ロング・ジョン(ブレンデッド)

「日本のウィスキーを飲む」という企画を実行中であるが、かんじんの国産ウィスキーがあまり売っていないのである。売り場に全くない、というのではなくて棚には日本のウィスキーが並んでいるのだけれど、それらを取り上げて記事にするのは気が引けるような品揃えなのだ。やれやれ、という感じで近所のスーパーマーケットのウィスキー売り場を物色していると、スコッチの〈ロング・ジョン〉が置いてあるではないか。
現在ウィスキーを飲むのは帰って来てからまず一杯、というときにしている。以前は一日の仕上げに寝酒として飲むことが多かったのだが、それをするとついつい過ごしてしまい、半ば泥酔状態で寝ることになる。これは快適な睡眠をしっかりとるというより、アルコールで潰れてしまっただけなので、身体は横になっているとしても肝臓やら心臓はフル稼働の状態だったと思う。
20代、30代の体力が十分あるときならそれでよかったかもしれないが、近頃は年を経るごとに無理がきかないようになってきたのを実感している。やっとウィスキーの味がわかりかけてきた頃に、たくさん飲むことができなくなったとはなんと皮肉な話であろう。とにかく、ウィスキーのようなハードリカーをぐいぐい飲むことはもうできなくなってしまった。
さて〈ロング・ジョン〉には小さなカードのようなものが付いていて、それを見ると創始者のジョン・マクドナルドが193cmの長身だったので「のっぽのジョン」と呼ばれていたそうで、それがそのままウィスキーの名前になったようである。またヴィクトリア女王がお気に召してウィスキー蒸留所を訪れたというような逸話も書かれている。
なるほど女王陛下お気に入りのスコッチなのか、などと妙な有難味を感じながら飲むことにする。いつものようにスコッチ:水=1:1の割合で飲むのだが、わざわざメジャーカップを使って測るなどという七面倒くさいことはしない。飲みたい分だけグラスに注ぎ、そこに水道水つまり大阪池田ミネラルウォーターをですね、だいたい同じ分量くらいを目分量で注ぐだけである。
おいおい水道水なんて飲めるのかよ、という声が聞こえてきそうであるが、蛇口に浄水器というかフィルターのようなものを取り付けていると、水道水でもけっこういけるのだ。これは浄水器を外してみるとよくわかる。防腐とか消毒のためとはいえ、いろいろな薬剤が水道水には含まれていて、そのまま飲むと少々きついものがある。
いまどきのお子様はとても大切に扱われていて、各自小さな水筒なんかを持って学校だの塾だのに通っているようだが、自分が子どものころは「水道水を飲んではいけません」などという人はだれもおらず、みんな平気で水道の蛇口からごくごく水を飲んでいたような気がする。それで身体に異常を訴える者などいなかったのではないか。
だからいつからか水が瓶に詰められて販売されているのを見ていささか違和感を持ったものだが、それも遠い昔のことになってしまったような気がする。いつの間にか自分も水道水をそのまま飲むことをしなくなったし、必要であれば水を買うことも辞さなくなった。かなり限られた地域だけのことだろうけど、水道水をそのまま飲めるというのは幸せなことだ。
「テイスティング・ノート」なるものも小さなカードには書いてあって、それによると「色:ハチミツ、香り:豊かでドライ、ウッディ、味わい:スパイシーで甘くスモーキー」などとある。なるほどウィスキーを表現するにはそれにふさわしい語彙があるのだなあ、自分も少し勉強せねば、などと思いながら味わう。
ううむ、たしかにこれは絶妙な具合にブレンドされている。カードの情報ではスペイサイドのトーモア(tormore)蒸留所のモルトをキーモルトにしていて、そこに30種類以上のモルト原酒とグレーン原酒をブレンドしてあるという。もちろん、私に「ああ、これはトーモアがキーモルトになっていますね」などとわかるわけがないのは言うまでもない。
いいスコッチですね。インヴァーハウス・グリーンプレイドも好きだけど、これも常備しておきたいような気にさせてくれるスコッチだ。これが1000円ちょっとで買えるのだから、日本のウィスキーは本当に頑張らないと。ついついこのクラスのスコッチに走ってしまい、日本のウィスキーはますます遠のいていってしまうではないか。
現在ウィスキーを飲むのは帰って来てからまず一杯、というときにしている。以前は一日の仕上げに寝酒として飲むことが多かったのだが、それをするとついつい過ごしてしまい、半ば泥酔状態で寝ることになる。これは快適な睡眠をしっかりとるというより、アルコールで潰れてしまっただけなので、身体は横になっているとしても肝臓やら心臓はフル稼働の状態だったと思う。
20代、30代の体力が十分あるときならそれでよかったかもしれないが、近頃は年を経るごとに無理がきかないようになってきたのを実感している。やっとウィスキーの味がわかりかけてきた頃に、たくさん飲むことができなくなったとはなんと皮肉な話であろう。とにかく、ウィスキーのようなハードリカーをぐいぐい飲むことはもうできなくなってしまった。
さて〈ロング・ジョン〉には小さなカードのようなものが付いていて、それを見ると創始者のジョン・マクドナルドが193cmの長身だったので「のっぽのジョン」と呼ばれていたそうで、それがそのままウィスキーの名前になったようである。またヴィクトリア女王がお気に召してウィスキー蒸留所を訪れたというような逸話も書かれている。
なるほど女王陛下お気に入りのスコッチなのか、などと妙な有難味を感じながら飲むことにする。いつものようにスコッチ:水=1:1の割合で飲むのだが、わざわざメジャーカップを使って測るなどという七面倒くさいことはしない。飲みたい分だけグラスに注ぎ、そこに水道水つまり大阪池田ミネラルウォーターをですね、だいたい同じ分量くらいを目分量で注ぐだけである。
おいおい水道水なんて飲めるのかよ、という声が聞こえてきそうであるが、蛇口に浄水器というかフィルターのようなものを取り付けていると、水道水でもけっこういけるのだ。これは浄水器を外してみるとよくわかる。防腐とか消毒のためとはいえ、いろいろな薬剤が水道水には含まれていて、そのまま飲むと少々きついものがある。
いまどきのお子様はとても大切に扱われていて、各自小さな水筒なんかを持って学校だの塾だのに通っているようだが、自分が子どものころは「水道水を飲んではいけません」などという人はだれもおらず、みんな平気で水道の蛇口からごくごく水を飲んでいたような気がする。それで身体に異常を訴える者などいなかったのではないか。
だからいつからか水が瓶に詰められて販売されているのを見ていささか違和感を持ったものだが、それも遠い昔のことになってしまったような気がする。いつの間にか自分も水道水をそのまま飲むことをしなくなったし、必要であれば水を買うことも辞さなくなった。かなり限られた地域だけのことだろうけど、水道水をそのまま飲めるというのは幸せなことだ。
「テイスティング・ノート」なるものも小さなカードには書いてあって、それによると「色:ハチミツ、香り:豊かでドライ、ウッディ、味わい:スパイシーで甘くスモーキー」などとある。なるほどウィスキーを表現するにはそれにふさわしい語彙があるのだなあ、自分も少し勉強せねば、などと思いながら味わう。
ううむ、たしかにこれは絶妙な具合にブレンドされている。カードの情報ではスペイサイドのトーモア(tormore)蒸留所のモルトをキーモルトにしていて、そこに30種類以上のモルト原酒とグレーン原酒をブレンドしてあるという。もちろん、私に「ああ、これはトーモアがキーモルトになっていますね」などとわかるわけがないのは言うまでもない。
いいスコッチですね。インヴァーハウス・グリーンプレイドも好きだけど、これも常備しておきたいような気にさせてくれるスコッチだ。これが1000円ちょっとで買えるのだから、日本のウィスキーは本当に頑張らないと。ついついこのクラスのスコッチに走ってしまい、日本のウィスキーはますます遠のいていってしまうではないか。
【付記】
● シングルモルトに比べると元気のないブレンデッドスコッチですが、〈ロング・ジョン〉はなかなかいい出来でした。これと勝負するんだから、日本のウィスキーはかなり厳しいです。たとえばロング・ジョンは700ml=1000円ちょっとに対して、ニッカの〈フロム・ザ・バレル〉は500ml=1980円。後者が旨いのはまちがいないのですが、並べて置かれると、さてどっちを買うやら……
● シングルモルトに比べると元気のないブレンデッドスコッチですが、〈ロング・ジョン〉はなかなかいい出来でした。これと勝負するんだから、日本のウィスキーはかなり厳しいです。たとえばロング・ジョンは700ml=1000円ちょっとに対して、ニッカの〈フロム・ザ・バレル〉は500ml=1980円。後者が旨いのはまちがいないのですが、並べて置かれると、さてどっちを買うやら……


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From the Tap?
フロム・ザ・バレル、なかなかみつかりません。手に入れたら乙山さんにみせ
びらかしたいと思っていますので(笑)、気長にお待ちください。
さて水道水ですが、昔京都で(ほんの一時期ですが)ひどくカビくさい水を飲
んだ記憶があります。たしか琵琶湖でプランクトンかなにかが異常発生したせい
だったと思いますが、ご飯を炊いてもカビの味がするのには閉口しました。
北海道はたいてい水道水がうまいので、ゴクゴク飲んでいますけど、ぼくはアル
コールに投入する氷はミネラル・ウォーターで作っています。味のちがいはいまひ
とつわかりませんが、どうも塩素を入れているというのが気になるんですよ。
最近では韓国や台湾のミネラル・ウォーターも売っているのには驚きます。一口
含んだだけで産地をいいあてる……ことができればいいんですけどね。
びらかしたいと思っていますので(笑)、気長にお待ちください。
さて水道水ですが、昔京都で(ほんの一時期ですが)ひどくカビくさい水を飲
んだ記憶があります。たしか琵琶湖でプランクトンかなにかが異常発生したせい
だったと思いますが、ご飯を炊いてもカビの味がするのには閉口しました。
北海道はたいてい水道水がうまいので、ゴクゴク飲んでいますけど、ぼくはアル
コールに投入する氷はミネラル・ウォーターで作っています。味のちがいはいまひ
とつわかりませんが、どうも塩素を入れているというのが気になるんですよ。
最近では韓国や台湾のミネラル・ウォーターも売っているのには驚きます。一口
含んだだけで産地をいいあてる……ことができればいいんですけどね。
Re:薄氷堂さん
薄氷堂さん、こんばんは! コメントありがとうございます。
ええっ、北海道でニッカがないんですか!
それはちょっと、という感じですね。関西なら話はわかるのですが。
〈フロム・ザ・バレル〉、近所のスーパーに置いてあるんですよ。
どういうわけか、それだけね。
サントリーの営業ひとつで棚が決まりそうな土地柄ですが。
京都はたぶん淀川水系ですからね。淀川水系はいまひとつ、と思います。
でも昔に比べれば、だいぶ良くなったのではないかと思うんですよ。
かなりひどい水道水でも、浄水器というかフィルターを通せば、なんとか使えます。
水道の蛇口に取り付けるだけのものですが、けっこういけるんですよ。
本当は水を買うなど、昔の感覚ではありえないことなんですけど、
それだけ味覚が洗練されてきたということなんでしょうか。
いい水が飲める地域の方をうらやましく思います。
ええっ、北海道でニッカがないんですか!
それはちょっと、という感じですね。関西なら話はわかるのですが。
〈フロム・ザ・バレル〉、近所のスーパーに置いてあるんですよ。
どういうわけか、それだけね。
サントリーの営業ひとつで棚が決まりそうな土地柄ですが。
京都はたぶん淀川水系ですからね。淀川水系はいまひとつ、と思います。
でも昔に比べれば、だいぶ良くなったのではないかと思うんですよ。
かなりひどい水道水でも、浄水器というかフィルターを通せば、なんとか使えます。
水道の蛇口に取り付けるだけのものですが、けっこういけるんですよ。
本当は水を買うなど、昔の感覚ではありえないことなんですけど、
それだけ味覚が洗練されてきたということなんでしょうか。
いい水が飲める地域の方をうらやましく思います。
No title
商品名を見て、思わずビートルズやリトルリチャードの名曲を連想しました(笑)
やはりイギリスはウイスキーの製造歴が長い分、全体のレベルが高いと言うか
美味さのツボを押さえているのでしょうか??
店頭で見かけたら是非買ってみたいです♪
実は私も水割り用の水は水道水です、蛇口に浄水器をつけて・・・
かなり濃い目の水割りなので、とりあえずカルキ臭とカビ臭だけ取れたら
それでいいやと思ってしまうんですよね(笑)
大阪の水も昔よりだい―――ぶ改善されて、個人宅ならかなり飲める代物に
なっているのでしょうが・・・
生まれてこの方集合住宅でしか暮らしたことの無い私、一般家庭に浄水器なんて
ほとんど無い頃から飲料水=自宅で沸かした麦茶が基本です(^^;)
やはりイギリスはウイスキーの製造歴が長い分、全体のレベルが高いと言うか
美味さのツボを押さえているのでしょうか??
店頭で見かけたら是非買ってみたいです♪
実は私も水割り用の水は水道水です、蛇口に浄水器をつけて・・・
かなり濃い目の水割りなので、とりあえずカルキ臭とカビ臭だけ取れたら
それでいいやと思ってしまうんですよね(笑)
大阪の水も昔よりだい―――ぶ改善されて、個人宅ならかなり飲める代物に
なっているのでしょうが・・・
生まれてこの方集合住宅でしか暮らしたことの無い私、一般家庭に浄水器なんて
ほとんど無い頃から飲料水=自宅で沸かした麦茶が基本です(^^;)
Re:zumiさん
zumiさん、こんばんは! コメントありがとうございます。
なるほど、それは「のっぽのサリー」のことですね!
乙山も「日本のウィスキーを飲む」などとやっておりますが、
あの品質であの価格、となると、どうしてもスコッチに傾いてしまいそう。
〈ロング・ジョン〉はよくできていると思いますよ。
大阪の水道水でも、そのままではかなりきついですが、
浄水器を付ければ大丈夫。その差は歴然ですね。
浄水器がないときと、あるときは飲み比べてみれば愕然とするほど。
なのでもう、浄水器なしではありえないくらいになってしまいました。
なるほど、それは「のっぽのサリー」のことですね!
乙山も「日本のウィスキーを飲む」などとやっておりますが、
あの品質であの価格、となると、どうしてもスコッチに傾いてしまいそう。
〈ロング・ジョン〉はよくできていると思いますよ。
大阪の水道水でも、そのままではかなりきついですが、
浄水器を付ければ大丈夫。その差は歴然ですね。
浄水器がないときと、あるときは飲み比べてみれば愕然とするほど。
なのでもう、浄水器なしではありえないくらいになってしまいました。
No title
これは呑んだことあったような…と思い自分のブログを探してみたらありました。
過去を振り返るのに便利ですねブログって。
ロング・ジョン、旨安ウイスキーの一つですねぇ。また呑んでみようかな。
過去を振り返るのに便利ですねブログって。
ロング・ジョン、旨安ウイスキーの一つですねぇ。また呑んでみようかな。
Re:RSさん
RSさん、こんにちは! コメントありがとうございます。
なるほど、そちらでも〈ロング・ジョン〉の記事があるんですね。
だけどこれ、本当によくできていますね。
モルト原酒が30種類以上というのだから複雑になる、
というのは当然ですが、純日本製のモルトだけではそうはいきませんものね。
ますます日本のウィスキーが、立場的に苦しくなるわけです。
なるほど、そちらでも〈ロング・ジョン〉の記事があるんですね。
だけどこれ、本当によくできていますね。
モルト原酒が30種類以上というのだから複雑になる、
というのは当然ですが、純日本製のモルトだけではそうはいきませんものね。
ますます日本のウィスキーが、立場的に苦しくなるわけです。
こんにちは
こんにちは、乙山様。何時も楽しく拝見させていただいてます。
ロング ジョン 美味いですね。バランタイン ファイネスト、ティーチャーズ、デュワーズ、フェイマスグラウス、辺りが地元で手に入るスタンダードスコッチの値ごろ感のあるところです。それぞれ個性があり、違いを楽しんでおります。ジャパニーズはめっきり飲まなくなりました。だってジャパニーズの方が高い場合もちらほら、ですからね。ウイスキー好きの方がスタンダードスコッチの美味さに気が付き始めたら、国産ウイスキーはどうなるのでしょうね。だいぶん外国の蒸留所も日本の資本に駆逐されているようですが、次の一手になっているのでしょうか?
ロング ジョン 美味いですね。バランタイン ファイネスト、ティーチャーズ、デュワーズ、フェイマスグラウス、辺りが地元で手に入るスタンダードスコッチの値ごろ感のあるところです。それぞれ個性があり、違いを楽しんでおります。ジャパニーズはめっきり飲まなくなりました。だってジャパニーズの方が高い場合もちらほら、ですからね。ウイスキー好きの方がスタンダードスコッチの美味さに気が付き始めたら、国産ウイスキーはどうなるのでしょうね。だいぶん外国の蒸留所も日本の資本に駆逐されているようですが、次の一手になっているのでしょうか?
Re: こんにちは;龍の尻尾さん
こんにちは! 龍の尻尾さん、コメントありがとうございます。
1000円クラスのオフィシャルのスタンダード・スコッチは侮りがたいですね。
現在「1000円スコッチ」などと称されていますが、
かつては3000円以上したものですよね。
ジャスト1000円くらいで買えて、おいしいなあ、と思える、
日本のウィスキーはあるんでしょうか?
本当に難しいところだと思います。
原酒不足が原因で、日本のウィスキー全般が高めの値段設定になりますし、
もう以前のままだと生産続行は不可能、ということで、
生産中止になってしまった銘柄もいくつかあります。
このまま自社経営だけだと、どうしようもないので、
アジアの大陸とか半島系の巨大資本が日本に流入してしまうかもしれません。
スコットランドの蒸溜所でも、インド資本(!)でもっている所があるのですから。
かつて植民地支配したのに、ですよ。
本当に、わからないものですよね。
1000円クラスのオフィシャルのスタンダード・スコッチは侮りがたいですね。
現在「1000円スコッチ」などと称されていますが、
かつては3000円以上したものですよね。
ジャスト1000円くらいで買えて、おいしいなあ、と思える、
日本のウィスキーはあるんでしょうか?
本当に難しいところだと思います。
原酒不足が原因で、日本のウィスキー全般が高めの値段設定になりますし、
もう以前のままだと生産続行は不可能、ということで、
生産中止になってしまった銘柄もいくつかあります。
このまま自社経営だけだと、どうしようもないので、
アジアの大陸とか半島系の巨大資本が日本に流入してしまうかもしれません。
スコットランドの蒸溜所でも、インド資本(!)でもっている所があるのですから。
かつて植民地支配したのに、ですよ。
本当に、わからないものですよね。