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ボンベイ・サファイア&ソーダ

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某休日、メルシティ潟上のドンキでボンベイ・サファイアを買ってきた。よく知られたジンで入手しやすく且つ比較的低価格といえるものはあらかた試してきたが、おそらく最後となる。もちろん世界にもたくさんジンが存在するのだが、それらを入手するには通販しかない。通販もできぬではないが我が家には玄関ベルがなく、宅配だと非常に受け取りにくいのである。

ボンベイ・サファイアは1580円(税抜)で底辺貧民には常飲できない価格だけど、クラフト・ジンになると2000円以上が普通になるので困ったものだ。ジンにせよウィスキーにせよ「いつものやつ」は1000円くらい(それ以下であれば尚よい)でなくてはならぬ。響で国際賞を受賞したサントリーのマスターブレンダーも家では角瓶を飲んでいるというではないか。

さてさて早速飲んでみましょうかね。ジンとソーダと氷以外、何もなしで。えっ、と思うほどインパクトがない。おかしいなあ、これは「飲む香水」とも称される高級ジンのはず、なんだけど? 気を取り直して今度は少し濃いめでジン&ソーダを作ってみると……うむ、でもジュニパー・ベリーも柑橘系も思ったより控えめで、かといってそれ以外のボタニカルが効いているわけでも、ない。

これは上品というのであろうか。でもアルコール度数は47度でかなり「濃い」のである。何かが突出しているわけではなくて、ジュニパー・ベリー/柑橘系/それ以外のボタニカルのバランスが「良い」というわけだろうか。自分が思い込んでいた「ボンベイ・サファイア」とはどこか違う気がするのだが、トニック・ウォーターで割ってライムを絞ったから正確なことは言えない。

いや、自分は間違っていたなあ。これは正直に書いておかないとね。ボンベイ・ドライとサファイアがどれだけ違うか、展開できないほどでしてね。暑さのせい? いやいや違うぞ。味覚の問題が大きいと思うけど、やはりジンのマッピングを改正しないといけないようだ。ていうか、ジンは私の思ったより奥が深いということなんだ。ボタニカルをどう使うかで、違いが出てくるのだから。

ボタニカルの選択と配合、ボタニカルを漬け込んでから蒸留するのか、蒸留してからボタニカルに通すのか、やり方は本当に様々である。ちなみにボンベイ・サファイアはラベルに書いてあるように「ヴェイパー・インヒュージョン」方式。バスケット方式ともいう。この方式だからこそ、ベース・スピリッツに軽くフレーヴァーのついたジンができるのかもしれない。

間違っていたらごめんなさいね。だって、想像した以上に全てにおいて控えめで、掴み所のないジンだったので。もっとジュニパー・ベリーとか柑橘系が突出している「イメージ」だった。だって「飲む香水」だもん。過去に書いたボンベイ・サファイアの記事って、あれはなんだったんだ、って思っちゃう。どこかで聞いたのを鵜呑みにしたからだと、自分の至らなさを悔いた。

で、最後に冷蔵庫にボトルごと入れて冷やしたのをストレートでやってみると、おいしかった。「飲む香水」の意味がわかったような気がした。47度もあるのだから、冷凍してもいけるんじゃないかと思う。ショットグラスに小さな氷を入れ、そこに注いで飲むのもいける。あまり薄めずに飲むのがボンベイ・サファイアの楽しみ方としてお勧めできる。


【付記】
まさかのフェイク? いや、さすがにそれはないと思います。情報の伝達速度からすると、特定地域における違法行為は起こり得ない状況ですから。あるとしたら、自分の味覚の問題かも。

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タンカレー・ジン&ソーダ

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所属する部署に欠員が出て、休日出勤など超過勤務が続いている。なのに他部署のサポートをせよ、という。いい歳をした、夜勤明けのオジサンがすることじゃないって思うけど命令だから。ふざけんな、やってらんねぇよ、と心の中で舌打ちしたい気持ちになりながら夜勤明けに肉体労働に就く。ねえ、大丈夫なの?

まあ、ヤバいかもしんないけど体重的にはもっと絞ったほうがいいからさ。もうホント、栄養失調で倒れるくらいでちょうどいいんだよ。そんな日には、ちょっとお高いジンなんてどう? 例の「自分へのご褒美」とかあるじゃないですか、今日くらいは1000円オーバーのをやろうじゃないの。てなわけで、タンカレー・ジンです。

ちょっとゼイタクなら、あんただったらスコッチのシングルモルトにしとけば? ま、それもあるんだけど、今はジンの気分なんだ。それにタンカレーはもっぱらシュウェップスと合わせてたからね。タンカレーそのものの味を、今までちゃんと味わったことがなかったって、正直にここで書いておくよ。

メルシティ潟上のドンキで買ったの。ドンキでも税込み1700円オーバーで、そんなの普段だったらまず買わない。よほどの理由がない限りね。これを、たっぷりの氷とソーダで割ってタンカレー・ジン&ソーダでやる。こちとら1000円(以下)クラスのジンをソーダで割って満足してんだ。2リットル1000円くらいのトップバリュ麦焼酎でもね。

飲んでみると……ん、思ったほどジュニパー・ベリー効いてないじゃん?そして柑橘類も。スピリッツの甘味が想像以上にある。からの、後で来るボタニカル(植物成分/草根木皮)の香りが大きい。これはなんなんだろうね、いつも思うけど。タンカレーって、どちらかと言えば「とんがってるジン」のイメージがあったけど、そうじゃないんだ。

頭の中にあったジンのマッピング、変えないといけないな。これからはジンをジンとして飲んだのにしないとね。思いのほかジュニパー・ベリーと柑橘系の香りが控えめで、その他ボタニカルの香りのほうが強い。そしてスピリッツの甘さがわりと強い。これも思いの外で、無色透明なジンにこれほどの甘さがあるとは思わなかった。

自分の中で「穏やかなジン」としてきたゴードン・ジンと、どこか似たような傾向といえる。いや、意外でしたね。ただ、スピリッツとしてのアルコール度数は高めなので、舐めていると痛い目に遭います、日本酒ほどではないですが。タンカレー・ジンは、カクテルベースとしても「いける」が、単価が高いので実際に運用するには厳しいかもね。


【付記】
ジン・トニックにして飲んだ際は「ジュニパー・ベリー強め」とか思っていましたが、ジン&ソーダにするとさほどでもないことがわかりました。正直、タンカレーの性格をつかみ切れない感じで、ブラインドで出されたら特定できないと思います。

ウィルキンソン・ジン&ソーダ

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新しくできた船越のイトクをぶらぶら(不審者だよ?)していると、酒コーナーにウィルキンソン・ジンがあったので手に取った。新しいイトクは素晴らしいと思うが、酒コーナーは今ひとつ。もし本気で成城石井みたいな路線を狙うとしたら、品揃えは貧弱であると言えるが、地元の購買層とトレンドの乖離が大きいからね。

このあたりはオープニング会議で詰められた(?)と思うのでそれ以上突っ込まない。男鹿でクラフト・ジンや世界のジンを買おうとしても無理で、やはり飯島の〈やまや〉に行くのが正解。ウィルキンソン・ジンはニッカが製造し、販売はアサヒビール社が行っており、ブランド名も親会社主導で決められたと思われる。

このブランド名「ウィルキンソン/ウヰルキンソン」も歴史があって、ジョン・クリフォード・ウィルキンソンが兵庫県の有馬や宝塚で炭酸泉を発見し、採取したサンプルをイギリスに送って精査したところ、医療や食用に最適であることがわかり、ウィルキンソン・タンサンとして製造したのが始まりとか。

ウィルキンソンは、バーやパブなど飲食店には欠かせないアイテムで「ウィルキンソンで作った**でないと」というお客も多い。特に際立っていたのが辛口のジンジャーエール。カナダドライとか選択肢もあるが、「これで作ったモスコ(モスコウ・ミュール)がいちばん好き」というお客も少なくなかった。

今では地域によってPETボトルでしか見かけないウィルキンソンのソーダ/トニック/ジンジャーエールだけど、リターナブル瓶に入った「アレ」こそバー・アイテムというかね、それらがあるから本物みたいな雰囲気があった。現在でもウィルキンソンのソーダやトニック、ジンジャーエールを使っているバーがあると思う。

ねえ、いつ本題に入るの? だったね。このウェブログはいつも前書きが多いから。読者(そんなにいない)も呆れてると思うよ? ウィルキンソン・ジン、ソーダで割って飲んでみるとギルビー・ジンと見分けが付かないくらい似ている。もしブラインドで「ギルビー&ソーダ」です、と出されたらわかる人いるかな?

ギルビー社とニッカは一時、提携関係にあって、ギルビー・ジンをライセンス生産していたこともあった。YouTubeでニッカの「ギルビー・ジントニック」のCMを見ることができる。その頃(1990年代)から売り出してたんだけど、どうも「ジン(トニック)を飲む」という内容に時代が追いついていなかった感じもある。

ライセンスやブランド権を言えば、ニッカが所有することになったベン・ネヴィス蒸溜所ではブレンデッド・スコッチ「ロング・ジョン」やビーフィーター・ジンを生産していたが、ニッカが所有する以前に他会社(アライド・ライオンズ社)にそれらを売却していたため、ニッカがそれら主力商品の名前を使うことはできない。

ウィルキンソン・ジンは、ジュニパー・ベリーの抑え具合と柑橘系の効かせ具合の傾向が非常にギルビーに似ているので、ソーダ割りにして飲むと柑橘系の爽やかな香りを楽しむことができる。ジュニパー・ベリーが立っているのが好きだという向きには物足りなく感じるかもしれないが、初心者向きのジンといえる。

また低価格であるのも嬉しく、おそらくどこで買っても1000円以下で入手できると思うが、地域によっては「ない」場合もある。自分の住んでいる地域ではドンキまで行かないと買えない。決して安かろうまずかろうのジンではなく、本格的なドライ・ジン。カクテルベースとしても使いやすいのではないかと思う。


【付記】
どうもウィスキーの影になってしまって目立たないニッカのジンですが、ギルビーをライセンス生産できる確かな技術力があるからこそ〈カフェ・ジン〉ができるのでしょうね。

ボンベイ・ドライジン&ソーダ

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とある休日、何かの用事でメルシティ潟上に行ったなら、やはりドンキで酒や食料を調達したいものである。今回はジンが目当てだが、ふと見るとボンベイ・ドライジンが、ギルビー・ジンより安くなっている。これはもう、買うしかないんじゃね? どちらも700円台だったけど、低収入高支出の底辺生活者にとって嬉しいかぎ……じゃなかった、最底辺生活者でしたね。

ちなみにドンキ(メルシティ潟上店)で入手できるのはタンカレー、ボンベイ・サファイア、ビーフィーター、ギルビーをはじめとしてウィルキンソン・ジンやサントリーの〈翠〉などがある。それ以外のジンを入手するなら飯島の〈やまや〉に行かないといけない。ヴィクトリアン・バット・ジンとかアイラ島のボタニストや、ヘンドリックス・ジンとかね。

正直、2000円以上のジンを飲むのはずっと後のことになると思うが、さほど遠くない未来に可能になると思う。この夏と秋に支払いのいくつかが完済するし、生活が経済的に少しずつ好転していくはず。ずっと飲めなかったビールもトップバリュのであれば飲めるようになるかもしれない。最底辺から底辺への移行になるだけなんだけど、少しはいい思いをしたいやね。

さてボンベイ・ドライジンは8種類のボタニカルを使ってバスケット方式(ヴェイパー・インフュージョン製法)によって製造されている、という。ベースのスピリッツにボタニカルを浸して再蒸留するのではなく、再蒸留したアルコール蒸気をボタニカルに通すことによって香りを付けるやり方。以前「究極のジン・トニックのためのジン」と宣伝していた。

ソーダで割って飲んでみると……なるほど、これはバランスが取れている。シトラス(柑橘系)の後にジュニパー・ベリーの核があって、その他ハーブの香りが最後に残って鼻に抜けていく感じ。ハーブ香の主成分は何か、とか正体をつかむのは困難で、ハーブっぽい西洋系ボタニカルの香りがする、としか言えない。突出した何かがあるのではなく、ジュニパー・ベリーは控えめ。

ジンとしては穏やかというかおとなしめで、カクテルベースに向いていると言える。もちろん単独で飲んでもおいしいが、アテにレモンサワーを合わせるのが好きな向きには、レモンを絞ってソーダ割りにすればレモンサワーの代わりとして食中酒になるかと思う。ジンは香りが強いので食中酒向きではない、と思っているが、ボンベイ・ドライジンならいけそうだ。

値段も手頃で、1000円以下で買えるジンの中では万能タイプと言える。ただ入手するのが困難で、スーパー市場に普通に置いてないのがね。通販に頼らず、酒の量販店やディスカウント店に行かなくても買えるにはまだ時間がかかりそう。サファイア人気の影に隠れてしまっている感じがしないでもないボンベイ・ドライだけど、安くてうまいスタンダードになる実力はあると思う。


【付記】
ジュニパー・ベリーと柑橘系、その他ボタニカル3者のバランスが取れているのがいいですね。全部で10あるスケールで、ジュニパーベリー(J)/柑橘類(C)/その他ボタニカル(B)を割り当てるならJ3、C3、B4でしょうか。最も似ているジンを挙げよ、としたらやはりゴードンでしょうか。

サントリージン〈翠 SUI〉

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サントリーの〈ドライジン・エクストラ〉を試したところ意外なほど良かったので、それならば、と比較的新しい同社のジン〈翠 SUI〉を試してみた。近年のクラフト・ジンの流行に乗ったものと思われるが、ドライジン・エクストラが本場のロンドン・ドライジンをなぞる感じで作られていたのに対し、翠ではより「日本らしさ」を前面に出しているようだ。

先行販売されたジャパニーズ・クラフトジン〈六 ROKU〉をより身近にしたような立ち位置で、価格も1300円くらいと同社のサントリーウィスキー(いわゆる角瓶)とだいたい同じくらいに設定している。飲み方も「バーで飲むジン」ではなく「居酒屋で料理と合わせるジン」を推奨している。よってカクテルベースというより、ソーダで割ってチューハイ感覚で飲むといい。

早速ソーダで割って飲んでみると……まず来るのは柑橘系の香りなんだけど、レモンピールとかオレンジピールとは少し違う。次に感じるのはジュニパー・ベリーがかなり抑えられていることだろうか。ジンの好き嫌いの分け目になるのが、ジンのジンたる所以であるジュニパー・ベリーだと思うけど、ほんの微かに香る程度に抑えられている。そして西洋系のボタニカルとは違う感じが……

この謎解きをアンチョコなしでやる勇気はないので、サントリーのサイトに行って〈翠〉を見てみた。なるほど「和の3つの素材」として柚子、緑茶、生姜が使われているという。あのオレンジピールやレモンピールと違う柑橘系の香りの正体は、柚子だったんだ。そして柑橘系の後にくる西洋のボタニカルとは違う感じは「緑茶と生姜」かな? いや、言われてみないとわかんないって。

〈翠〉の柑橘系が柚子だからといって、オレンジピールやレモンピールが使われていないのではない。一般にジンに使われるボタニカルを使っているのはもちろんのことで、誤解を招くことにならぬよう念のため。それらに加えてサントリーのいう「和の素材」の風味が強調されている、とご理解いただきたい。ホントにね、柚子と言われるとそんなふうに感じてしまうものだ。

面白いなあ。サントリーには、梅酒の樽に詰めて保存した原酒があるとか、ないとか。それだって「不思議な香りがする。プラムの一種か?」程度で、言われてみないとわかんないと思う。てか、それに気づいた時点ですごい味覚だと思う。チューハイ感覚で料理に合わせて飲む、ってことだけど、すでにいろんなフレーバーが入っているから「なんとか味の割り材」とかいらないのがいいね。

翠はだから、かなり穏やかなジンと言えるゴードン・ジンよりさらに穏やかな、まさに日本らしいジンに仕上がっている、と言える。ジュニパー・ベリーがジンのアイデンティティだと考える向きには「これがジンと言えるのか」かもしれないけど、うまくできていると思う。さすが長年にわたってロンドン・ドライジンを作り続けてきた同社ならではの低価格クラフト・ジン(?)だ。

これ、水割りにしてもいいですよ。家でソーダを切らしたときなんか、ぜひ。ソーダではわからなかった部分が見えてくる、なんてこともある。ていうか、それはジン全般に言えることですが。欧州では昼からワインの水割りとかやってるみたいですし。なにもミネラル・ウォーターとか買ってこなくてもよくて、水道水でじゅうぶんかと。できれば浄水器に通した水を使うのが幸。


【付記】
ウィスキーができるまでこれを飲んでてね、みたいな感じで気長に楽しむのに面白いジンではないかと思いました。個人的にはジンに高値が付くのはどうかと思うのですが……

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只野乙山

Author:只野乙山

⚫︎ できれば「只野乙山=ただのおつざん」とお読みくだされば、と思います。

⚫︎ 文字中心のウェブログ。ほとんど一話完結で、どの記事をご覧になっても楽しめ(?)ます。文字数だけなら一冊の本に匹敵(凌駕?)するほどありますので、ごゆっくりどうぞ。

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