ペヤングソースやきそば
「ペヤングソースやきそば」を焼くとおいしい、という動画を見てしまったら、やはり試してみたくなるもの。作り方を見ると、普通にカップにお湯を注いで3分間待ち、湯切りをしたら油を入れて熱したフライパンでペヤング焼きそばを焼いている。強火でやるとキャベツが焦げてしまうのが注意点だという。出来上がったものを見るとじつにおいしそうなのである。こういうのを見てしまうと、すぐ真似したくなるのはどういうわけだろう。
ペヤング焼きそばはあまり関西では馴染みがなかった。やはりソースが売りの地元メーカー日清食品の「焼きそばU.F.O.」が強く、次いでカップ麺になかった辛子マヨネーズが斬新だった明星の「一平ちゃん」ではないかと思う。馴染みがなかったペヤングだけど、「大盛り」と「激辛」が人気になって今では関西でもかなり浸透しているのではないだろうか。
しかしちょっと待てよ。ペヤング焼きそばを焼く前に、まずはそのまま味わってみるべきじゃないのかな。だってこのウェブログでペヤングを紹介してなかったと思うから。アレンジや改変はオリジナルを食べ尽くした上でやるもので、まずはそのままのカップ焼きそばとして味わうのが基本。というわけで今回はそのまま、何も加えずオリジナルの味を試してみることにしました。
パッケージのデザインにイメージ画像が用いられておらず、誠にシンプルなのが逆に斬新に思える。「ペヤング」という言葉を最初に聞いた時、どこか外国の言語を想像したけど、メーカーによると「ペア」と「ヤング」をかけた商品名にした、とのこと。開けてみると、麺と具材が完全に分離しており、かやくと液体ソースの他にふりかけとスパイスが付属している。
ちなみにパッケージに「Big!」とあるが、発売当時(1970年代中頃)カップ焼きそばの麺は60gくらいだったのに比してペヤングは90gになっている。どのメーカーより先に大盛り路線を打ち出したのがペヤングだったのである。袋をとると上面に調理方法が丁寧に示されており、その通りに調理を進める、ってお湯沸かしてカップに注ぎ入れて3分間待つだけじゃん?
さてペヤングソースやきそばができましたよ。いちばんの特徴は出来上がりの麺の色で、「U.F.O.」や「一平ちゃん」に比べると薄めに思える。食べてみると……穏やかで優しい味わいで、関西のお好み焼き店で食べる濃厚ソースの焼きそばではなくて、大衆食堂で食べる昔懐かしい焼きそばの感じがして、これはこれで大好きな味わい。濃厚ソースもいいけど、こういうのもいいんですよね。
ソースの穏やかさは塩分量でその違いがわかる。ペヤング1食あたりの塩分量は3.6gで、「U.F.O.」は5.9gになっている。ラーメンと違ってスープがなく、基本食べ切りなのでこの差は大きい。普通の人なら問題ないのだが、減塩が必要な人は塩分量を知っておいて損はない。たまに食べるカップ焼きそばだからそこまで気にしなくていいんだけど、常食するならね。
熱量はいずれも500kcalオーバーなので、糖質制限が必要な人は手を出すべきではないと思うが、たまに食べたくなるのがカップ焼きそばというもので、そういう時はカロリーとか塩分のことは忘れて楽しむのがいい。ペヤングは想像以上においしく、塩分の点でも優秀だった。今後、カップ焼きそばを楽しむならペヤング一択になってしまうかも。とか言いながらU.F.O.食べちゃうんだよね。
ペヤング焼きそばはあまり関西では馴染みがなかった。やはりソースが売りの地元メーカー日清食品の「焼きそばU.F.O.」が強く、次いでカップ麺になかった辛子マヨネーズが斬新だった明星の「一平ちゃん」ではないかと思う。馴染みがなかったペヤングだけど、「大盛り」と「激辛」が人気になって今では関西でもかなり浸透しているのではないだろうか。
しかしちょっと待てよ。ペヤング焼きそばを焼く前に、まずはそのまま味わってみるべきじゃないのかな。だってこのウェブログでペヤングを紹介してなかったと思うから。アレンジや改変はオリジナルを食べ尽くした上でやるもので、まずはそのままのカップ焼きそばとして味わうのが基本。というわけで今回はそのまま、何も加えずオリジナルの味を試してみることにしました。
パッケージのデザインにイメージ画像が用いられておらず、誠にシンプルなのが逆に斬新に思える。「ペヤング」という言葉を最初に聞いた時、どこか外国の言語を想像したけど、メーカーによると「ペア」と「ヤング」をかけた商品名にした、とのこと。開けてみると、麺と具材が完全に分離しており、かやくと液体ソースの他にふりかけとスパイスが付属している。
ちなみにパッケージに「Big!」とあるが、発売当時(1970年代中頃)カップ焼きそばの麺は60gくらいだったのに比してペヤングは90gになっている。どのメーカーより先に大盛り路線を打ち出したのがペヤングだったのである。袋をとると上面に調理方法が丁寧に示されており、その通りに調理を進める、ってお湯沸かしてカップに注ぎ入れて3分間待つだけじゃん?
さてペヤングソースやきそばができましたよ。いちばんの特徴は出来上がりの麺の色で、「U.F.O.」や「一平ちゃん」に比べると薄めに思える。食べてみると……穏やかで優しい味わいで、関西のお好み焼き店で食べる濃厚ソースの焼きそばではなくて、大衆食堂で食べる昔懐かしい焼きそばの感じがして、これはこれで大好きな味わい。濃厚ソースもいいけど、こういうのもいいんですよね。
ソースの穏やかさは塩分量でその違いがわかる。ペヤング1食あたりの塩分量は3.6gで、「U.F.O.」は5.9gになっている。ラーメンと違ってスープがなく、基本食べ切りなのでこの差は大きい。普通の人なら問題ないのだが、減塩が必要な人は塩分量を知っておいて損はない。たまに食べるカップ焼きそばだからそこまで気にしなくていいんだけど、常食するならね。
熱量はいずれも500kcalオーバーなので、糖質制限が必要な人は手を出すべきではないと思うが、たまに食べたくなるのがカップ焼きそばというもので、そういう時はカロリーとか塩分のことは忘れて楽しむのがいい。ペヤングは想像以上においしく、塩分の点でも優秀だった。今後、カップ焼きそばを楽しむならペヤング一択になってしまうかも。とか言いながらU.F.O.食べちゃうんだよね。
【付記】
今回はオリジナルを尊重してソースを全部使いましたが、好みとしては全部使う必要はなく、もっと穏やかな味にして食べるほうがいいかもしれません。
今回はオリジナルを尊重してソースを全部使いましたが、好みとしては全部使う必要はなく、もっと穏やかな味にして食べるほうがいいかもしれません。
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コメントの投稿
こんばんは。
出ている焼きそば、すべて味わいましたが、
今はペヤングがばかりです。
というのもペヤングだけ安売りするスーパーがあるので。
焼きそばも色んなアレンジがあるようですね。
私はとろけるチーズを乗っけるのが好みです。
ソースのかわりにオイスターを使ってみようかとも考えています。
豚バラ肉をたっぷり入れてね。
今はペヤングがばかりです。
というのもペヤングだけ安売りするスーパーがあるので。
焼きそばも色んなアレンジがあるようですね。
私はとろけるチーズを乗っけるのが好みです。
ソースのかわりにオイスターを使ってみようかとも考えています。
豚バラ肉をたっぷり入れてね。
Re: こんばんは。南亭さん
南亭さん、コメントありがとうございます。
ペヤング、いいですね。ソースが少し控えめなのも。
関西だとやっぱりソースが主張してないとダメなんです。
ですが大衆食堂ではソースが出っ張らない焼きそばもあります。
そんな焼きそばを想起させてくれるのがペヤングでした。
カップ焼きそばのアレンジ、楽しいですよね!
ペヤング、いいですね。ソースが少し控えめなのも。
関西だとやっぱりソースが主張してないとダメなんです。
ですが大衆食堂ではソースが出っ張らない焼きそばもあります。
そんな焼きそばを想起させてくれるのがペヤングでした。
カップ焼きそばのアレンジ、楽しいですよね!
カップ焼きそばと言えば
北海道では定番の「焼きそば弁当」があります。
パンチのあるスパイシーなソースでクセになります♪粉末スープも付いてるので食べ応えあってお得デスよ~。
昨今はアレンジアイテムが幾つも派生してるけど、やはりベーシックなモノが1番!
パンチのあるスパイシーなソースでクセになります♪粉末スープも付いてるので食べ応えあってお得デスよ~。
昨今はアレンジアイテムが幾つも派生してるけど、やはりベーシックなモノが1番!
Re: カップ焼きそばと言えば;つっちさん
つっちさん、コメントありがとうございます。
えっ「焼きそば弁当」? こちらでは見たことがありません。
東北や北海道では「マルちゃん」の東洋水産が強いですね。
そうそう、そちらでは「ホンコンやきそば」もあるのでは?
仰るようにベーシックなのがいいですね!
えっ「焼きそば弁当」? こちらでは見たことがありません。
東北や北海道では「マルちゃん」の東洋水産が強いですね。
そうそう、そちらでは「ホンコンやきそば」もあるのでは?
仰るようにベーシックなのがいいですね!