fc2ブログ

久しぶりに焼酎を

20190305153251800.jpeg
家で氷を作られることがわかるとウィスキーを飲む機会が増えるなんて、自分でも単純なヤツだと呆れてしまうが本当のことなんだから仕方がない。といっても高級ウィスキーは無理なので1000円クラスのブレンデッド・スコッチにしている。ホワイトホースが1000円以下で買えるときなど、手が勝手に動いていると言ってもいいくらいだ。

今日もそうして、ホワイトホース目当てでドジャース男鹿店に来たのだが、期間セールが終わったのか、通常価格に戻っていた。なんだつまんないな、とか思いながら酒売り場を出ようとしたら琉球泡盛が目に入った。沖縄にウェブログでお付き合いして下さる方がいて、その影響でいつか泡盛(とくに古酒)を試してみたいと思っていたのだ。

ラベルには〈くら〉と書いてあり、ヘリオス酒造とある。未知のものに挑戦する気概は多少持ち合わせているが、しょせんヘタレ(関西弁で「情けないヤツ」の意)である。以前、土産でもらったどこか南の島の焼酎にクワッと*なって(⁇)飲み切ることができなかったのを頭のどこかで思い出して、混同していたのだと思う。

しばらく逡巡してその場を離れたが(だからヘタレなんよ)、安売りコーナーに〈那由多の刻〉が798円で売っているのを見つけ、思わず手に取ってしまった。以前記事にしたこともある蕎麦焼酎で、味は確認済みである。雲海酒造によるもので、居酒屋でビールの後、〈雲海〉を氷で飲んだりする人間にとっては当然の成り行きでしょ?

特級の自家製氷、といっても画像では伝わらんでしょうな。画角とかもう少し検討すべきだったかもしれないが、無い物ねだりは無理というもの。氷を作った記事ですらもう少し小さな氷で済ませているんだからね。酒の色はスタンダードの〈雲海〉を樽熟成させたようで、ほのかに琥珀色がかっていて高級感がある。

飲んでみるとほのかに甘みがあり、香りは高くないが独特の香りがあって、これがソバ自体によるものなのか、樽由来かを判定することはできない。単体として味わえる上に個性は控えめなので食中酒としては好適域にあり、これこそウィスキーと違う点だろう。だが単独で味わうとしたら、やはりウィスキーが一歩長じると思う。

なので、これだったらウィスキーはもういらない、とはならないと思う。でも焼酎のボトルをキープして飲んでいる人も少なくないようである。個人的には、焼酎の出番を食事中に増やしても良いのではないかと思うが、「普通」の基準からすると「酒自体を減らせ、ていうかやめろ」となるので大きな声では言えないんですよね。

* 「クワッと」って……それでは何のことかわからないと思う。私はある種の発酵食品などを食べるとしばしばそうなる。

【付記】
⚫︎ 久しぶりの焼酎、なかなかでした。熟成と高級化を進めていくとウィスキーとの境界線が曖昧になっていくでしょうが、熟成焼酎は蒸留酒の中では世界的に見ても少数派で、独特のものでしょう。この方向を進めるとともに、庶民の味方としての焼酎もあってほしいですね。

関連記事
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

No title

ヘリオス酒造は我らが名護の酒です。
くらは割と普及している飲みやすい酒ではないでしょうか。
泡盛というのは昔は臭くて
おじいがよく飲む酒というレッテルが張られていました。
戦後、酒造所の努力で酒の品質が格段に良くなりました。
臭い時代の酒は、20年30年と寝かせると
逆に芳醇になりますよ。
原料はタイ米です。

30度が多いんですが、ほとんどの人は水割りですね。
43度のものは古酒にして飲みます。
最近は20度25度もありますが、
これに関してはロック派が少し増えますが、やはり水割りですかね。

古酒、おすすめです。

Re: 根岸冬生さん

根岸さん、コメントありがとうございます。
なるほど、根岸さんもよくご存知のものなら、安心して飲めそうです。
酒類はたいてい飲んでしまう男ですが、
糖類から作った焼酎は飲みきれなかった思い出があります。

> 臭い時代の酒は、20年30年と寝かせると
> 逆に芳醇になりますよ。

そうそう、それですよ!
でも20年物とか、30年物の古酒(クース?)だと、
それこそ買えないのではないかと思います。
私が見た〈くら〉は3年熟成でしたけど、
それでだいたい1000円前後でしたから。

焼酎も泡盛も、食中酒として好適なんですよね!
居酒屋でビールの後、日本酒にするか焼酎にするか、
いつも迷うんですよね。
泡盛、近いうちに試してみるつもりです。
貴重な情報、ありがとうございました。

こんにちは。

定年後は焼酎が九割になりました。
すると、ちょこ一杯の日本酒で酔ってしまうのですね。

焼酎は食中酒として最適だと思います。
私は飲むより食べるのが楽しみになりましたので、
淡白な料理には特に主張の少ない焼酎が合うようです。
芋、蕎麦、米と試しましたが、今はもっぱら麦です。

そういえば青い焼酎「そら」をご存知ですか?
金時芋を使っていると聞きましたが、どうして青くなるのか不思議です。
大島、三宅島あたりで作っているそうで、
その色とやや甘みの強い味わいが忘れがたく、
数年後にその店を訪れたのですがもう出回ってないとのこと。

幻の焼酎となったわけですが、類似した青い焼酎が売られているとか・・・
気になる話ではあります。

ところで先日はカティサークについてご教示いただき、ありがとうございました。
たしかにライトなウィスキーでした。
オンザロックよりお湯割が気に入ってます。

泡盛、美味し~ですねぇ。
3年位の若いのでも結構呑めるしコスパはそこいらの甲類焼酎よりも余程好いし。
5年~10年ものですと、紹興酒のようなこなれた味わいだった記憶があります。それ以上のものは呑んだことないですな。

あと、蕎麦焼酎雲海も割りと呑んでました。その頃は、紫蘇焼酎や胡麻焼酎等にも手を出していて、何れも個性が面白かったですよ♪

Re: こんにちは。;南亭さん

南亭さん、コメントありがとうございます。
日本酒には何か特別な体への「アルコールの入り方」があるんでしょうか。
色々ある酒の中で、日本酒が最も酔うような気がします。

やはり焼酎は料理と合わせても大丈夫ですよね!
私は蕎麦、麦、米、芋、の順でしょうか。
サトウキビ(黒糖?)の焼酎はクワッとなりました。

> そういえば青い焼酎「そら」をご存知ですか?

「そら」は知りません。
ふだん、焼酎を飲まないものですから……
ですが青い色の幻の焼酎ともなれば、
いつか飲んでみたいものですね。

カティ・サーク、楽しんでいらっしゃるようですね!

Re:つっちさん

つっちさん、コメントありがとうございます。
そうですか、泡盛は美味しいんですね?
まずは3年熟成物の泡盛からやってみようかな、と思います。

ほう、胡麻焼酎や紫蘇焼酎もあるんですか!
たぶん胡麻焼酎は……
だって、胡麻豆腐にクワッとなりましたから。
プロフィール

只野乙山

Author:只野乙山

⚫︎ できれば「只野乙山=ただのおつざん」とお読みくだされば、と思います。

⚫︎ 文字中心のウェブログ。ほとんど一話完結で、どの記事をご覧になっても楽しめ(?)ます。文字数だけなら一冊の本に匹敵(凌駕?)するほどありますので、ごゆっくりどうぞ。

⚫︎ 下の「全ての記事を表示する」をクリックすると、全記事のタイトル一覧が出ますので過去記事を参照することができます。

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カレンダー
11 | 2022/12 | 01
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新記事
最新コメント

openclose

最新トラックバック
人気ブログランキング

人気ブログランキングへ

カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

アーカイヴ

2022/12 (1)

2022/11 (15)

2022/10 (16)

2022/09 (15)

2022/08 (16)

2022/07 (19)

2022/06 (15)

2022/05 (16)

2022/04 (15)

2022/03 (15)

2022/02 (23)

2022/01 (16)

2021/12 (24)

2021/11 (15)

2021/10 (16)

2021/09 (15)

2021/08 (16)

2021/07 (15)

2021/06 (15)

2021/05 (18)

2021/04 (15)

2021/03 (16)

2021/02 (14)

2021/01 (10)

2020/12 (8)

2020/11 (9)

2020/10 (9)

2020/09 (8)

2020/08 (9)

2020/07 (9)

2020/06 (9)

2020/05 (9)

2020/04 (8)

2020/03 (9)

2020/02 (8)

2020/01 (9)

2019/12 (8)

2019/11 (9)

2019/10 (8)

2019/09 (5)

2019/08 (4)

2019/07 (9)

2019/06 (8)

2019/05 (8)

2019/04 (9)

2019/03 (9)

2019/02 (8)

2019/01 (8)

2018/12 (8)

2018/11 (9)

2018/10 (9)

2018/09 (8)

2018/08 (9)

2018/07 (8)

2018/06 (5)

2018/02 (7)

2018/01 (9)

2017/12 (9)

2017/11 (8)

2017/10 (9)

2017/09 (9)

2017/08 (8)

2017/07 (9)

2017/06 (9)

2017/05 (9)

2017/04 (8)

2017/03 (9)

2017/02 (4)

2017/01 (1)

2016/06 (1)

2016/05 (13)

2016/04 (13)

2016/03 (20)

2016/02 (10)

2016/01 (11)

2015/12 (10)

2015/11 (10)

2015/10 (11)

2015/09 (13)

2015/08 (10)

2015/07 (11)

2015/06 (10)

2015/05 (10)

2015/04 (10)

2015/03 (11)

2015/02 (9)

2015/01 (11)

2014/12 (9)

2014/11 (10)

2014/10 (11)

2014/09 (10)

2014/08 (10)

2014/07 (10)

2014/06 (10)

2014/05 (11)

2014/04 (10)

2014/03 (10)

2014/02 (9)

2014/01 (11)

2013/12 (9)

2013/11 (10)

2013/10 (10)

2013/09 (10)

2013/08 (11)

2013/07 (10)

2013/06 (10)

2013/05 (10)

2013/04 (10)

2013/03 (11)

2013/02 (9)

2013/01 (11)

2012/12 (9)

2012/11 (10)

2012/10 (11)

2012/09 (10)

2012/08 (10)

2012/07 (10)

2012/06 (10)

2012/05 (11)

2012/04 (10)

2012/03 (10)

2012/02 (10)

2012/01 (9)

2011/12 (9)

2011/11 (10)

2011/10 (10)

2011/09 (10)

2011/08 (10)

2011/07 (9)

2011/06 (9)

2011/05 (10)

2011/04 (8)

2011/03 (8)

2011/02 (12)

2011/01 (12)

2010/12 (12)

2010/11 (13)

2010/10 (15)

2010/09 (15)

2010/08 (14)

2010/07 (16)

2010/06 (17)

2010/05 (21)

2010/04 (18)

2010/03 (20)

2010/02 (23)

2010/01 (27)

2009/12 (27)

2009/11 (27)

2009/10 (26)

2009/09 (24)

2009/08 (19)

2009/07 (21)

2009/06 (30)

2009/05 (26)