カロリー制限と糖質制限

いろんな理由で休みを多めに取れるようになった。こうなると逆に肥満気味になるのに注意しないといけない。何しろほとんど運動をしないのだから、食べて飲んで寝ているだけではどうしても肥満気味になってしまう。以前から糖質制限がどうのとか言っているが、そもそもカロリー制限と糖質制限はどう違うのかって話ね。ここにダイエットも絡んでくるんでややこしい。
カロリーとは「1gの水を1度上げるのに必要な熱量」のこと。栄養学ではこのカロリー(cal)を使っているが、他の分野では熱量の単位にジュール(J)が使われている。1cal=4.184Jとのことだけど、カロリーで考えたほうが感覚的にわかりやすいように思う。ざっくり言ってカロリーとは「熱量」であり、エネルギーとほぼ同義。もう自分のための忘備録として書いておきたい。
体内でカロリー変換されるものはタンパク質、糖質(炭水化物)、脂質で、それぞれ1gあたり4kcal、4kcal、9kcalとなっている。飲食による総摂取カロリーより、運動などによる総消費カロリーが多ければ「痩せる」し、少なければ「太る」。ただし睡眠状態や寝たきり状態であってもカロリーは消費され、これを「基礎代謝」という。基礎代謝は年齢を重ねるとともに低下するとされる。
食べ物の内容を変えずに「これからはお腹いっぱい食べるのをやめて腹八分目でいこう」とするなら「カロリー制限」。これに対して糖質の摂取を減らすのが糖質制限で、具体的には主食(ご飯/炭水化物)をタンパク質(卵や肉)や食物繊維(こんにゃくや葉物野菜など)に置き換えたり、砂糖は使わない、とか甘い食品や飲料を口にしないなどやり方はいろいろある。
要するにカロリー制限とは食べ物の「分量」を減らす、ということであり、糖質制限とは食べ物の「内容」を変える、ということ。私の場合、糖質制限しながら食べ物の量も減らしているので、その二つを並行しているわけだ。ダイエットもさぞ、のはずなのだが、標準体重を少し下回ったあたりで止まっている。本当はあと5キロくらい落としたいがそうならない。これについて、ある程度の推測はできている。
加齢とともに基礎代謝が下がる、これは誰にとっても避けられないことだが、運動をほとんどしないことによっても筋肉量が落ち、やはり基礎代謝が下がる。さらに食事の回数と量を減らし、糖質制限をかけることによって身体は節約モードになる。つまりできるだけカロリー消費をしないようになるわけで、具体的には基礎代謝を下げる方向へシフトするわけだ。身体はカロリー消費をしないようにしているが、カロリー消費によって痩せるので矛盾している。そりゃ、瘦せるわけないわ。
糖質制限を極端にすると、たまに摂取した糖質があれば、身体はそれをくまなくすべて回収しようとする。不足しがちな糖質を補おうとしてね。何しろ「脳は主にブドウ糖で動いている」から。だから運動せずに食事の量や糖質を制限したら「瘦せにくく、かつ肥満しやすい身体」になるということだ。ていうかもう「そうなっている」わけだから、これ以上体重を減らすのはかなり困難だ。
理想は現状と反対の「瘦せやすく、かつ肥満しにくい身体」になることだが、それには運動が必要になってくるのでかなりハードルが高い。だが食べ物の内容を検討することで少しずつ減少傾向に持っていけたら、と思う。「**日でマイナス**キロ」みたいなやり方ではなく、時間をかけてゆっくり痩せていくようにする。たまにはしっかり炭水化物を摂ったっていいんだよ。
カロリーとは「1gの水を1度上げるのに必要な熱量」のこと。栄養学ではこのカロリー(cal)を使っているが、他の分野では熱量の単位にジュール(J)が使われている。1cal=4.184Jとのことだけど、カロリーで考えたほうが感覚的にわかりやすいように思う。ざっくり言ってカロリーとは「熱量」であり、エネルギーとほぼ同義。もう自分のための忘備録として書いておきたい。
体内でカロリー変換されるものはタンパク質、糖質(炭水化物)、脂質で、それぞれ1gあたり4kcal、4kcal、9kcalとなっている。飲食による総摂取カロリーより、運動などによる総消費カロリーが多ければ「痩せる」し、少なければ「太る」。ただし睡眠状態や寝たきり状態であってもカロリーは消費され、これを「基礎代謝」という。基礎代謝は年齢を重ねるとともに低下するとされる。
食べ物の内容を変えずに「これからはお腹いっぱい食べるのをやめて腹八分目でいこう」とするなら「カロリー制限」。これに対して糖質の摂取を減らすのが糖質制限で、具体的には主食(ご飯/炭水化物)をタンパク質(卵や肉)や食物繊維(こんにゃくや葉物野菜など)に置き換えたり、砂糖は使わない、とか甘い食品や飲料を口にしないなどやり方はいろいろある。
要するにカロリー制限とは食べ物の「分量」を減らす、ということであり、糖質制限とは食べ物の「内容」を変える、ということ。私の場合、糖質制限しながら食べ物の量も減らしているので、その二つを並行しているわけだ。ダイエットもさぞ、のはずなのだが、標準体重を少し下回ったあたりで止まっている。本当はあと5キロくらい落としたいがそうならない。これについて、ある程度の推測はできている。
加齢とともに基礎代謝が下がる、これは誰にとっても避けられないことだが、運動をほとんどしないことによっても筋肉量が落ち、やはり基礎代謝が下がる。さらに食事の回数と量を減らし、糖質制限をかけることによって身体は節約モードになる。つまりできるだけカロリー消費をしないようになるわけで、具体的には基礎代謝を下げる方向へシフトするわけだ。身体はカロリー消費をしないようにしているが、カロリー消費によって痩せるので矛盾している。そりゃ、瘦せるわけないわ。
糖質制限を極端にすると、たまに摂取した糖質があれば、身体はそれをくまなくすべて回収しようとする。不足しがちな糖質を補おうとしてね。何しろ「脳は主にブドウ糖で動いている」から。だから運動せずに食事の量や糖質を制限したら「瘦せにくく、かつ肥満しやすい身体」になるということだ。ていうかもう「そうなっている」わけだから、これ以上体重を減らすのはかなり困難だ。
理想は現状と反対の「瘦せやすく、かつ肥満しにくい身体」になることだが、それには運動が必要になってくるのでかなりハードルが高い。だが食べ物の内容を検討することで少しずつ減少傾向に持っていけたら、と思う。「**日でマイナス**キロ」みたいなやり方ではなく、時間をかけてゆっくり痩せていくようにする。たまにはしっかり炭水化物を摂ったっていいんだよ。
【付記】
休日にラーメンを食べる言い訳ですかね。
休日にラーメンを食べる言い訳ですかね。
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