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男鹿半島と周辺を歩く(196)秀(男鹿市船川)

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とある休日、船川の〈秀〉に行ってみた。とても人気のある店なのでランチタイムど真ん中を避け、午後1時を少し回ったくらいの時間にしたが、それでも駐車場はけっこうな数の車が停まっている。店の前だけではなく奥にも駐車スペースがあるので、車で安心して利用できると思う。今回は「しょっつるラーメン」(750円)にした。同じ値段でドリンク付きなのでお得感がある。

だけど前にも書いたけど別にドリンクとかいらないんだよね。だいたい水をセルフにしている店でいちいち水を取りに行ったりしないくらいだから。ラーメンにはスープもついているし別に水を飲まなくてもいいんだ。でもせっかくなのでアイスコーヒーをお願いして料理が来る前にサクッと飲んでしまった。店としても食後に飲み物でゆっくりされるより回転を速くしたほうが良さげなのにね。

さて料理が来ましたよ。叉焼、ネギ、メンマにナルト、そしてたっぷりの海藻が乗っていますね。スープは澄んでいて色は薄めで、飲んでみると動物系のダシがメインで魚介系は感じられない。しょっつるはハタハタなどの魚から作った魚醤で、最後にふんわり魚介の香りが漂ってくるのでそのせいかと思う。思ったよりクセのない味わいでおいしくスープを飲むことができた。

このスープをね、海藻と一緒にやるとうまい。海藻は小さいのでレンゲでスープと一緒にすくうようにするといい感じ。麺は中太の縮れ麺でゆで加減もちょうど良い。叉焼は豚モモ肉でいささか固めに感じるけど、これはこれでおいしい。バラ肉叉焼より脂が少なめなのでむしろこちらのほうが好き、という向きもあるだろう。メンマの味付けもよく、ネギとスープの相性もいい。

うまいんだけど、塩分はいささか強めだろうか。そして甘みがいくぶん強いように感じる。もっとも、甘みがないと味が決まらないのでどんなラーメンにも甘みの要素はあるのだが、比較的多数の人が甘めの味付けを好むという地域性によるものではないかと想像する。おいしいからと言ってスープを多めに飲むと、後で水を飲みたくなってしまうことってよくある。

全体にあっさりしているのでスルッといけてしまう感じだけど、脂がたっぷり浮いているのが好き、という向きにはお勧めできない。塩ラーメンが好き、という人には合っていると思う。スルッといけると書いたけど割と食べ応えもあって満足できた。これは私の場合であって、人によっては小さな丼のセットもありじゃないかな。たっぷりの海藻とスープが印象に残る一杯だった。


【付記】
さすがの人気店で、午後1時を過ぎても入店してくる人がいました。

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筑前煮(がめ煮)

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以前にも何度か書いたことがあるけど筑前煮(がめ煮)である。煮物の中で最も好きな物のひとつかもしれない。福岡県を中心とする北九州の地元料理で、鶏肉や根菜などを炒め煮にし、最後は汁気がほとんどなくなるまで煮詰めた「炒め煮+煮しめ」のような料理。北九州の地元料理だけど、今では日本全国に広まっているのではないかと思う。

何しろ「筑前煮用の水煮パック」が全国どこでも売られているくらいだ。本来は全て生(または乾物)の素材を用いて作るが、今回は簡便さも考慮して水煮とか冷凍の野菜も積極的に使うことにした。鶏モモ肉1枚、ニンジン1本、こんにゃく1袋、ゴボウ1/2本、生シイタケ適量と、水煮タケノコとレンコン、そして冷凍インゲンを使うことにした。分量的には3〜4人分かと。

こんにゃくは(ポリ手袋をはめた)手でちぎり、小鍋で軽く煮てザルにあげ放置しておく。ニンジンは皮付きのまま乱切り、ゴボウはタワシで軽く洗って斜め切りにして下ゆでする。鶏肉は食べやすい大きさに切って皮目から焼いて焦げ色がついたら取り出し、待機させておく。冷凍インゲンを除いた食材をだいたい同じ大きさにカットしたら、鶏肉を焼いた後のフライパンに入れて軽く炒める。

水を適量(具材が浸り切る手前まで)入れ、出汁パックを入れて煮るが、ない場合は粉末だしの素を使うとよい。酒大匙2、みりん大匙2を入れてしばらく煮たら、最後にうすくち醤油大匙2を入れ、鶏肉を戻してさらに煮る。うすくち醤油の大匙2の塩分量は5gオーバーだが、具材の総量は800gを超えているので問題ない。これを1回で全て食べ切るわけではないのでね。

好みによって砂糖を使うのもいいと思う。多くの場合、煮物には砂糖を入れると思うが、経験上使わなくてもじゅうぶんである。素材の色を楽しみたいのでうすくち醤油を使っているけど、写真の色をご覧になってどうですか? もっと色がついていたほうが好き、という向きや、もっと薄く仕上げたほうがいい、という向きもあると思う。ある程度煮たら、火から下ろして放置する。

この作業を、昼過ぎから行うわけですね。時間がない時はそのまま通しで作ってしまうが、一度火を止めて冷ましたほうが煮物はおいしい。夕方、そろそろ食べようかなという前に再度加熱して煮切るタイミングで冷凍インゲンを入れる。ガスコンロで沸騰するまで加熱したら、あとはストーブに移して蓋をしないで放置。たまに様子を見てヘラなどでひっくり返しながらね。

写真をご覧になると、軽くテリがついているのがおわかりになると思う。最後に煮切る際は鍋に張り付いてやるのをお勧めする。焦がしてしまうと全てがだいなしになってしまうので。自分の好みで選んだ素材を使っているが、里芋があったほうが好き、という向きもあるだろう。生シイタケを使っているけど干しシイタケのほうがうまい。冷蔵庫で3〜4日もつので、何回かに分けて食べた。


【付記】
たまにやると、本当においしいんですよね。28センチのフライパンいっぱいになりましたが、深めの鍋よりフライパンのほうがうまくいくような気がします。最後に煮切るときなんか特に。

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男鹿半島と周辺を歩く(195)園(男鹿市船川)

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某日、男鹿市船川の〈園〉に行った。同店は和洋中なんでもある老舗レストランで、隠れファンである。「男鹿飲みプラン」としてバスで行って飲んで、バスで帰ってくるプランの候補でもある。午後2時以降も休むことなく通しで営業しているようなので、昼過ぎに行って飲んでバスで帰ってくるのにもってこいの店。隣にランチ営業している〈秀〉もあるからいいよね。

だけど「男鹿飲みプラン」の第1候補に考えていた〈ミノッアカ〉が秋田市内に移転したようなので残念だ。どうして早めに実行しなかったのか自分でも後悔するけど仕方ないんだ。いろんな理由で、簡単にできる時とできない時がある。それだけの事さ。できればもっと利用したかったんだけどな。〈ミノッアカ〉が秋田市内でうまくいくことを心から願うよ。

メニューを見ると「タンメン」の下に「中華タンメン」とある。店の人に違いを尋ねると「タンメンは太めの麺で醤油味、中華タンメンは細めの麺で塩味」という。どちらも惹かれたが後者を選択した。他にも色々あるんですよ洋食とか。それだけではなくドリンクやスウィーツもたくさんあって、昭和な感じがまたいい。そういえばそんなのがあったな、みたいなね。

さて料理が来ましたよ。叉焼を中心にゆで卵、白菜、ネギ、モヤシ、ニンジン、そしてエビが乗っていますね。タンメンといえばたっぷりの野菜に豚肉を炒めたものをイメージするけど、この感じは町中華にある「五目ラーメン/五目麺」に近いかな。スープは塩味というだけあって色が薄めで、薄めの味付けになっている。飲んでみると穏やかな味わいで好みが分かれるかも。

動物系がメインのあっさりスープだが、豚とか鶏がはっきりわかる感じではなく、魚介系の感じは感じられない。麺は少し細めで繊細な味わいのスープに合っているように思う。人にもよると思うけど、全体にあっさりしているので物足りないかもしれないが意外に食べ応えがあって他に添える必要はなかった。思いきりガッツリいきたい向きはハーフ炒飯もあるから頼もしい。

ここの炒飯、中々おいしい。炒飯でビールも悪くないので、なんとか定食のご飯抜きと炒飯を頼んで一杯やるのもいいかもしれないね。限界集落においては存在してくれるだけでありがたいから。いや本当に、うだうだ言ってないで実行しないといけないよ? お店がまだあるうちにね。いつもそうなんだけど、あるから安心、とかやっているといつの間にかなくなっていた、なんてことがあるからね。


【付記】
あっさり、ほっこりした味わいでしたが、濃いめで脂たっぷりが好みの向きにはお勧めできません。

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Bump Of Chicken「Snow Smile」

とある冬の日、すき家で食事をしていたら店内放送(すき家ラジオ?)でバンプ(Bump Of Chicken)の「Snow Smile」が流れた。おそらく「*月になると聞きたくなる曲」という募集に応えたものと思われるが、内面的な歌や物語形式の歌が多い中で珍しく季節ものの歌であり、内容が飛び抜けてスウィートなのである。またダミ声でわかりにくいこともなく、比較的伝わりやすい。

歌詞1番は「冬が寒くて本当に良かった/君の冷えた左手を/僕の右ポケットにお招きするための/この上ないほどの理由になるから」と歌い出される。そして雪が降らないのを残念がり、まだ綺麗なままの雪の絨毯に二人で足跡の平行線を刻むのは「夢物語」だけど、叶わなくたって笑顔はこぼれてくる、と。この部分だけ聞けば、雪がないので夢物語なんだね、と微笑ましい二人に思う。

歌詞2番は「二人で歩くには少しコツがいる/君の歩幅は狭い」と歌われ、二人で過ごした瞬間を胸に刻みつけておこうとする(できるだけ時間をかけて景色を見ておくよ/振り返る君のいる景色を)。サビの「まだ乾いたままの空のカーテン……」は比喩が少しわかりにくいけど、二人で歩いて足音を響かせる、ということだろう。しかしそれも「夢物語」なのである。

ということは、この二人は並んで歩くことさえしていないのであり、「彼女の左手を僕の右ポケットにお招きする」ことも「僕」の想像(妄想)である、とわかる。よくある「もしデートできたら、あれもこれもしたい」という類のね。一見ラブソングと勘違いしてしまう甘い歌詞に包まれているが、本質にあるのは二人の間の絶望的なまでの距離感ではないかと思う。

歌詞の中では明らかにされていないけど、この二人の関係はどのようなものだったのだろう。高校のクラスメイトだったかもしれないし、部活動の仲間だったかもしれない。あるいは大学の同じ学部やサークル仲間だったのかも。いずれにしても手をつなぐことも並んで歩くこともしていないのだから、遠くからただ彼女を見ていた、という感じではないだろうか。

だからこそ「君のいる景色をできるだけ時間をかけて見ておこう」とするのであって、これからしばらく一緒にいると約束された関係ならそうはならないだろう。だってそうする必要がないのだから。君と歩く夢が叶わなくても「笑顔は教えてくれた/僕の行く道を」と歌うが、そのときすでに「僕」は「僕の行く道」に彼女がいないとわかっている。ていうかそうするしかなかったと想像する。

なので「Snow Smile」はラブソングではなく、むしろ決別の歌なのだが、彼女との決別ではない。そもそも彼女との間に関係ができていないのだから。決して叶わない彼女への想いをよせる自分自身との決別というべきだろう。その意味で、この歌はバンプの内面ソング中の内面ソングといえる。そして「僕」は「君と出会えて本当に良かった」と今でも(歌の中で)思い、その思い出を胸にしまいながら「僕の行く道/君のいない道」を歩いている。



【付記】
2002年に発表された5thシングルですが色褪せないですね。

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すき焼き風炒め煮

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3月も中旬となり、氷点下になる日もほとんどなく、もうタイヤ交換をしようかという人もいるくらいである。こうなるとキッチンに立つのも苦でなくなるので、料理しようかという気持ちになる。どこにでもある材料で、家にある調味料で料理をするとなると、すき焼き風の味付けになることが多いのではないだろうか。いわゆるすき焼き風煮も肉豆腐も同じ味付けであるといえる。

砂糖、醤油、酒、みりんを使った味付けだが、これに出汁を入れて汁気たっぷりで作るやり方もあり、その際うすくち醤油や白醤油を使うと素材の色が楽しめる。反対に濃口醤油を使って色をしっかりつけるやり方もあって、ご飯のおかずにするならむしろこちらのほうがいいかもしれない。今回は豚バラ肉、玉ねぎ、糸こんにゃく、冷凍インゲンを使ってすき焼き風炒め煮にしよう。

本当は肉じゃがにするつもりだったんだけど、冷蔵庫にあると思い込んでいたジャガイモがないのだから仕方がない。まず最初に生糸こんにゃくを軽くゆで、水気を切ったらフライパンで乾煎りし、水気を飛ばしたらザルにあけて放置するが、これはやらなくてもいいと思う。豚バラ肉薄切りは食べやすい大きさに切っておく。玉ねぎ1/2個はざっくりとくし形に切る。

フライパンに油を引かずに豚バラ肉を並べてから点火する(中火)。豚肉をひっくり返したら粉末黒糖(小匙1)を肉の上にかけ、濃口醤油を入れて軽く炒める。これは関西のやり方で、牛肉をまずこうやって焼いて食べる。でもまあ、温泉旅館などで中居さんがそうしてくれるから食べるわけで、一般家庭なら焼いた牛肉を鍋の端に寄せ、他の具材を入れて炒め煮にするんじゃないかな。

玉ねぎと糸こんにゃくを入れて全体に絡めたら、酒を入れて蓋をして蒸し焼きにする。7〜8分程度でよく、蓋をとったら冷凍インゲンを入れて汁気がほとんどなくなるまで煮詰める。ちなみに蒸し焼きと煮詰めはストーブで行った。春も近いとはいえ、まだ夜になると10度以下に気温が下がるのでね。最後の煮詰めはフライパンに張り付いてやるのをお勧めする。

さて、すき焼き風炒め煮ができましたよ。私の作る料理の中では色が濃いほうだと思うが、玉ねぎや糸こんにゃく(しらたき)の色からすると「もう少し濃いほうが好き」という向きもあるかと思う。溶き卵につけないし、ご飯のおかずにもしないので、さほど濃い味付けは必要ないのでして。酒のアテとして作ったからできるだけ甘さは抑えめに調節してある。

分量としては2人分ですね。写真をご覧になっても汁気がないのがおわかりかと。関西風のやり方をする、そして色をしっかりつける(ついてないですけど?)のが今回のコンセプト。関西風のやり方に慣れていない向きは、めんつゆとか割下を使うといいと思う。白菜とか白ネギ、豆腐などを入れて汁たっぷりのすき焼き風煮にしてもうまいんだよな。


【付記】
関西風というのなら牛肉を使うべきでしたが、豚バラ肉とか鶏肉でやるすき焼き風もおいしいと思います。

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只野乙山

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⚫︎ できれば「只野乙山=ただのおつざん」とお読みくだされば、と思います。

⚫︎ 文字中心のウェブログ。ほとんど一話完結で、どの記事をご覧になっても楽しめ(?)ます。文字数だけなら一冊の本に匹敵(凌駕?)するほどありますので、ごゆっくりどうぞ。

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