マルツネ「播州中華そば」を食う

Banshu_Chukasoba_01.jpg
どこかで見かけて興味を持ったもののその場で買うことができず、また今度にしようと思って後日買いに行ったら商品がなくなっていた、ということはわりとあるのではないかと思う。私(乙山)にとってそれは「播州中華そば」である。大阪池田市の業務用食料品店で見かけて「今度試してみよう」とひそかに楽しみにしていたのに、いつの間にか棚から消えていたのである。

播州中華そばは、兵庫県たつの市にあるマツルネという製麺会社が製造販売しているもので、業務用1kgの袋入りで売られている。ずっと探していたけれど、池田周辺ではどこにも売っていなかった。ところが、松屋町筋と中央大通りの交差点付近にある業務用食料品店で買い物をしているとき、播州中華そばが置いてあるのを見た。瞬間、買い物かごに入れたのは言うまでもない。

業務用だけあって1kg=337円(税抜)である。一食分が乾麺100gとすると36.4円(税込)ということになる。何ともありがたく頼もしい(?)心の友ではないか。だけどスープが付いていないので、自分で何とかしないとならぬ。ヒガシマルの「ラーメンスープ」を使ってもいいだろうし、液状の袋入りスープなどもあるのでそれも良かろう。あるいは「タモリ流インスタントラーメン」をやるのも一興だ。

「ラーメン」というキーワードでYouTubeを見ていると、「秘伝の醤油ダレ」という動画があって、どうも元ラーメン店経営者が動画をアップしているようだ。淡口、濃い口醤油、ナンプラー、砂糖、酒、ショウガ、葱、煮干しなどを使って醤油ダレを作るのが面白く、自分でもやってみることにした。材料は多めなので、1/4くらいの分量でやるとちょうどいいと思う。

これをそのまま拙ウェブログに掲載するのはまずいので割愛させていただくが、YouTubeで検索すれば容易に探すことができると思う。これを作ったのは池田に住んでいる時だったので、引っ越しの時も大事にくるんで段ボール箱に詰め、できるだけ早く取り出して冷蔵庫に移しておいたのだ。この、秘伝の醤油ダレに、顆粒状の鶏がらスープと創味シャンタンで作ったスープを合わせる。

創味シャンタンはねり状中華スープで、類似品に「ウェイパー」などがある。じつはウェイパーは創味のOEMによるもので、ウェイパーと創味シャンタンの中身はほぼ同じものだと思う。ただし、OEM契約が切れたようで、双方とも新製品を出しているのをご存知の方も多いだろう。真相は定かでないが、ウェイパーは独自工場を持ち、かつてのウェイパーの味は新しい創味シャンタンに引き継がれているのではないかと想像している。

Banshu_Chukasoba_02.jpgでは調理に取りかかりますか。播州中華そば100gをゆでるのだから、お湯は1リットル用意する。即席めんの感覚で500ml前後のお湯でやってはいけない。スパゲッティをゆでるのと同じ感覚で、できるだけたっぷりのお湯でゆでるのが最大のコツと言える。「6分間ゆで、水で洗ってから使う」とあるのだが、面倒くさいのでゆで上げたらそのまま水切りをしてラーメン鉢に投入した。

もちろん、スープは別立てにして鍋で用意しておく必要がある。約300mlを計測しないといけないが、計量カップは「フラヌール」に持って行ってしまった。どうしたものか、と思案していると10オンス・タンブラーがあるではないか。10オンスということは約300mlあるはずなので、これを使用する。顆粒状鶏がらスープと創味シャンタン、そして「ほんだし」を少しだけ入れる。

秘伝の醤油ダレはスープ300mlに対して10ml前後が適量ではないかと思う。鶏がらスープと創味シャンタンにも塩味が入っているので、分量を間違えると全体に塩辛いスープになってしまうのでご注意を。麺がゆで上がる30秒ほど前に、ラーメン鉢に秘伝の醤油ダレと葱を入れ、そこに沸騰したスープを注いでおく。ゆで上がった麺を水切りし、鉢に移して出来上がり。

さて、料理ができましたよ。麺はストレート中太というよりストレート太麺という感じだ。スープの色はこんなものではないかと思う。乗せているものは葱だけというシンプルなラーメンだが、即席めんというのはこんなものではないかと思う。たんに他の材料がないだけという横着の極みを地でいっただけというのが本当のところ。

うむ、播州中華そば、なかなかいけるではありませんか。「ラーメンとして絶品」とまではいかないにしても、ふつうにおいしい。今回はゆで上げた麺をそのまま使ったので、多少スープが濁ってしまった。やはり一度水洗いしてから再度温めて食べるのが一番いいのかもしれない。歯応えも、そうしたほうが良くなるような気がする。


【付記】
● ずっと探していた播州中華そば、なかなかのものでした。好みとしてはもう少し細麺が良いのですが、これくらいの太さの麺も、それはそれで良いのではないかと思いました。さて、これが〈フラヌール〉の裏メニューになるかどうかは、まだわかりません。もう少し他の麺も当たってみたいと思います。


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No title

播州といえば揖保乃糸・・・そうめんどころですね。
そんな伝統の中で、築き上げられた製めん技術のたまものなんでしょうね。

ちょいと興味深い・・・気がそそられますなあ・・・

Re: gatayanさん

gatayanさん、こんにちは! コメントありがとうございます。

> 播州といえば揖保乃糸・・・そうめんどころですね。

仰るとおり、この製麺会社はそうめん、ひやむぎ、うどん、そば、
そして中華そばといろいろ作っているようです。
やはりそうめんの製麺技術が生かされているようですね。

これは「業務スーパー」で入手したのですが、
店舗によっては扱っていない場合もあります。
池田の店舗では置いてありませんでした。
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