内装業者が入った

BAR_FLANEUR_DOOR_BEFORE.jpg
〈BAR FLANEUR〉が入っているビルは清水町通と玉屋町筋の交差点にあるのだが、この清水町通には南警察署と南小学校があるせいか、他の通りよりもいくぶん静かな感じがする。たぶん客引きがほとんどないんじゃなかろうか。その中で、ふぁみーゆ東心斎橋V(ファイブ)というビルは、夜になると一番目立っていると思う。流れるようなLED電飾があるからだ。

「レジャービル」ということだと思うのだが、意外にポップ(?)な外装内装で、写真一枚目でもおわかりのように各室のドアなどを見ると、どういうんだろう、悪いけどそんなに良い趣味ではないなあ、とか思ってしまう。酒屋さんも「このドアだけは残念ですね」と言っていたくらいだ。で、隣やその隣を見ると、営業時には内ドアを付けているではないか。

それで、お隣の〈おばんざい 綾のおかん〉にあいさつに行ったとき、内ドアの話をすると、最初から付いていた、という。だけど知り合いに内装業者がいるから紹介しますよ、と綾さんが言うので話に乗ることにした。綾さんに紹介してもらった業者さんに話を聞くと、ドア自体がかなり値段のするもので、寸法を測ってみると規格品ではだめなのでオーダーするしかない、とのこと。

扉は店の顔のようなもので、多少出費はあっても、できるだけ良い物で始めたい。そう考えて内ドアを取り付けてもらうよう話を進めた。同時に、食器棚に付いている電球が扉を開けると丸見えになってしまうので、目隠しを入れてカウンターからは間接照明になるようにしてもらう。そして光ケーブルを天井沿いに這わせてモール配線、最後にスピーカーの吊り下げ、これらをまとめて依頼した。

扉の色はダーク・ブラウンのウォルナット調を選んだ。店内がダークな色と白の高コントラスト仕様になっているので、扉は思い切り明るいものにするか、暗いものにするかの二択になるわけだが、後者を選ぶことにした。業者さんがカタログを持って来てくれ、その中から選ぶわけなんだけど、ドアって思った以上に高いものだった。ドアだけで10万円以上するものもあるんですよ。

BAR_FLANEUR_DOOR_AFTER.jpgドアノブはできるだけシンプルなデザインのものにしたくて、真鍮素材で縦にストライプが入ったものを選んだ。これもカタログの中から選ぶのだが、呆れるほどデザインが豊富にあって、値段も「えっ」と思わず声が出そうになるような高価なものもある。扉だけだと何屋さんかわからないので、扉に付けるプレートもネットで業者に発注した。プレートの素材が真鍮なので、ドアノブをそれに合わせた。

このプレートのデザインもワンパターンで、「遊歩者 只野乙山 BAR FLANEUR」をセンター揃えにして並べただけ。例によってIllustratorで原稿を作り、見積もりを出してもらってから発注をかけた。文字が浮き出るように、文字の周りをエッチング(腐食加工)し、黒で塗って仕上げる予定である。真鍮はそのまま放置すれば次第に錆びてレトロ感が出てくるが、磨けば光るのでそれもよい。

この内装工事の間にドタバタがあったのは「保健所検査に通った」で書いたとおりである。だが内装工事は着々と進み、午後7時くらいには終了した。扉のできは予想以上で、とても満足している。当初の予定と違ったのはスピーカーの吊り下げをせず、三角の棚を作って置く、というやり方を業者が提案した。吊り下げ用のブラケットが付いていないから、ということなんだけど、まあこれは仕方がないとあきらめた。

本当はただ置くだけより、吊り下げて角度を自在に変えられる方が音響的には理想なんだけど、まあそれで良しとしよう。後々、もし余裕ができたとしたら、その時にスピーカーをはじめ再度色々検討するといいと思う。業者さんが帰った後、店に取り付けられたスピーカーを見てにんまりしてしまう。まだ音出しはできないけれど、真空管アンプはすでに搬入してある。音響関係は、次の記事にて。


【付記】
●スケルトン物件の場合だと店の内装工事は、大工さん、電気屋さん、水道屋さん、ガス屋さん、塗装屋さんなど複数の業者が絡んでくるのですが、今回の〈BAR FLANEUR〉の内装工事は「プチ内装」の部類でして、大工さんだけで済ませてもらうように運びました。なので、音響関係は乙山自身でやらなければなりません。この男、本当にできるのか? 次回「音響装置が整った」、最後までサービス、サービ……スいたしますよ。

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