いた。いやまったく、そういうことをしている男がお洒落云々ほざくのは噴飯ものにちがいないのだが、スーパーマーケットの紳士服売り場の近くにですね、ジーンズ売り場があるのが目に留まった。いま持っているジーンズの股上の浅さとレングスがちらと頭をかすめたのである。

ジーンズ売り場にはエドウィンがたくさん置いてある。ジーンズといえばリーバイスかもしれないが、遥か昔リーバイスを試してみた時どうも股上に違和感を感じて他の物にしたのを覚えている。試した結果、エドウィンかラングラーあたりがよかったのではないだろうか。以来、ジーンズはエドウィンを選ぶようにしていたからなんだかありがたい気分だ。いろいろある中から「股上深目」とあるのを選んだ。

Edwin403_InternationalBasic_02.jpgそれは「403 インターナショナル・ベーシック」というもので、股上は深目でシルエットはストレートの、ごくごく普通のスタイルのジーンズ。スリムとかテーパードとか色々あるようだけど、ごく普通のスタイルが好きだ。色もたくさん種類があるようだけど、迷わずワンウォシュ(ト)の濃いインディゴブルーを選んだ。

何が嫌いかといって、あの初めから破れたブロークン、特殊な洗いをかけた偽ヴィンテージ、そしてしゃがめば下着が見えてしまいそうなローライズ、これらほど嫌なものはない。それらを好んで着用している方にはたいへん申し訳なく思うが、私は選びたくない。ただでさえ浅めのジーンズをさらにずり下げて履いている若い人たちをよく見かけるが、絶対ああいうのだけはしたくないものだ。

そうだ体重が増加傾向にあったよな、と思い出し33インチを手に試着室に入って履いてみると、あれっ、ぶかぶかではありませんか。係の方に何度か持ってきてもらって決まったのは30インチ。これ、センチ換算したら76㎝ということになるんだけど、本当だろうか。4月後半にあった健康診断に合わせて野菜中心の「晩酌菜食主義者」となって久しい結果かもしれぬ。

うむ、さすがに「股上深目」と書いてあることだけはある。がしかし、記憶の中にある「昔のジーンズ:1970~80年代シルエット」はもう少しウェストまでしっかり包み込んでくれていたような気がしないでもない。だがまあいいか。ジーンズというものは、ウールのトラウザーズのように履くのではなく、股上はちょっと浅めにした方が格好いいのかな、などと思い直して今のジーンズにとりあえず満足しておく。


【付記】
● 今度ばかりは慎重にジーンズのレングスを決めました。これぐらいかな、と決めたジーンズの股下を係の方に測ってもらうと、ウールのトラウザーズの約-2㎝になっており、ちょうどいいのかな、と思えました。本来ジーンズはかちっと着るものではなく、着崩したほうがいいのですが、若者の真似はしたくありませんし、かといって「ちょい悪オヤジ」はもっと嫌なのです。

人気ブログランキングへ blogram投票ボタン
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

Gパンいろいろ

流行の移り変りで いわゆる
定番ってやつも若干の アジャストを
しているみたいで、特に股上を大きく
イジると貴殿のおっしゃるとうり、
わたくしも同じく他称の違和感を
覚えますが、外出しのカジュアルシャツも
全般に着丈が短くなっていてモード的な
バランスにわたくし達は何時の間にか
支配されていたりするものです。
わたくしはパンツの裾は長めに
合わすのが好きなんですけど、
短いとすそがゴラゴロしてどうにも落ち着き
ませんねぇー(^_^)
あと、若い兄ちゃんがやってる例の
「腰パン」1970年代の後半には
やってる人がいたそうですよぉ〜(^_^;)
日本人にはあまり、似合わないんですけどねぇ

Re: Gパンいろいろ ; 四の字硬目さん

四の字硬目さん、こんにちは! コメントありがとうございます。
仰る通り、定番のように思えるものでも、多少の変更というか
モードに寄り添う形になってしまうのでしょうね。

今はどうも細身のシルエットが流行っているようですが、
既製服はそれに合わせて(というか右へ倣え)いる感じです。
知らず知らずのうちに支配というといささか大げさかもしれませんが、
要するにそういうものしか売ってないのだから仕方ありません。

ズボンをずり下ろして履くのは、ストリート系とかいわれるものでしょうね。
アメリカの都心部の下町で、バスケットボールをしたりとか、
ラジオカセットをもって独特の音楽(ヒップホップ?)を聴いたりとか、
そんなイメージがあります。

1980年代前半、山田詠美あたりがよく「ヒップホップ云々」といってましたね。
交遊のあった米軍基地の黒人兵から仕入れたのでしょうけど、
1970年代後半から腰パン、というのはそういう人たちかもしれません。

No title

記事を拝見しました。

最近ジーンズをはかなくなっておりまして、その原因は体型の変化が一番の要因なのです。
内股の部分が擦れる様になってくると多少キツイものがありまして…。
でも私もトラディショナルなスタイルのジーンズが好きで、記事を読んでいて又はいてみたくなりました。

最近の女性はローライズばかりで、しゃがんだ時の姿がどうもみっともないような気がしております。
同様に男の子のパンツを見せているスタイルも凄く違和感があります。
感性がオッサンだという証左なんでしょうけど。

それと細身のシルエットが流行りだというのは、スーツを買う時にとても窮屈なものばかり増えてきましたので痛感しております。
オッサンの体型に合った格好いいものがあれば良いんですけど。

Re: Noriさん

Noriさん、こんにちは! コメントありがとうございます。

> 最近の女性はローライズばかりで、しゃがんだ時の姿がどうもみっともないような気がしております。
> 同様に男の子のパンツを見せているスタイルも凄く違和感があります。
> 感性がオッサンだという証左なんでしょうけど。

ローライズのジーンズを履くとき、女性は下着に気を遣って欲しいものです。
それ用の、縦の長さがとても短いものや、Tバック型などあるはずです。
いっそのこと、下着なしのほうがすっきりして……ちがうちがう!

男子のあれはもう論外で、目を閉じるか反らすかして、
できるだけ見ないようにしています。
縁なき衆生、まあそういうことだと思います。

細身シルエット、かなり浸透しているようですね。
ユニクロ、無印良品も細身路線ですし、
ザ・スーツカンパニーのようなところもそうじゃないかと思います。
青山や青木のような店もそうかもしれませんね。
トラディショナル・スタイルの店の、セミ・オーダーだとあるかもしれませんよ。

No title

若いころはジーパンもよくはいていたものですが、最近は・・・というよりも、大学を出たころからめっきりはかなくなりましたね。くつろいだときには大体がトレーニングパンツで・・・ちょいとスポーツをしていたものですから・・・

最近でこそ外出時にトレー人具パンツをはくことは少なくなりましたが。そんな時にはチノパン(?)がほとんどで・・・

だいたい、お腹が出てくるとどうもジーパンはね・・・

Re: gatayanさん

gatayanさん、こんにちは! コメントありがとうございます。

> だいたい、お腹が出てくるとどうもジーパンはね・・・

そうですね、かつては乙山もそう思っておりましたよ。
ここ二、三年でしょうか、腹八分目作戦と軽い運動のおかげで、
ピーク時の体重に比べ8㎏ほど減らすことができ、
ジーンズを買う気になったというわけなんです。

ジーンズのためではなく、健康のために、
もう少し体重を落としておく必要があるみたいなので、
いましばらく軽い運動を続けるつもりです。

ジーンズはお腹が出てからはくものです。笑

こんにちは、乙山さん。
ジーンズのレングスについては微妙なところで、靴をなににするか?
という問題もありますし、パンツ風にはく場合とそうでない場合もありますので、
微妙で楽しいんですよねまたそれが。ジーンズの似合う男になりたいと常に
思っていますよ。
歳をとってもジーンズが似合う男は、その他のアイテムやライフスタイルにも
気を配れるイカすヤツなんですね。若いときはだれでも勢いがありますから、
けっこう誰でもいけちゃんですが、本当にジーンズの似合う男は洒落者ですよ。

ぼくは先日、友人と〈少年〉の定義みたいな話をしましてね、いつまでも少年
みたいな男の条件ってなんだ?みたいな話ですよ。じつはボクのなかには
あるんですよ、絶対的な条件、、、
それは、〈野球帽が似合う〉かどうかなんです。
野球帽は全体がマッチしないと駄目ですからね。むかし、引率でついてきた
学校の先生が背広に野球帽をかぶってました。ひどいのになると、ステンカラー
のコートに野球帽ですよ。笑
じつはジーンズって歳をとってからはくものなんですよ。
腹がデッパってからはくものなんだと思いますよ。少年の条件っていうかなあ?
ボクは、洗いざらしのジーンズをはいて、それこそ、ヘルスニットのTシャツを
着て、ウインドブレーカーにきゅっと深めにキャップをかぶるんですね。
色んなことを経て習得した究極のシンプルを演出できるのは歳をとった男ですよ。
そのために生きてきたんだから、どんどんジーンズをはきましょう!
ハズすはき方というか、お茶目さというか、可愛らしい男はジーンズが似合う
んですよ。そうそう、少年は野球帽が似合うんですよ。お腹の凸凹ではない。
ちなみにストレートのジーンズは、6センチほどのロールアップがHOBO風。
ジャストではくなら、くるぶしあたりがキレイだと思いますねえ。
乙さん、少年ですよ、少年!

HOBO

Re: ジーンズはお腹が出てからはくものです。笑 ; HOBOさん

HOBOさん、こんにちは! コメントありがとうございます。
そうそう、そうでした、ジーンズのレングスは靴を何にするかでもちがう。
一概に言えないところがありますよねえ。

乙山の想定はローカットのスニーカーとかデッキシューズでしょうか。
元気でいいんですけどナイキとかリーボックのような、
スポーツシューズめいたものにはジーンズを合わせたくないんです。
絵にかいたようなウェスタン・スタイルも苦手なんですね。

少年=野球帽の似合う男、というのはうまい定義ですね!
恥ずかしながら、もう何年も野球帽をかぶっていませんよ。
ランディ・ジョンソンは別として、野球帽は短髪が似合いますね。

野球少年=坊主頭、と昔から決まっているみたいですが、
坊主頭がいちばん野球帽が似合うし、無理がないんです。
プロ野球選手の長髪と野球帽、むさくるしいなと思うことがあります。
それからストッキング。昔風の履き方をしてほしいなあ。

> じつはジーンズって歳をとってからはくものなんですよ。
> 腹がデッパってからはくものなんだと思いますよ。少年の条件っていうかなあ?
> ボクは、洗いざらしのジーンズをはいて、それこそ、ヘルスニットのTシャツを
> 着て、ウインドブレーカーにきゅっと深めにキャップをかぶるんですね。

HOBO産のスタイルはあの「ちょい悪オヤジ」とは全然ちがう、
少年スタイルですね! いくつかのこされた貴重な画像と、
文章から推し量るに、乙山はHOBO産のスタイルは好きですよ。
野球の鈴木選手みたいに、野球帽が似合う男になりたい。
乙山は鈴木選手の隠れファンなのです。

球団のマークが入っていない、紺色のベースボール・キャップを、
きゅっとかぶって、散歩に出かけてみたいものですね。

No title

「ちょい悪オヤジ」はイヤなのですか!
どちらかというと、只野乙山さんは、「正当派チョイ悪オヤジ」だと思ってました。
認識をあらためねばなりませんね。
何よりも、「晩酌菜食主義」のお陰で、健康とスリムなボディを手に入れられたのは喜ばしい事ですね。


 

Re: かえるママ21さん

かえるママさん、こんにちは! コメントありがとうございました。
「ちょい悪オヤジ」についてじつはあまり知らないので、
雰囲気だけで書いてしまいましたが、乙山はあれに、
どこかあざとさを感じてしまうのです。

> 何よりも、「晩酌菜食主義」のお陰で、健康とスリムなボディを手に入れられたのは喜ばしい事ですね。

いやいや、そう簡単には参りませんよ。
体質改善というのは、最低一カ月、できれば三カ月くらいは必要ですからね。

No title

管理人さんのコメント通り、昔のジーンズはウエストまで包み込んでくれていたと思います。
ユニクロさんのジーンズは全てが股下浅めで何度も購入して失敗しました。(ユーザーの声を聴いているのかな…。)
他社メーカーも色々試しましたが股下深めで品質が良いジーンズは403しかないないような気がします。

Re: satoponsさん

satoponsさん、コメントありがとうございます。
仰るように昔はしっかりウェストまでありましたね。
ユニクロのジーンズはおおむねローライズになっています。
リーヴァイスもいま一つな気がしますね。
エドウィンのインターナショナル・ベーシックが一番しっくりきます。
プロフィール

只野乙山

Author:只野乙山

⚫︎ できれば「只野乙山=ただのおつざん」とお読みくだされば、と思います。

⚫︎ 文字中心のウェブログ。ほとんど一話完結で、どの記事をご覧になっても楽しめ(?)ます。文字数だけなら一冊の本に匹敵(凌駕?)するほどありますので、ごゆっくりどうぞ。

⚫︎ 下の「全ての記事を表示する」をクリックすると、全記事のタイトル一覧が出ますので過去記事を参照することができます。

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
最新コメント

openclose

最新トラックバック
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

アーカイヴ

2017/10 (6)

2017/09 (9)

2017/08 (8)

2017/07 (9)

2017/06 (9)

2017/05 (9)

2017/04 (8)

2017/03 (9)

2017/02 (4)

2017/01 (1)

2016/06 (1)

2016/05 (13)

2016/04 (13)

2016/03 (20)

2016/02 (10)

2016/01 (11)

2015/12 (10)

2015/11 (10)

2015/10 (11)

2015/09 (13)

2015/08 (10)

2015/07 (11)

2015/06 (10)

2015/05 (10)

2015/04 (10)

2015/03 (11)

2015/02 (9)

2015/01 (11)

2014/12 (9)

2014/11 (10)

2014/10 (11)

2014/09 (10)

2014/08 (10)

2014/07 (10)

2014/06 (10)

2014/05 (11)

2014/04 (10)

2014/03 (10)

2014/02 (9)

2014/01 (11)

2013/12 (9)

2013/11 (10)

2013/10 (10)

2013/09 (10)

2013/08 (11)

2013/07 (10)

2013/06 (10)

2013/05 (10)

2013/04 (10)

2013/03 (11)

2013/02 (9)

2013/01 (11)

2012/12 (9)

2012/11 (10)

2012/10 (11)

2012/09 (10)

2012/08 (10)

2012/07 (10)

2012/06 (10)

2012/05 (11)

2012/04 (10)

2012/03 (10)

2012/02 (10)

2012/01 (9)

2011/12 (9)

2011/11 (10)

2011/10 (10)

2011/09 (10)

2011/08 (10)

2011/07 (9)

2011/06 (9)

2011/05 (10)

2011/04 (8)

2011/03 (8)

2011/02 (12)

2011/01 (12)

2010/12 (12)

2010/11 (13)

2010/10 (15)

2010/09 (15)

2010/08 (14)

2010/07 (16)

2010/06 (17)

2010/05 (21)

2010/04 (18)

2010/03 (20)

2010/02 (23)

2010/01 (27)

2009/12 (27)

2009/11 (27)

2009/10 (26)

2009/09 (24)

2009/08 (19)

2009/07 (21)

2009/06 (30)

2009/05 (26)