男鹿飲みプラン実践編(1)温浴ランドおが(男鹿市)

「男鹿飲みプラン」として路線バスで船川まで行き、飲食店で飲み食いしてバスで帰ってくる計画を立ててみたが、もっと手軽に男鹿飲みを実行する方法がある。温浴ランドおがという温泉施設があってレストランも併設しているので、そこまでバスで行って一風呂浴び、ビールを飲んでバスで帰ってこればいい。お風呂セットを手にバスを待つとかファッション的には……だけど。
いいんだ。どうせだれも見ていないんだから。まずは路線バスの時刻表を見て温浴ランドおがまで行って、帰ってこられるかどうか確認しないといけない。何しろ僻地の限界集落なのでバスの本数が絶望的に少ないのである。男鹿市の中心部でさえ、最終が午後5時過ぎなのだ。なになに、だいたい12時頃に最寄りのバス停を出て、到着は10数分後になるようだ。
で温泉に入って、からの昼飲み。くぅ〜、たまらんね。午後2時40分過ぎに温浴ランド発のバスに乗って帰ってくるプランになる。風呂と飲み食いをする時間がだいたい2時間とちょっとだから、ちょうどいいのではないだろうか。だれか連れ合いがいたら楽しいだろうけど、単独行になるのはいつものこと。アテはしょぼいと予想されるが文句を言ってはいけない。
はい、温浴ランドおが(なまはげの湯っこ)に到着しました。バスは全区間200円なのでありがたい。まずは温泉を楽しもう。でもゆっくり入って、とかできないんだよなあ。だいたいカラスの行水になっちゃって、そんなにのんびりできない。風呂から上がったらレストランへ。メニューを見ると……あらっ、ずいぶん縮小/削減傾向が進んでいるではありませんか。
単品メニュー、焼肉(たぶん豚肉)、から揚げ、カキフライ、焼き鳥、枝豆などの中から選ばないといけない。いちばん無難と思われるから揚げと焼き鳥にした。ビールは生と瓶があるけど、私は昔から瓶ビール派。理由はないけど、なんかそのほうが好き。本当はハイネケンとかハートランドビールが好きとかあるけど、この際どうだっていいよね。
まず焼き鳥が来ましたよ。焼き鳥屋ではないので、注文受けてから焼くとかするわけなくて冷凍なんだけど、それなりにおいしい。時間はたっぷりあるのだからスマホを取り出して眺めたりして「ながら飲み食い」しましょう。そうこうしているうちにから揚げが来ました。おっ、中々ではありませんか。これも冷凍だけど、いいの。
そもそも客の入りが予測できない辺境の地にあるレストランでござんしょう、客の数より従業員の数のほうが多いのが日常茶飯事なわけで、いちばん怖いのはロスじゃないですか。なので生の素材を仕込んでとか、ないない、絶対無理。むしろ冷凍食品の進化ってすごいんだな、と思うな。下手なお手製から揚げよりおいしいかもしれないよ?
から揚げはけっこうボリュームがあって、ビールが足りなくなったから追加した。いつも飲んでいる時のアテの分量からすると、じゅうぶんと言える。人によるので、これでは足りない、と思う人もいるんじゃないだろうか。そういう人は、なんとか定食に単品をプラスする形でお腹いっぱいになると思う。だけどなんだろう、外飲みすると回るのが早いねえ!
家でぐだぐだ飲んでると「いつまでも、どれだけでも」いけそうな感じなのに、外飲みすると酔いは回るし、時間の経つのが遅いったらありゃしないよ。アチキは長尻がキライなんで、だいたいどの店でもサッと飲んでパッと帰るの。その伝からすると、ここでの時間の流れ方はちょっとね……でも、飲んだ後でお勧めなのが2Fの「リラクゼーション・ルーム」ね。
階段登って2Fへ行くと、リクライニングっていうの?なんかゆったりできる椅子が備えてあって、そこからの眺めは「絶景」とまでは言えない(そもそも緑と空の他には何も「ない」)けど、有料の自動マッサージ機とかもあって、のんびりゆったりできる。なんならもう、そこで仮眠とってもいいんじゃないかな。ただし、帰りのバスの時間に合わせてアラームをセットするのをお忘れなく。
本が好きな人なら、好きな本を持っていって読んでもいいと思う。1Fレストランのウッドデッキといい、2Fのリラクゼーション・ルームといい、創設時にはかなりの費用がかかったのではないかと想像する。建設費用の回収が何年先のことになるのやら、の笑えない話かもしれないが、疲れた身体と心を癒すのにぴったりの場所ではないかと思う。
さて「男鹿飲みプラン(1)」の経費は、交通費(バス往復)400円、温泉施設入浴代500円、併設レストランの飲食費(瓶ビール2本1100円、から揚げ550円、焼き鳥450円)の小計2100円、総計3000円でした。温泉入って飲み食いして、送迎バス付きのプチ飲みとしては、わりと上出来じゃありませんこと? いや、あんたを見てると、何かに復讐してるみたいでいたたまれないっていうかその……
いいんだ。どうせだれも見ていないんだから。まずは路線バスの時刻表を見て温浴ランドおがまで行って、帰ってこられるかどうか確認しないといけない。何しろ僻地の限界集落なのでバスの本数が絶望的に少ないのである。男鹿市の中心部でさえ、最終が午後5時過ぎなのだ。なになに、だいたい12時頃に最寄りのバス停を出て、到着は10数分後になるようだ。
で温泉に入って、からの昼飲み。くぅ〜、たまらんね。午後2時40分過ぎに温浴ランド発のバスに乗って帰ってくるプランになる。風呂と飲み食いをする時間がだいたい2時間とちょっとだから、ちょうどいいのではないだろうか。だれか連れ合いがいたら楽しいだろうけど、単独行になるのはいつものこと。アテはしょぼいと予想されるが文句を言ってはいけない。
はい、温浴ランドおが(なまはげの湯っこ)に到着しました。バスは全区間200円なのでありがたい。まずは温泉を楽しもう。でもゆっくり入って、とかできないんだよなあ。だいたいカラスの行水になっちゃって、そんなにのんびりできない。風呂から上がったらレストランへ。メニューを見ると……あらっ、ずいぶん縮小/削減傾向が進んでいるではありませんか。

まず焼き鳥が来ましたよ。焼き鳥屋ではないので、注文受けてから焼くとかするわけなくて冷凍なんだけど、それなりにおいしい。時間はたっぷりあるのだからスマホを取り出して眺めたりして「ながら飲み食い」しましょう。そうこうしているうちにから揚げが来ました。おっ、中々ではありませんか。これも冷凍だけど、いいの。
そもそも客の入りが予測できない辺境の地にあるレストランでござんしょう、客の数より従業員の数のほうが多いのが日常茶飯事なわけで、いちばん怖いのはロスじゃないですか。なので生の素材を仕込んでとか、ないない、絶対無理。むしろ冷凍食品の進化ってすごいんだな、と思うな。下手なお手製から揚げよりおいしいかもしれないよ?

家でぐだぐだ飲んでると「いつまでも、どれだけでも」いけそうな感じなのに、外飲みすると酔いは回るし、時間の経つのが遅いったらありゃしないよ。アチキは長尻がキライなんで、だいたいどの店でもサッと飲んでパッと帰るの。その伝からすると、ここでの時間の流れ方はちょっとね……でも、飲んだ後でお勧めなのが2Fの「リラクゼーション・ルーム」ね。
階段登って2Fへ行くと、リクライニングっていうの?なんかゆったりできる椅子が備えてあって、そこからの眺めは「絶景」とまでは言えない(そもそも緑と空の他には何も「ない」)けど、有料の自動マッサージ機とかもあって、のんびりゆったりできる。なんならもう、そこで仮眠とってもいいんじゃないかな。ただし、帰りのバスの時間に合わせてアラームをセットするのをお忘れなく。
本が好きな人なら、好きな本を持っていって読んでもいいと思う。1Fレストランのウッドデッキといい、2Fのリラクゼーション・ルームといい、創設時にはかなりの費用がかかったのではないかと想像する。建設費用の回収が何年先のことになるのやら、の笑えない話かもしれないが、疲れた身体と心を癒すのにぴったりの場所ではないかと思う。
さて「男鹿飲みプラン(1)」の経費は、交通費(バス往復)400円、温泉施設入浴代500円、併設レストランの飲食費(瓶ビール2本1100円、から揚げ550円、焼き鳥450円)の小計2100円、総計3000円でした。温泉入って飲み食いして、送迎バス付きのプチ飲みとしては、わりと上出来じゃありませんこと? いや、あんたを見てると、何かに復讐してるみたいでいたたまれないっていうかその……
【付記】
なにかに? ま、あえて言えば「運命」とか「人生」とか? なぁんてね。
なにかに? ま、あえて言えば「運命」とか「人生」とか? なぁんてね。
スポンサーサイト
入道崎にて
再起動?
近頃、ようやくネット開設することができました。
4月初旬に申し込んだのですが、
工事は5月末になる、と取扱業者はいうのです。
これが正常なのかどうか、わかりません。
でも「そういうもの」だと考えるほかありません。
駄々をこねる必要もなく、たとえネット開設できたところで、
主筆者の具合が良くないものですから仕方ありません。
色々ありましたけれど、
どうやら、再起動できそうです。
あ、別にしなくてもいいって?
だよね。
予告
【予告】
いま「あの男」は秋田のとある温泉街にいる。
観光ではなく、その地に住み続けるつもりらしい。
そして一度閉じたウェブログを再開する気になっている(本当かよ)。
全てを失った哀れな男の行く末はどうなってしまうのか?
次回は「ある」けれど、いつになるかは未定。
さあて、最後までサービス……することないよねえ。
【付記】
謹んで年頭のご祝辞申し上げます
本年もどうぞよろしくお願いします