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男鹿半島と周辺を歩く(32)大黒屋(五城目町)

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秋田の五城目町食堂群にすっかり魅せられてしまった私は、またぞろ五城目町にやって来た。今日は日曜日、秋田銀行の駐車場を借りる作戦である。あ、もちろん秋田銀行も利用しましたよ(別に威張らなくてもいいと思うが)。銀行は朝市通りの入り口付近にあるのでそんなに歩かなくてもすむのである。

途中〈一力食堂〉の前を通過して日曜日が定休であり、そして食堂ではない料理屋の〈松竹〉にはラーメンメニューもあることを確認してバスターミナルの方に向かった。今回は〈大黒屋〉に入ってみるつもりである。時刻は午前11時15分、ランチタイム突入まではまだ時間的余裕があるはずだ。

が、しかし、入ってみるとすでに先客が。若い男性3人と、子供連れ夫婦が座っていた。L字型カウンターのみで、隅の方に座った。比較的高齢と思われる男性店主が一人で切り盛りしているようで、料理が一段落落ち着くまで座って待つ。メニューを見ると「ラーメン 450円」とありますね。麺類はラーメン類のみで、炒飯とかありますね。

そして麻婆豆腐とか鶏飯、餃子などがあり、どうも中華よりの食堂といった雰囲気。お洒落さはないが不潔感もなく、あるていど昭和の雰囲気を残している。全体に良心的な低価格で、餃子250円をラーメンと一緒に注文すると100円引き、などとある。いや何もそこまで良心的にならなくても、ていうか儲けてもいいんじゃない?

料理を出し終えた店主がこちらに来たので、ラーメンを注文した。ちっ、またかよ、という声が聞こえて来そうだが良いではないか。たとえ甘かろう(甘辛う?)とも、とりあえずは全てのラーメン(中華そば)を試みたいのである。だけど見ているとこの店主、仕事が早いですね。実に手際よく料理を作っている。

若い人の食べっぷりってやはりすごいですね。たぶん鶏飯とラーメンを注文したのだと思うけど、どちらもしっかり完食していた。また、私の隣に座った人もたぬきラーメンと炒飯を完食。作業服を着てはいるけど現場勤務ではなさそうな人が炒飯だけ(スープ付き)を食べているのを見て共感。もうラーメンと炒飯のセットは無理かもね。

201811111750489cb.jpegさて料理が来ましたよ。焼豚、メンマ、ネギ、海苔が乗っているごく普通の中華そばに見える。スープの色は秋田にしては薄いほうだろうか。飲んでみるとやはり、予想通り甘みがあるが、強烈な甘さではない。余計な脂はなく、とても澄んだスープでいささか魚介系を思わせるが、何かが際立ったわかりやすい味ではない。

麺はやや細めの縮れ麺。五城目食堂群(?)では縮れ細麺が標準になっているようだが、その原因は不明。たぬきラーメンなるものがあって、興味を惹かれるが東京の「たぬきそば」みたいなもので、てんかすを加えたラーメンであるのを隣をチラ見して確認した。ゆで具合を云々することもないような気がする。普通かな。

良い意味で中華料理店くずれの中華食堂、とでもいえば良いのかな。でも一人で切り盛りできる範囲で絞り込んでいるわけで、逆によく考えられたメニュー提供とも言える。もしこの店が近所にあったら、間違いなく通い詰めコースだな。まだ決定するのは早いけど、五城目町食堂群の中でいちばん好きな店になるかもしれない。


【付記】
⚫︎ だって中華料理なんだもん。うどん・そば・丼物が中心の食堂も、それはそれで好きなのですが、中華料理店がない町(=男鹿。行政区画上は「市」ですぞ)に住んでいる者にとってはもう、至宝のように見えてしまう〈大黒屋〉なのでした。

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