ジンジャー・ビアでモスコー・ミュールを

SmirnoffFentimans.jpg
ここのところジンばかり飲んでいるようなので、気分を変えてウオッカを飲んでみようと思った。ウィスキーなど洋酒系は酒の量販店でもとめているが、その店でふと目に付いた「スミノフ」に決めた。本当はプリマス・ジンを探していたんだけど、その日は置いてなかった。

「スミノフ」はロシア製のウオッカだと思い込んでいたが、じつはアメリカン・ウオッカだった。で、ボトルの裏を見たら原産国が「韓国」になっていた。何じゃそりゃ、という感じである。

さて「スミノフ」ウオッカをどう料理するか、である。ウオッカのロングカクテルといえばいろいろあるけれど、家にあるライムを利用してできるものといえば「モスコー・ミュール」が手ごろなんじゃないだろうか。もちろん、ウオッカをオレンジジュースで割れば「スクリュー・ドライバー」になるし、トマトジュースで割れば「ブラッディ・マリー」になるのはわかっている。だけど気分はモスコー・ミュールである。

じつは先日、パソコン関係の買い物で梅田(JR大阪駅周辺)を歩いた帰り、阪急梅田駅構内にある成城石井で見つけたんですよ、「ジンジャー・ビア」なるものをね。ついでに「ルートビア」もあったので、どちらも買い物籠に入れた。とくに「ジンジャー・ビア」はあればいいんだけどなあ、くらいに考えていたものが手に入ったのだからうれしかった。

SmirnoffFentimans2.jpgモスコー・ミュールはウオッカをジンジャー・エールで割ったものにライムを添えるのだが、本式の作り方は「ウオッカをジンジャー・ビアで割ったものを銅製のマグカップにいれ、ライムを添えて供する」という。もちろん、氷を入れて銅製のマグカップにビルドしていくということなんだけど、日本ではジンジャー・ビアを入手するのが難しいから代わりにジンジャー・エールを使うやり方が流布することになったようだ。

ジンジャー・ビアは生姜・砂糖・水に酵母を加えて発酵させたもので、イギリスなどでは婦人方が食前酒の代わりに飲用するようなものらしい。今回は「フェンティマンズ」のジンジャー・ビア(アルコール度数0.5%)を使って本式に近いモスコー・ミュールを作ってみることにした。

「スミノフ」ウオッカ(45ml)に氷、ジンジャー・ビアを入れて満たし、軽くステアしてライム1/8カットを飾る。思ったよりジンジャー・ビアの色が薄いので少し意外な感じがした。そうか、ジンジャー・エールのあの色はカラメル色素だったんだ、と納得した次第。一口飲んでその穏やかな飲み口に驚くが、しばらくすると生姜(と唐辛子)のぴりぴりっとした辛さが遅れてやってくる。

ああ、この味は何かに似ていると思ったが、ちょうど「冷やしあめ」を炭酸で作ったような感じ、といえばわかってもらえるだろうか。「フェンティマンズ」ジンジャー・ビアを使った本式に近いモスコー・ミュールは、どこか懐かしい味に似た、大人の飲み物といった風情に仕上がったように思う。


【付記】
● ジンジャー・ビア、生まれて初めての体験でした。ひやしあめに似た、不思議な味わい。だけど後から送れて来るピリッとした辛さは冷やしあめにはありません。値段も300円を超えてしまいますので、いつも常備して飲める、乙山のスタンダードにはたぶん、ならないんじゃないかと思います。

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tag : ジンジャー・ビア モスコー・ミュール

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ウォッカ!!

ズブロッカがすきです。
わたしもウォッカはロシア原産と思っていましたが
ズブロッカはポーランド産です。
ラベルに書かれている水牛が生息するビアロヴィツアの森
でしか採れないズブロッカ草をいれていると・・・。(多分。)
ポーランド産のひとに聞きました。(会うたびに教えてくれるので
覚えてしまいました。(笑)
ちょっとあまい香りがします。
モスコミュールも飲みますが。
やっぱりウォッカライムがいちばんですね!!

No title

酒好きにはたまりませんね。
このカクテル講義は。
また、お願いします。

Re:nyaaomiさん

nyaaomiさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
ズブロッカ、いいですね。ボトルに草が入っていますね。
ウオッカはロシアのイメージが強いのですが、
東欧諸国でも製造され、愛飲されていたようです。
ですからウォッカ=ロシアというのは思い込みの部分が多いのでしょう。

オランダやベルギー、デンマークには
いろんな種類のビールがあるようです。
東欧諸国にはそれと同じように、
それこそいろんな種類の「ウォッカ」があるんでしょうね。

奥が深そうですね、ウォッカの世界。
入り口をちょっとのぞいてみただけで、
圧倒されそうな気分です。

Re:abe天国さん

abe天国さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
そんなたいそうなものではありません。
乙山はただ、好きなものを書いているだけなんです。
楽しんでいただければ、幸甚です。
ありがとうございます。
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只野乙山

Author:只野乙山

⚫︎ できれば「只野乙山=ただのおつざん」とお読みくだされば、と思います。

⚫︎ 文字中心のウェブログ。ほとんど一話完結で、どの記事をご覧になっても楽しめ(?)ます。文字数だけなら一冊の本に匹敵(凌駕?)するほどありますので、ごゆっくりどうぞ。

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