すき焼き風炒め煮

3月も中旬となり、氷点下になる日もほとんどなく、もうタイヤ交換をしようかという人もいるくらいである。こうなるとキッチンに立つのも苦でなくなるので、料理しようかという気持ちになる。どこにでもある材料で、家にある調味料で料理をするとなると、すき焼き風の味付けになることが多いのではないだろうか。いわゆるすき焼き風煮も肉豆腐も同じ味付けであるといえる。
砂糖、醤油、酒、みりんを使った味付けだが、これに出汁を入れて汁気たっぷりで作るやり方もあり、その際うすくち醤油や白醤油を使うと素材の色が楽しめる。反対に濃口醤油を使って色をしっかりつけるやり方もあって、ご飯のおかずにするならむしろこちらのほうがいいかもしれない。今回は豚バラ肉、玉ねぎ、糸こんにゃく、冷凍インゲンを使ってすき焼き風炒め煮にしよう。
本当は肉じゃがにするつもりだったんだけど、冷蔵庫にあると思い込んでいたジャガイモがないのだから仕方がない。まず最初に生糸こんにゃくを軽くゆで、水気を切ったらフライパンで乾煎りし、水気を飛ばしたらザルにあけて放置するが、これはやらなくてもいいと思う。豚バラ肉薄切りは食べやすい大きさに切っておく。玉ねぎ1/2個はざっくりとくし形に切る。
フライパンに油を引かずに豚バラ肉を並べてから点火する(中火)。豚肉をひっくり返したら粉末黒糖(小匙1)を肉の上にかけ、濃口醤油を入れて軽く炒める。これは関西のやり方で、牛肉をまずこうやって焼いて食べる。でもまあ、温泉旅館などで中居さんがそうしてくれるから食べるわけで、一般家庭なら焼いた牛肉を鍋の端に寄せ、他の具材を入れて炒め煮にするんじゃないかな。
玉ねぎと糸こんにゃくを入れて全体に絡めたら、酒を入れて蓋をして蒸し焼きにする。7〜8分程度でよく、蓋をとったら冷凍インゲンを入れて汁気がほとんどなくなるまで煮詰める。ちなみに蒸し焼きと煮詰めはストーブで行った。春も近いとはいえ、まだ夜になると10度以下に気温が下がるのでね。最後の煮詰めはフライパンに張り付いてやるのをお勧めする。
さて、すき焼き風炒め煮ができましたよ。私の作る料理の中では色が濃いほうだと思うが、玉ねぎや糸こんにゃく(しらたき)の色からすると「もう少し濃いほうが好き」という向きもあるかと思う。溶き卵につけないし、ご飯のおかずにもしないので、さほど濃い味付けは必要ないのでして。酒のアテとして作ったからできるだけ甘さは抑えめに調節してある。
分量としては2人分ですね。写真をご覧になっても汁気がないのがおわかりかと。関西風のやり方をする、そして色をしっかりつける(ついてないですけど?)のが今回のコンセプト。関西風のやり方に慣れていない向きは、めんつゆとか割下を使うといいと思う。白菜とか白ネギ、豆腐などを入れて汁たっぷりのすき焼き風煮にしてもうまいんだよな。
砂糖、醤油、酒、みりんを使った味付けだが、これに出汁を入れて汁気たっぷりで作るやり方もあり、その際うすくち醤油や白醤油を使うと素材の色が楽しめる。反対に濃口醤油を使って色をしっかりつけるやり方もあって、ご飯のおかずにするならむしろこちらのほうがいいかもしれない。今回は豚バラ肉、玉ねぎ、糸こんにゃく、冷凍インゲンを使ってすき焼き風炒め煮にしよう。
本当は肉じゃがにするつもりだったんだけど、冷蔵庫にあると思い込んでいたジャガイモがないのだから仕方がない。まず最初に生糸こんにゃくを軽くゆで、水気を切ったらフライパンで乾煎りし、水気を飛ばしたらザルにあけて放置するが、これはやらなくてもいいと思う。豚バラ肉薄切りは食べやすい大きさに切っておく。玉ねぎ1/2個はざっくりとくし形に切る。
フライパンに油を引かずに豚バラ肉を並べてから点火する(中火)。豚肉をひっくり返したら粉末黒糖(小匙1)を肉の上にかけ、濃口醤油を入れて軽く炒める。これは関西のやり方で、牛肉をまずこうやって焼いて食べる。でもまあ、温泉旅館などで中居さんがそうしてくれるから食べるわけで、一般家庭なら焼いた牛肉を鍋の端に寄せ、他の具材を入れて炒め煮にするんじゃないかな。
玉ねぎと糸こんにゃくを入れて全体に絡めたら、酒を入れて蓋をして蒸し焼きにする。7〜8分程度でよく、蓋をとったら冷凍インゲンを入れて汁気がほとんどなくなるまで煮詰める。ちなみに蒸し焼きと煮詰めはストーブで行った。春も近いとはいえ、まだ夜になると10度以下に気温が下がるのでね。最後の煮詰めはフライパンに張り付いてやるのをお勧めする。
さて、すき焼き風炒め煮ができましたよ。私の作る料理の中では色が濃いほうだと思うが、玉ねぎや糸こんにゃく(しらたき)の色からすると「もう少し濃いほうが好き」という向きもあるかと思う。溶き卵につけないし、ご飯のおかずにもしないので、さほど濃い味付けは必要ないのでして。酒のアテとして作ったからできるだけ甘さは抑えめに調節してある。
分量としては2人分ですね。写真をご覧になっても汁気がないのがおわかりかと。関西風のやり方をする、そして色をしっかりつける(ついてないですけど?)のが今回のコンセプト。関西風のやり方に慣れていない向きは、めんつゆとか割下を使うといいと思う。白菜とか白ネギ、豆腐などを入れて汁たっぷりのすき焼き風煮にしてもうまいんだよな。
【付記】
関西風というのなら牛肉を使うべきでしたが、豚バラ肉とか鶏肉でやるすき焼き風もおいしいと思います。
関西風というのなら牛肉を使うべきでしたが、豚バラ肉とか鶏肉でやるすき焼き風もおいしいと思います。
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