コエドビール 紅赤(べにあか)

Coedo_Beniaka.jpg
近頃はネット通販で買い物をすることが増えてきた。本(または電子書籍)やCDもそうだし、大きく重たい製品はついネット通販になってしまう。酒類も今ではビールを通販で2ケースまとめ買いするようになってしまった。ウィスキーも目当ての品物が近所の酒店とかスーパーマーケットなどに置いてないこともあり、これもネット通販。

せこい話かもしれないが、どうせネット通販で買うのならポイントとやらがたまるのがよかろうと、ついR天市場ばかり利用することになりがちだ。R天市場のほうでも「あなたは現在**会員で、**会員になるためには云々」と、購買を促すような仕組みになっている。やれ金会員だの白金会員だのと言われても、中身は変わらぬ体たらくのはずなのだが、いつの間にか乗せられているようで苦笑いしたくなる。

「ポイント山分け」だの「エントリーでポイント**倍」だのやかましく、そのようなわずらわしい手続きはほとんど無視しているはずなのだが、どういうわけか「期間限定ポイントの有効期限が云々」というメールが来ていた。見るとどうやら月末で4000ポイントが消失するという。いや本当、どこでどうやって4000ポイント入ったのか全く覚えがないのだが、これはちょっとしたものではないか。

前から欲しいと思っていたニコンとかキャノンの高性能小型デジタル写真機の中古の出物があったらいいなと「中古市場」を探してみた。ファインダー付きで、絞り優先AEが使えるものが欲しかった。それを使ったからといって写真の腕が上がるわけではないし、ウェブ掲載用だからそれほど高画質でなくてもよいのもわかっている。それらをすべて承知でも、つい買ってみたくなるのがカメラというもの。

ところが「確定した段階でポイントが消失している可能性があります」などとあるではないか。もうおわかりだと思うが、先月(2012年9月)の末日は日曜日だったんです。ネット商売とはいえ、日曜日は営業をしていない店も多く、日曜に購入ボタンを押したとしても正式に受理されるのは月曜日以降になり、その時点でポイントは消えてしまっているというのだろう。

これではまったく意味がないので、「土日営業」かつ「カード即決済」の店に限定して商品を探すことにした。そんなドタバタ騒ぎの末購入したのが「コエドビール詰め合わせセット」である。3種類12本セットで5000円の商品だが、4000ポイントすべて投入したのでカードで落ちるのは1000円だけということになった。なんだかショップに申し訳ないような気がしないでもないが、このあたりの仕組みはじつのところよくわからないのである。

コエドビールは地ビールの一つで、同封されていた紙片を見ると「江戸の台所として栄えた埼玉県川越、通称『小江戸』。この伝統の地で培われた素材にこだわりぬいたビールです!」とある。ウェブログ関係でお付合い頂いている東京の方がコエドビールを紹介されていたこともあって、飲んだこともあるので安心して購入に踏み切れた。

さて今回は「紅赤:べにあか」「瑠璃:るり」「漆黒:しっこく」とあるうちから「紅赤」を飲んでみた。これは副材料にさつまいも(川越産の金時さつま芋 紅赤)を使っているという珍しいビール。赤みがかった琥珀色が何とも美しく、光を透過させてグラスを傾けているとついつい見とれてしまうほどである。アルコール度数は高めだが、日本の酒税法上では「発泡酒」に分類されるとのこと。

そうかさつま芋か、と思って飲んでみるが、さすがにさつま芋だとはっきりわかるような味わいではない。さつま芋だと知らされずに飲んだらそれとはまったくわからぬように仕上げられているのではないだろうか。なるほどホップの苦みは抑えられており、ほのかな甘みが感じられるあたりにさつま芋を思わせる何かがあるようだ。うまくできているじゃないか、と思わず感心した。

休日の昼、このコエドビール「紅赤」を胡瓜の浅漬けで楽しんだ後、にんにくとオリーヴ油、唐辛子のスパゲッティ(アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーニ)とハイネケンでしめるという寸法。えっ、飲み過ぎではないかと思う向きもあるかもしれないが、ビール好きから言わせると350mlを2本なんて、ほんの序の口ですよ。ビール好きの人なら、1000mlくらいは飲むのが普通じゃないかなあ。あっ、ちがいました?

それはともかく、コエドビールはなかなか良くできている。我が家の定番は銀河高原ビールの「小麦のビール」で、いつも2ケースまとめ買いしているほどなんだけど、価格面でもう少し安くなったとしたら、それを脅かすようになるかもしれない、出来のいいビールだった。


【付記】
● コエドビールもおいしいけれど、エチゴビールもなかなかいいものです。この調子で、もっと日本のビールが面白くなればいいなと思います。今までが独占体制だといってもいいくらいのものでしたからね。

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No title

通販関係は、僕はマイレージ還元ですね。
沖縄に帰るのに、少しでもポイントためて
交通費を捻出しなくちゃ。

JALのコマーシャルを地で行っています。

Re:根岸冬生さん

根岸さん、こんにちは! コメントありがとうございます。
なるほど、根岸さんはたぶん月に最低でも2回くらいは
飛行機に乗っていらっしゃるようですものね。

たしかに交通費がいちばんの問題ですよね。
火傷のほうはいかがですか?
少々時間がかかると思いますが、一応病院にも
行ったほうがいいかもしれませんよ。

No title

 コエド・ビールですが、だいぶ以前にある方からいただいて飲んだ
記憶があります。しかし味はすっかり忘れてしまいました。ぜひ思い
出したいものです(笑)

> ビール好きの人なら、1000mlくらいは飲むのが普通じゃないかなあ。

 お好きな方だったら、大瓶で6本くらいは軽いでしょうね。ぼくはきら
いじゃありませんけれど、たくさんは飲みません。350~500mlぐらい
でちょうといいですね。胃袋の容量が少ないのかもしれません。

Re:薄氷堂さん

薄氷堂さん、こんばんは! コメントありがとうございます。
コエドビールの「伽羅」と「瑠璃」は関西でも
スーパーマーケットに置いてあるくらいです。

それである程度わかっているつもりでしたが、
「紅赤」は本当、知らなかったですよ!
さつま芋なんですって。

えっ、なんじゃそれ、と言いたくなるのですが、
意外にさつま芋の感じは表に出ていなくて、
ちょうどいい塩梅に仕上がっているようです。

だ、大瓶6本って……
そりゃ、いくらなんでも、なんて思いますが、
それが「ビール好き」ということなんでしょうね。

No title

最初写真を拝見した時はベルギービールのお話しかと思いましたが…

川越の地ビールだったのですね
実は何故かコエドビールについて知っていたのですが、サツマイモとは驚きました
今度手当が出た時に注文してみようかと思います

ちなみに余計な話ですが、伊勢の角屋という醤油蔵が造ってるビールも美味しくてお勧めです
良かったらHPを覗いてやって下さいまし…

No title

さつま芋は川越の名産品なので紅赤も生まれたのでしょうね。
呑んでさつま芋とはわからないかもしれませんが
しかし普通のビールとは違った独特な風味があります。

ビール好きですがそれほど呑めない。
けれど350缶1本だと物足りないのですよね…特に地ビールは。
とはいえコエドぐらいなら手が出ない値段じゃないのでありがたいです。

Re:Noriさん

Noriさん、こんばんは! コメントありがとうございます。
ベルギービールのような、面白いビールが、
日本でも作られるようになったらなあ、と楽しみです。

コエドビールもその伝でいくと、かなりいい線をいっている
ものではないかと思いました。
ただ、毎日お付き合いするものとしてはどうかなあ、という点がね。

伊勢のビール、ちょっとのぞいてみました。
面白そうですね、定番ビールに加えて限定品もある。
今度やってみましょうかね。
貴重な情報、ありがとうございました!

Re:RSさん

RSさん、こんばんは! コメントありがとうございます。
いやほんと、この「紅赤」は面白いビールでしたね。
さつま芋のことはわからなかった、というのが本当のところです。

だけど甘みがありまして、これがなんというか、「芋」なんですかね。
ふつう、ピルスナーとかエールでは甘みを求めませんからね。
これこそ「紅赤」の出番というか、そんなふうに思ったんです。

まだ「漆黒:しっこく」もありますから、自分でも楽しみにしているんです。
いつもの定番ビールのほかに、ちょっとした贅沢なビール。
そんなふうに、もっと地ビールを飲む人が増えるといいな、と思うんですよ。
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只野乙山

Author:只野乙山

⚫︎ できれば「只野乙山=ただのおつざん」とお読みくだされば、と思います。

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