バーネット・ジンでジン&トニック

GinTonic_Burnet.jpg
連日暑い日が続いているが、こんなに暑いのにどうして蝉がまだ鳴き始めないのだろうと不思議に思う。早いときだと6月の終わりごろから蝉の大合唱が始まり、朝、蝉に叩き起こされることもあるくらいなのだ。蝉も経験から梅雨の終わりを知っているということなんだろうか。およその話なんだけど、梅雨の終わりと蝉が鳴き始めるころってわりと一致していることが多いような気がする。

さて、暑くなってくると飲みたくなるのがすっきりした飲みもの。ウィスキーも日本酒も大好きなのだが、暑いときにはやはりジンベースのロングカクテル、たとえばジン&トニックなどで喉を潤したい。先日、神戸の東急ハンズや長澤文具店に立ち寄ったついでに、洋酒専門店の頃末商店にも行ってみた。そこでは他でほとんど見かけることのないブードルズ・ジンが売っているのを確認済みだ。来年こそブードルズを飲んでみよう、と密かに考えていたのである。

ふと見ると、ブードルズ・ジンの横にひっそりと緑色のボトルに入ったジンが置かれているではないか。バーネット・ジンというもので値段は1000円を切っている。ちなみにブードルズのほうは1400円程度であり、ジンとしてはちょっと高めかな、という感じがしないでもない。ああ、バーネットか、と懐かしさも手伝って手に取ってみた。

バーネット・ジンは「ロンドン・ドライ・ジン」などとラベルに書いてあるけれど、キリン・ディスティラリーの製造になるもので、キリン系列店のジンベース・カクテルによく使われている。じつは昔、キリン系列店のパブでアルバイトをしていたことがあり、そのときに慣れ親しんだジンが他ならぬバーネット・ジンだった。ブードルズにもおおいに心を惹かれはしたものの、バーネットを自分でちゃんと(?)飲んだことはなかったことを思い出し、バーネットを買って帰った。

近所のスーパーマーケットでライムとトニック・ウォーターを忘れずに購入。本当のジン&トニックにはライムを入れないらしいが、私(乙山)はライムを絞って飲むのが好きだ。ライムの酸味と香りが、すっきりしたカクテルの良さを助長してくれるように思える。トニック・ウォーターはよくシュウェップスを使っているが、今年はまだネットでまとめ買いしていないので簡単に手に入るもので済ませよう。

Luminarc_Scotland.jpgグラスというかタンブラーはなかなかいいものがない。いま使っているのは12オンスのタンブラーだが、ネットであれこれ探して見つけたもの。〈スコットランド〉という名前が付いており、そのシンプルなデザインに惚れこんで買ってしまった。本当は10オンスと表示があったのに届いた品物が12オンスだったわけで、返品するべきだったかもしれないのだが、氷をたっぷり入れ、ライムを落としこみ、ごくごく飲む用途には12オンスのほうが合っているような気がしてそのまま現在でも使い続けている。

本物のクリスタルグラスは爪ではじいてみたときに、えも言われぬ響きを残す。しっかりとした重さがあって、手で持った感じも明らかに違うものだ。それは確かにそうなんだけど、〈スコットランド〉はどちらかというと業務用途のタンブラーで、本物のクリスタルグラスならぬ強化ガラスを用いている。家で使うにはまあこれくらいがいいのかもしれません。値段もそんなに高いものではないが、そこそこいい雰囲気を出してくれるので気に入っている。

バーネット・ジンによるジン&トニックはなかなかいいんじゃないだろうか。これがバーネットだ、と個性を主張することのない程よいバランスのジンと言える。というか、正直に申し上げるとですね、違いがあまりよくわからんのです。タンカレーやボンベイ・サファイアで決め込みたいときもあるだろうけど、あまり肩ひじ張らず気軽に飲みたいときなど、けっこう役に立ってくれるジンなのではないかと思う。


【付記】
● 近所のスーパーマーケットで売っている生ライムはメキシコ産でだいたい150円前後といったところでしょうか。好きで生ライムを絞って飲んでいますが、これをやるとライムがどんどん傷むので飲み続けないといけない、ということになるんですね。

ジン&トニックで1/8カット、ジン・リッキーで1/4カットを使用しますが、ライムを絞り込むとやはりうまい! 汗をかきながら帰ってきて、風呂ができるまでまずジン&トニックで一杯、お風呂上りにビール、そしてしめの一杯にジン&トニックを。日本酒やウィスキーから少し遠ざかる(?)かもしれません。


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No title

こう暑いと、ジンの涼しげな香りが何とも言えませんんで。
だから私の場合・・・ロック。

・・・もう銘柄にはこだわっていません・・・というより、全然知らないってのが正しいんですが・・・

でも、この場合、氷は水道水を凍らせたやつではなく、どっかから買ってきたやつでないと・・・ね。

No title

バーネット・ジンって飲んだこと無いです。
どうなんだろう?
僕はジントニックはやはりタンカレーに落ち着くんですけどね(笑
ジントニックに一滴ワイルドターキを垂らすとすごく落ち着いたカクテルになるんですよ。
某BARで出してるんですけどね。
オススメです。

あと、ライムは近所のスーパーで198円でした(泣

No title

そういえば蝉の声、聞きませんね~
植物なら狂い咲きしそうな夏日続きだったのに・・・

しかしジンに苦手意識のある私でも美味しそう♪
確かに日本酒って夏場は敬遠してしまいますよね~
夏以外はめちゃ美味しいコク・旨味の多いタイプが特に(^^;)
冷酒が美味しいタイプも勿論ありますが・・・
夏はやはり蒸留酒に軍配が上がりそうです。
キリっと冷やしたドライタイプの白ワインも美味しそう♪
冷えた洋酒なら何でもええんかいと言われそうですが(笑)

Re:gatayanさん

gatayanさん、こんばんは! コメントありがとうございます。
ジンは何とも言えぬ涼しげな香りがありますね。
奈良の水は大阪などに比べるといいようなイメージがありますが、
ひょっとしたら「淀川水系」なのかもしれませんね。

浄水器をお使いなら、水道水を凍らせたものでOKですよ。
乙山は蛇口に取り付けて使うタイプのものを使っています。
東洋レーヨン製だと思うのですが、けっこう役に立っています。

そうわかっているんですけど、お金を出して買った、
透明な氷というのも、たまらない魅力がありますね。
一応、使い分けしてるんですよ。

グレンフィディック(まだ残っています!)なんかを飲むときとか、
撮影用(今回の写真です)なんかは「とっておき」の氷を使用しています。
gatayanさん、ジンをロックで、というのは相当な「通」ですよ!

Re:KazNさん

KazNさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
バーネット・ジンはなかなかいけますよ。
といっても、日頃タンカレーやボンベイ・サファイアを飲みつけている人を
唸らせるような代物ではありませんが……

まず「売ってない」ですよね。
これはキリン・ディスティラリーの商品すべてに言えることですが。
KazNさんがタンカレーに落ち着く、というのはなんとなくわかる気がします。
乙山だって、じゅうぶん余裕があったらタンカレー&シュウェップスといきたいな。

ジン&トニックにワイルドターキーを……
いや、考えもつかなかったですね。だけどなんだかそそられますよ。
それはたぶん、ワイルドターキーじゃないと、だめなんでしょうね。

ライムはどんどん使いたい、ところですけどね。
200円を超えると、ちょっとなあ、という感じです。

Re:zumiさん

zumiさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
やはり乙山は日本酒が好きです。
好きですが、ついつい過ごしてしまうのが怖いのです。

連日、こうも暑いとすっきりしたものを飲みたくなりますね。
そんなとき、ふっと思い浮かぶのがジンなのです。
ジンベースの、さわやかなカクテルを飲む、という作戦。

ジン&トニック→ビール→ジン&トニックというコースでは、
お腹がたぷたぷになるかも?
ううむ、これはしばらくやってみないとわかりませんが、
大丈夫なんだろうか?

蝉はどうしたんだろう、と思うんですね。
もう鳴いてもいいんじゃないか、何やってるんだ、と。
鳴いたら鳴いたで、うるさいな、と思うんですけどね。

No title

バーネットジンですか。1000円切ってるとな?!
見かけたことがないですね…見つけたら買います。

淡いグリーンの瓶が涼しげ。値段も味も気軽でいいですねぇ。

Re:RSさん

RSさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
まあ、販売店によりけりですが、バーネット・ジンはだいたい安い。
はず、なんですけどね。

値段も味も、気軽でいいでしょう?
これはほんと、構えなくていいジンですよ。
キリン・ディスティラリーの製品は、
あまり見かけないんですよね、ウィスキーもジンも。

実際に作って飲んでみると、やっぱりジンだなあ。
他とどう違うのか、じっくり考えてみないと。
あればお勧めのジンですね。

No title

バーネットとブードルスって、バリバリキリン系アイテムでしたよね。
ところで、今はバーネットは日本でのライセンス生産終わってしまったようですね。
かんじんのキリンが扱っていない・・・

Re: もとKシーグラムの人さん

もとKシーグラムの人さん、コメントありがとうございます。
えっ、バーネットが売っていない、と!
ライセンス生産品というのさえ知りませんでした。
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只野乙山

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