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男鹿半島と周辺を歩く(47)なか卯(秋田市土崎)

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生きていて実感できることの一つに「良くないことは続いて起きる」がある。皆さんとは違うだろうけど、私自身の経験として自信を持って断言できる。できたところでいささかも偉大ではなく、もっとポジティヴで建設的というか明るい前向きな事柄がないのか、と自分でも思わぬでもないが、人生ってそもそも差し引きゼロ設計になってないんだよ。

つい先だって、疲れから体調を崩してしまい、それが長期に及んで心が折れてしまいそうになっていた矢先、車の空調ノブが崩壊したのである。5月の終わり頃だけど、秋田でも快晴だったら車内はかなりの高温になるわけですよ。走るだけなら窓オープンでいいけど、車内で休憩時間を過ごすことも多い関係上、困った問題でもある。

早速、取扱業者に空調ノブを外して持っていくと、「よくあるんです。常習部品ですね」とのこと。数日すると着信があったので、電話してこれから行くと伝えた。出かけるのはいいとして、その後どうする? いつものことだが予定はない(おいおい)しね。そうだ、土崎の〈なか卯〉で関西風うどんとかいいんじゃないかな?

てなわけで〈なか卯〉土崎店にやって来ました。国道7号線沿いで、対面に〈やまや〉があって、近所に〈すき家〉もある。タッチパネル式で食券を購入するようだけど中国語とか英語もある。あまり利用しないのでよくわかんないけど、なんとか「ハイカラうどん」と「親子丼ミニ」を注文した。やっぱ関西風のうどんを食べなくちゃ、ってことで。

ほどなくして料理が来ましたよ。ハイカラうどんとか言ってますけど、てんかすを乗せただけで、東で言うところの「たぬき」でしょうね。おつゆの色が薄くて、ちょっと嬉しくなったし、親子丼の卵の具合がね、何だかとっても良さそうじゃありませんか。これ、火が通り過ぎていると、学食みたいでちょっと、ね。

おつゆを飲んでみると、意外なほど塩分濃度を高く感じる。たぶん1.5%以上ありそう。でもうどんは良い意味で柔らかく、これはとても良い。大阪在住以外の人に大阪うどんを説明するのは難しいんだけど、このうどんは、大阪うどんの感じにかなり近いと思う。柔らかいんだけどもっちりしていて、すぐ切れたりしないんですね。

親子丼はかなり美味しい。でも甘辛さが自分の基準を超えていて、常食するのは無理。関西の〈なか卯〉とは少し違う気もするけど、その地域に合わせた味作りをしていると想像する。ハッキリした味を好む地域だろうし、特に甘さ控えめはNGかな。砂糖をケチるのは名折れに直結するかもしれない大事なことなの。ここではね。

せっかくの「関西風」なんだけど味付けが濃すぎるのが、ね……でも外食チェーンって、出す前から周到に段階を踏んで厳密に味決めをしているはずだし、該当地域の味覚的平均とか把握してると思うんだ。おつゆの色だけで「関西風」になるようだけど、いくら関西でもここまでおつゆの色を薄くしませんよ?


【付記】
•余所者が御託を並べても仕方がないのです。こういう味付けでないと売れないわけですから。安心して食べられる薄味のお惣菜はもはやコンビニのおでんしかないのかもしれません。えっ、病人は引っ込んでろ、ですか? そうか、そういうことだったんですよね。

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こんにちは。

「なか卯」ありましたか。
良かったですね!
前もお話したかと思いますが、
私も「なか卯」をけっこう愛用しております。
現役時代は徹夜明けによく朝セットで一息ついてました。

どちらかというと関西人に近い舌を持ってますので、
蕎麦より饂飩、醤油より白だしが合うのです。
なので関東に「なか卯」が出店したときは嬉しかったですね。

で「はいから」は今も私の常食となっています。
ちょと無理して「肉うどん」を頼むこともありますが。

Re: こんにちは。南亭さん

南亭さん、コメントありがとうございます。
本当に〈なか卯〉の看板を見たとき、嬉しくなりました。
ハイカラうどんという名前も懐かしいものです。
おつゆの色も、あそこまで薄くはありませんがワクワクしました。

ですが塩分、糖分ともに多少多めに感じました。
外食の味は得てしてそういうものですが、
地域に好みを反映するとそうなるのだと思います。

出店時にモニターの人たちに何種類か食べさせ、
「一番美味しいと感じた味付け」を採ったのでしょう。
外食のやり方としては無難で妥当といったところです。

あれだけ味付けが濃いと、見た目はソックリでも、
もはや関西風ではありません。
なので再利用はあるか、わからないですね。

ひとりでにまた来てしまった、というような、
そんな店に出会いたいものです。
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只野乙山

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⚫︎ できれば「只野乙山=ただのおつざん」とお読みくだされば、と思います。

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