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ゆらゆら帝国「ミーのカー」

どうやら私のカー・オーディオ装置はゆら帝(ゆらゆら帝国)の「ミーのカー」が好きらしくて、ランダム(シャッフル?)再生しているとよくかけてくれる。出だしのギターの不協和音がもうたまらない感じで、ドラムスとベースが入ってしばらく引っ張ったあと「焼けて潰れたミーのカー/はめてもう一度ユーのキー」と繰り返されるんだけど、なんか違和感がある。

そもそも「ミーのカー」(私の車)に「ユーのキー」(あなたの鍵)が挿さるというかはまるというか、使えること自体がありえないことなので、「もう一度」というのも変な話である。えっ何度か「あなたの鍵」が「私の車」で使えたの、ってことなの? いやいやいや、それはないでしょう。ひょっとしてこれは何かの比喩なのか、とか深読みしないほうがいいような気がする。

だって歌詞1番の歌い出しが「溶けだしてく目の前 俺のハンドルつかんでる手は無い/最高のちょっと前 いくら踏んでもスピードあがらない」だからね。アクセル踏み込んでスピードが出ないってあるけど、目の前が溶け出してハンドルつかむ手がない、なんて怖すぎる。ふつう男は「ミー」とか言わないからあのリフレインは女の子なのかと思うけどハンドルつかむのは「俺」だしね。

しかも「俺」(?)は何かに追われているようで「家がバレないように」している。でも現実的には車が焼けて潰れた段階で全て露呈してしまうじゃん? だからこの歌に整合性を求めるのは間違いだと思う。断片的なイメージの積み重ねというか繰り返しの歌だろう。ドラッグソング的なものとクライムソング的な雰囲気に満ちみちているけど、どこか悪夢にも似ている。

もう授業は始まっていて生徒は待っているのになぜかテキストがなくて探しまくっている、とか、準備が全然できていないのに客が行列をなして店の前に並んでいる、とか、喧嘩をしているのにパンチが全く当たらなくて空回りばかりしている、とか、本当はみんなと仲良くしたいのに意地悪なことばかりしてしまってそれを繰り返し続ける、とか。そういう悪夢をよく見るが、そんな感じだ。

そして「最高のちょっと前 いつもたりないちょっととどかない」感じ。そう、これこそ「いつもの自分」じゃないか。いろんな不安の中でとりあえず生きているが、出口はなくて不安が永遠に繰り返され続ける歌になぜ惹かれてしまうのか。たぶん世界に大まかな整合性はあるんだろうけど、根本原理は不平等で不条理だからではないかと思う。理由を訊かれてもわからない、ただ「そういうもの」だから。

悪夢は目を覚ませば解放されるが、現実そのものが悪夢のような人生も少なくないのではないか。多かれ少なかれ、理想通りにはならなかった、本当はこんなはずではなかった、というような人生が、世界にはたぶん掃いて捨てるほどあるんだよ。自分も含めてね。イントロの不協和音とかそもそも矛盾しているリフレインがどこか懐かしく、自分の何かと共鳴するのかもしれない。



【付記】
深読みはしないほうが……いやだからカーオーディオで聴くなって。

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Bump Of Chicken「Snow Smile」

とある冬の日、すき家で食事をしていたら店内放送(すき家ラジオ?)でバンプ(Bump Of Chicken)の「Snow Smile」が流れた。おそらく「*月になると聞きたくなる曲」という募集に応えたものと思われるが、内面的な歌や物語形式の歌が多い中で珍しく季節ものの歌であり、内容が飛び抜けてスウィートなのである。またダミ声でわかりにくいこともなく、比較的伝わりやすい。

歌詞1番は「冬が寒くて本当に良かった/君の冷えた左手を/僕の右ポケットにお招きするための/この上ないほどの理由になるから」と歌い出される。そして雪が降らないのを残念がり、まだ綺麗なままの雪の絨毯に二人で足跡の平行線を刻むのは「夢物語」だけど、叶わなくたって笑顔はこぼれてくる、と。この部分だけ聞けば、雪がないので夢物語なんだね、と微笑ましい二人に思う。

歌詞2番は「二人で歩くには少しコツがいる/君の歩幅は狭い」と歌われ、二人で過ごした瞬間を胸に刻みつけておこうとする(できるだけ時間をかけて景色を見ておくよ/振り返る君のいる景色を)。サビの「まだ乾いたままの空のカーテン……」は比喩が少しわかりにくいけど、二人で歩いて足音を響かせる、ということだろう。しかしそれも「夢物語」なのである。

ということは、この二人は並んで歩くことさえしていないのであり、「彼女の左手を僕の右ポケットにお招きする」ことも「僕」の想像(妄想)である、とわかる。よくある「もしデートできたら、あれもこれもしたい」という類のね。一見ラブソングと勘違いしてしまう甘い歌詞に包まれているが、本質にあるのは二人の間の絶望的なまでの距離感ではないかと思う。

歌詞の中では明らかにされていないけど、この二人の関係はどのようなものだったのだろう。高校のクラスメイトだったかもしれないし、部活動の仲間だったかもしれない。あるいは大学の同じ学部やサークル仲間だったのかも。いずれにしても手をつなぐことも並んで歩くこともしていないのだから、遠くからただ彼女を見ていた、という感じではないだろうか。

だからこそ「君のいる景色をできるだけ時間をかけて見ておこう」とするのであって、これからしばらく一緒にいると約束された関係ならそうはならないだろう。だってそうする必要がないのだから。君と歩く夢が叶わなくても「笑顔は教えてくれた/僕の行く道を」と歌うが、そのときすでに「僕」は「僕の行く道」に彼女がいないとわかっている。ていうかそうするしかなかったと想像する。

なので「Snow Smile」はラブソングではなく、むしろ決別の歌なのだが、彼女との決別ではない。そもそも彼女との間に関係ができていないのだから。決して叶わない彼女への想いをよせる自分自身との決別というべきだろう。その意味で、この歌はバンプの内面ソング中の内面ソングといえる。そして「僕」は「君と出会えて本当に良かった」と今でも(歌の中で)思い、その思い出を胸にしまいながら「僕の行く道/君のいない道」を歩いている。



【付記】
2002年に発表された5thシングルですが色褪せないですね。

ポルカドットスティングレイ「リスミー」

ポルカドットスティングレイ「リスミー」は、ミニアルバム『一大事』(2018)および2ndアルバム『有頂天』(2019)に収録された曲。「DENKOSEKKA」や「ICHIDAIJI」などスピード感のある曲が得意なポルカだが、「リスミー」はミディアム・テンポのバラッド(バラード)に近い感じでポルカの元気のある曲に比べるとどこか異質な感じがする。

ポルカの歌は「なに言ってるのかわかんない」曲が多いが、「リスミー」は特にそうで、カーオーディオで何回聴いても1コーラスBメロを聞き取ることができなかった。後になってネットで歌詞を調べて「空中遊泳しましょう/遠くなっていくアスファルト」とようやくわかった。わかりやすい歌詞と親しみやすいメロディーとは逆方向な印象を受ける。

なのに聴いた時のインパクトが非常に大きく残るのはなぜだろう。歌詞全体の物語性は希薄で、よくわからない断片的な瞬間がつなぎ合わされているような感じなんだけど、不思議と心に残るのである。タイトルの「リスミー」とは入眠剤/抗不安剤で、「私」はそれを用いないと眠られないほど精神的に不安定で、地に足がついていないような、上の空で生きている女の子。

それでいて「あなた/彼」との関係にどこか依存している。「思えばあなたって/いつも土足なんだね」と一方的に自分の世界を踏みにじるような振る舞いを見せる彼を受け容れてしまう。曲中でも「土足なんだね」から一気になし崩し的にサビ「私たち曖昧に愛し合ってさ」に流れるんだけど、ここの作りとか本当に上手くて感心してしまう。歌詞と曲が見事に一致している感じ。

どこか上の空で生きている「私」は「今日が不完全だった」ことを意識していて「過ぎていった時間や人々を/ほんの少し後悔しながら/片手であるべきだった今日を探してる」のだ。理想通りにはできな(ならな)かったから本当の今日を探すのだが、「片手で」つまり本気で真剣に探すのではなく、不完全だと知りながら現在のぬるま湯に浸っているほうが楽で心地よい。

「リスミー」に心をつかまれてしまうのは、私たちも「そうだから」なのだと思う。だれしも理想や夢はあったけど、現実は妥協と諦念の中で生きていることが多いのでは? かといって理想や夢の実現に向けて全力を注ぎ続けるのは、本当にしんどい。たいていの夢や理想は叶わないまま忘却に埋もれてしまう。自分や今日が不完全であるとわかっていながら、でも本当は違うんだ、って心のどこかで思ってるんだね。

ポルカの音楽ビデオを見ると、ヴォーカルの雫はテレキャスを使ってるし、ギタリストもテレキャスタイプを使っている。雫はギタリストが可愛くて仕方ないんだろうな。ポルカの曲は他のバンドに比べてギターソロの割合が多いけど、何かのインタヴューで雫は「彼(ギタリスト)入っちゃうと止まらなくって。もう歌始まってるのにって思う」とぼやいている。

「リスミー」のギターソロも印象的だし、ドラムとベースもさりげなく素敵だ。他の曲でのバッキング(カッティング)やリフ(レイン)もカッコいい。これだけギターを前面に押し出したバンドは珍しいと思うし、ヴォーカリストの匂い立つようなセクシーさもたいへん魅力的に思える。椎名林檎ゆずり(?)の文語使いや漢字好きも面白すぎるポルカドットスティングレイだ。




【付記】
「リスミー」の他、入眠剤/抗不安剤は効果の超短期型作用型から、中期、長期とかなり膨大なラインナップがあります。「ハルシオン/デパス/レンドルミン/サイレース/ドラール」など、いずれも眠られない時に効果があるのですが、それだけ心に不安を抱えている人が多いのかと。服用当初はありがたいのですが、依存性も……音楽ビデオは昔の「睡眠薬」をなぞって健康サプリを瓶詰めした「作り込み」だと思いますが、現実には入眠剤/抗不安剤があのような形で出回ることはありません。

aiko「カブトムシ」

aiko「カブトムシ」を初めて聴いたのは長年住んだ大阪の天王寺を離れ、宝塚の仁川という町に引っ越しした頃(2000年)くらいだったと思う。テレビで音楽ビデオが流れていたのを視聴して衝撃を受けたのを覚えている。「カブトムシ」は1999年発表された4thシングルで今(2021年)からすると古い曲だが、カラオケのランキングで現在でも上位に入る人気曲である。

今はネットで調べれば大抵のことはわかるので便利なものだ。「カブトムシ」のキー(調)はE♭(変ホ長調)だという。ドレミでいうと「ミ」を半音下げた音が基調になっておりB、E、Aをそれぞれ半音下げた音階になっている。この音階に3度、5度の音を加えたトライアド(3和音)のダイアトニック・コードはE♭/Fm/Gm/A♭/B♭/Cm/Dm-5である。

最後のDm-5を除くコードが「カブトムシ」で使われるが、楽譜を見るとセブンス・コード(4和音)が実によく使われている。興味深いのはこの調でふつう使われることのないAmが滑り込ませてあることで、また多くの人が指摘しているようにコードにない音でメロディーが歌われる時もあることも相まって、長調(メジャー)なのにどこか不安定でブルーな雰囲気になっている。

イントロの印象的なエレクトリック・ピアノ(何かは不明)の背後でストリングス(弦楽器)のような音が支えているがこれはメロトロン(の復刻版?)。編曲とプロデュースをした島田昌典によるもので、録音時は同氏がエレピを弾いてメロトロンは後録りしたのかもしれないけど、このピアノの伴奏が本当にエレガント。プレズ*のテナーを伴奏するテディ**みたいに。

気弱な自分を硬い殻(シェル)で守ったカブトムシに喩えている歌詞がまた秀逸で「鼻先をくすぐる春/凛と立つのは空の青い夏/袖を風が過ぎるは秋中/そう 気が付けば真横を通る冬」なんてもう凄いとしか言いようがない。自分の気持ちを正直に伝えられない女の子の気持ちを、まっすぐに歌い切った歌詞がどこまでも切なく、愛しい。

aikoの高域は低めアルトのそれだが低域がすごく伸びていて主旋律は伴奏より低めをなぞることもあるのだが、時にポーンと高域に飛ぶこともあり、これが実に印象的な効果を生んでおりカラオケで歌うのに高難度になっている。独特の揺らぎというか不安定なブルーを再現するのもかなり難度が高いもので、たいていのカバーを聴いてもすぐに止めたくなってしまう。

「花火」も独特のリズムとテンポ感があって、1、2回聴いただけでカラオケで再現するのは不可能で、相当回歌い(聴き)込まないと無理。自然に歌っているように聞こえるけどaikoの曲はかなり独特***なんですね。aikoという類稀なる才能と島田昌典による最強タッグの「カブトムシ」は、全てを包むこむようなエレガントなエレピと、メロトロンのフルート音で静かに閉じられる。

*レスター・ヤング(1909-1959)。
**テディ・ウィルソン(1912-1986)。
***例えば「いきものがかり」の曲だと初見でもカラオケで一緒に歌えそうな「親しみやすさ」がある。



【付記】
サビ前の墜落感(?)も島田昌典によるものかと。20年前の曲とは思えない色褪せなさがありますね。

back number「オールドファッション」

back number「オールドファッション」は6thアルバム『MAGIC』(2019)に収録された曲で、テレビドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』の主題歌。イントロがとても印象的で、歌全体やドラマまで含めたすべてを包括し予感させるような雰囲気を持っているが、これは編曲者の島田昌典によるものでおそらく電子鍵盤楽器を使っていると思う。

鍵盤楽器といってもたくさんあり過ぎてね。いわゆるピアノにエレピならフェンダーのローズとか、キリスト教会とかにあるパイプオルガンからハモンド・オルガンまであるし。シンセサイザーもモーグとかヤマハとか色々あって、もうキーボード/エレクトーンとの区別つかない。その他メロトロンなんて磁気録音テープを使ったのもある。

始まり出しのうなるような音はハモンド・オルガンにディストーションをかけたのかな。ハズレだったら笑ってやってくださいな。直後の実際の出だしはストリングス(弦楽器)のように聞こえるけど、これはメロトロンの復刻版を使っているんじゃないかな。楽器としては古いタイプになるけど伴奏には本当に便利なんですよね。

おそらく原曲はコード一発ストロークで鳴らして「よく晴れた空に/雪が降るような」と歌い出されるんじゃないかと想像するが、これは「君/彼女」を喩えたもの。快晴に雨が降るだけでも珍しい現象なのに、雪が降るとなればそれはものすごく稀有で、しかも直ぐ溶けてなくなる儚い存在であることを意味する。そんな「彼女/君」と「僕」を歌った曲なんですね。

歌1番のAメロはギター1本で展開される。このギター1本の伴奏がなんか格好良くて、ほとんどルバートみたいな感じで進むんだけど、ありそうでなかったパターンのように思う。ギターの弾き語りってアルペジオかストロークだけ、みたいな感じじゃないですか。もしギター1本で歌うことがあったら(ないと思うぞ)真似してみたいなあ。

Bメロでイン・テンポとなりベースとドラムが加わり、このバンドが本来3人であることを強調するかのように引いている電子鍵盤は、サビから入ってサウンドに深みと広がりを与えている。2番のAメロになると鍵盤は再びサッと引いて、この緩急の付け具体がもう絶妙としか言いようがない。さりげなくバンドの3人を引き立たせ支えているんですね。

聴いていて妙に思ったのは過去形で歌われていることで、「僕と見た街は夜空はどう映っていたんだろう/君は後悔していないのかな/ねえちょっとそんなのどうだっていいの/ドーナツ買ってきてよって/君なら ああ そう言うだろうな」と歌われる「君」はもういないんだ、とウェブであらすじを知ったときなんか泣いちゃった。歳をとるとなにかと緩んできていけねえや。

タイトルの「オールドファッション」は古い(昔の)やり方(スタイル)ってことなんだけど、「僕」と「君」の触れ合い方がそうなのかもしれないし、色々な解釈ができそうだ。ちなみにウィスキーを氷に注いで飲むときに使う「ロック・グラス」はオールドファッションド・グラス。歌詞に出てくるドーナツ、揚げて砂糖をまぶしただけのがオールドファッションですね。




【付記】
テレビドラマ、見逃してしまったんです。なにせウチ、民放映らないですから。おまけに強風でBSアンテナ壊れちゃったんです。何のためにテレビがあるのかワケわかんないですよね。ちなみにカラオケで原曲キーを歌うのは超高難度といえましょう。ソプラノリコーダーで主旋律を演奏できないほど高音が出ています。

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只野乙山

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⚫︎ できれば「只野乙山=ただのおつざん」とお読みくだされば、と思います。

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